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久米川 手繰りや 玄治  かさね 864円 [日本蕎麦]

2016年9月5日
Genji.jpg
久米川 手繰りや 玄治  かさね 864円

久米川にご縁ができるとは思わなかった。
仕事をして、少しだけ時間が余った。緊張をリリースしてから家に帰りたい。
周囲のお蕎麦屋さんを調べて、、、このお店まで携帯、ではなくスマホに連れて行ってもらった。スマホがなければ一見さんの私には絶対にたどり着かないようなロケーション。世の中便利になったものだ、と技術の進歩にとりあえず感謝。

手繰りや という、ちょっと凝った店名に気後れしながらもどんどん中へ。ビルの一階、おそらく昔はお蕎麦屋さんではなかったのだろうな、という作りのお店だ。椅子に腰をおろすと背の高い、目鼻立ちのはっきりとしたきれいなオネイサンが応対してくれる。様子がわからないのでいつものようにおおもり、、、、がないので重ねをお願いした。あとでしげしげとメニューを眺めたところ、機械挽きではなく玄蕎麦を手挽きしたお蕎麦があるのだという。次の機会にはそれをお願いしようと思った。

時間もお金もあり、気持ちにも余裕がある。メニューを見ると、おいしそうなお酒が数は少ないが用意してある。故あってお酒を控えている身の上なのだが、、、、お蕎麦を待ちながらお酒を呑めないせつなさに身をよじる。お水をたくさん飲んで何とかしのぐ。オネイサンもよく気が付き、水を足してくれた。お酒飲みたさに冷や汗をかいていたことはばれていないと思うが。ほどなく重ねが到着した。なんとかしのいだぞ。

四角いお盆にのった長四角のせいろが二枚。小皿にはこんもりとしたひと手間加えた山葵と、それからワイルドなさらし葱の輪切り。これだけでお酒が呑める、、、いやいや今日はだめなんだ、、、ここでお水をコップ一杯、、、。気を取り直してお蕎麦にいこう。

お蕎麦はやや平べったい、手打ち手切りのもの。星は目立たず表面はややざらりとしている印象。やや太めでエッジも丸まっているので十割なのか?とも思ったのだが、全体として多少なりともつなぎが入っている印象。数本手繰ってみると、、、おお、、、いい薫りだ。栗のような穀物の甘美な薫りに酔いしれる。小麦もすこしだけ薫るように自分は感じた。

蕎麦つゆは、、、これは徳利のようなものに入れられて供され、私の好きなスタイル。血圧の問題もあるので、蕎麦つゆは最小限にしたいのだ。醤油成分とカツヲ成分がほどよく熟成され、混然一体となっているのだが、その中で地味に力強く、ザラメ的な甘さが主張している。しかし基準としているまつやのものほどは甘くないようだ。いい蕎麦つゆだ。しかし最近まつやもご無沙汰している。今度無理して時間をつくろう。お蕎麦になかなか力があるので、お蕎麦の7割程度、蕎麦つゆをくぐらせるとバランスが良いようだ。喉と歯の両方で楽しむような、本格的なお蕎麦だ。

もう一つ、特筆すべきこととして、お蕎麦の盛りの多さをあげておきたい。私はいわゆる銘店盛りをあまり喜ばない人間だ。おいしいものは誰だってお腹いっぱい食べたいに決まっている。やせ我慢をして銘店盛りを受け入れる必要などないのだ。このお店のお蕎麦の盛りは大変気前よく、せいろ一枚でも有名店の大盛りに相当するか、それ以上の量がある。これは素晴らしい。心ゆくまでこのお店のおいしいお蕎麦を堪能できる。しかしいくら太めのお蕎麦であるといってもお蕎麦は生き物だ。供されたら味が変わらないうちにどんどん手繰っていくに限るけれども。

そんなこんなで、良質なお蕎麦を心ゆくまで楽しんだ久米川の夜だった。
神田とは違う感じ、ちょっと離れた地方都市の感じがお蕎麦にも漂っており、やや垢抜けない部分がむしろ誠実さと感じられて、個人的にはとっても気に入った。ご亭主がややお疲れのようで、蕎麦打ち場で倒れるように眠っているのが気掛りだ。体を大切にしてお店を続けていただきたい、と強く願っている。二日酔いとかなら良いのだが。

写真のアングルが悪いのは急いでいたので許してください、、、。

良い;北多摩にある本格的なお蕎麦屋さん。材料も、調理もよいが、何といっても盛りの多さ、、、ご亭主の心意気がうれしい。手打ちの良質なお蕎麦を、心ゆくまで楽しめる。花板さんの客あしらいも大変結構でした。日本酒もいいものを置いてあるようだ。夜もたのしいのではないか?地元の方々がうらやましい。
もっと良くなる;このままでいいと思います。
また行く?;Yes たびたび通っても飽きがこないのではないか。次はせいろと手挽きの両方を試してみたい。
総括;北多摩の比較的小さな町の駅前にある、とても誠実で良心的なお蕎麦屋さん。あまりなじみがない土地柄なのだが、地元の方々に人気があるお店であることは間違いないだろう。お酒もサービスもVery goodだ。ああ、このお店で心行くまで呑んでみたいな、、、。


2016年10月 再訪 二色せいろ 972円

運よく再訪できた。今度は十割田舎蕎麦であるという手挽き蕎麦とせいろ蕎麦の組み合わせの二色せいろをお願いした。前回同様、すらりとした花板さん、低く流れるJazz、コンクリートのビルだが内装はWoodyな感じ、、、私には居心地のいい空間だ。しばしのんびりとした蕎麦屋時間を楽しむ。まず最初に供されたのは普通のせいろ。こいつは前回同様、盛りがとてもよく、一枚でいわゆる銘店の大盛りをしのぐボリウムだ。安心安全、信頼のお蕎麦だ。あっという間に手繰り終えると、次はタイミングを見計らって手挽き蕎麦が供された。いわゆる挽きぐるみというやつだろう、荒っぽい星がそこここに散っている。野趣豊かなLooksを楽しむ。おそらく手打ち手切りのお蕎麦は、表面にいかにもといった穀物の粒子を感じさせる粒々が光り、エッジがやや丸まった中細のお蕎麦で、手切りであるからこそ、比較的短い仕上がりだ。これこれ。こういうのが食べたかったのよ。洗練されてはいないが、じんわりと薫ってくるお蕎麦を数本手繰ってみると、舌の上で暴れ、喉をこすりながら胃に収まっていく。よしよし、なかなかいい。こいつも四角いせいろの上でこんもりうねうね、たっぷりとほほ笑んでいる。スバラシイ。

いわゆる銘店と比較すると洗練の度合いは足りないかもしれないが、上質な、しかも二八?と十割を同時に、しかもしかもたっぷり心ゆくまでたくさん楽しめる、、、都心を離れたお蕎麦屋さんはこうでなくっちゃあ、というのが今日の感想だ。

たっぷりと供された蕎麦湯を、いつものように三杯楽しんで、幸せな気分でご亭主にお礼を言ってお店を後にした私だった。こんなうららかな午後が、また近いうちに訪れるといいな。



2016年11月 再訪 二色せいろ 972円

きょうも大変結構でした。大将が疲れ切って調理場で倒れるように眠っているのが気にかかる。
おそらくおかみさんと思われる方も感じがいいし、背の高い娘さんと思われる女の子も
可愛くて清潔感があってスバラシイ。居心地のとてもいいお店だ。1000円札一枚でこんなに幸せになれるなんて、、、。
今日もごちそうさまでした。また伺います。地元の人は幸せだ。


2016年 ⒓月 再訪 二色せいろ 972円

きょうも大変結構でした。いつものお蕎麦といつもの蕎麦つゆ。花板さんも軽快に動き回っており、平均年齢が高いカップルがどんどん入店してきて活気がある。いい雰囲気だ。無念無想の、それでも幸せな蕎麦時間を過ごさせていただいた。

支払いを済ませて板場を覗いてあいさつすると、大将がいない!やや若く、すこし大きい男性が板場を仕切っておられるようだ。しかし少なくとも私には、味の違いは全く感じられなかった。それでも大将がいないと寂しい。大将カムバック!

自分はお蕎麦に関しては、週に一度位でいいので、このお店に足を運ぶことができれば満足だ。すべてが私にちょうどいい。今日もごちそうさまでした。かつて体調を崩してお店を一時休んだという話を伺ったので、大将が心配だ。


2017年 1月 再訪 二色せいろ 972円

きょうも大変結構でした。いつものお蕎麦といつもの蕎麦つゆ。花板さんもいつも通り感じが良い。短時間ではあったが、幸せな蕎麦時間を過ごさせていただいた。蕎麦つゆの味がいつもと少し違っていた。名人でもこれくらいのブレはあるんだなあ、とフムフムさせていただいた。今日もごちそうさまでした。もう少し時間があればなあ、、、。


2017年 3月 再訪 重ねせいろ 864円

その後何度かお店に振られてしまった。当然だが地元の人気店らしく、お客さんが列を作って待っている。貧乏暇なしの私は、残念ながら待たせていただく時間がなかったのだ、、、残念。しかし本日は仕事が早上がり、いそいそと足を運ぶ。おお、お客さん誰もいないぞ!

それでさっそく喜び勇んでオーダーを通したのだが、いつもの二色をお願いするつもりで間違って重ねをお願いしてしまった。しかしこれはこれで大変結構。蕎麦ツユの仕上がりにぶれがあるのもいつも通りなのだが、それはそれ、合格ラインは軽々とクリアしており、お蕎麦全体としては大変結構でした。ご馳走様でした。いつもの花板さんは若い背の高い女性、ボーイッシュで清潔感があって好感をもっているのだが、今日は女性らしくばっちりとフルメイク。なにかあったのか?これからデートとか?興味津々であった。次回が楽しみだ。もう少し生きてないとね。



2017年 4 月 再訪

お昼に満席でふられ、夜にまた予約でいっぱいになっていてふられた。お店が繁盛していることはとっても嬉しいのだが、ちっと切ない気持ちになったオヤジなのだった。頼むオレにもお蕎麦を喰わせてくれ、、、。



2017年 4月 再訪 二色せいろ 972円

今日のせいろは完璧だった。おそらく打ち立てのお蕎麦を口にする幸運に恵まれたのだろう。お蕎麦の穀物特有の甘い香り、粒々した蕎麦肌?、のど越し、味わい、、、、。大変結構でした。いろいろとお蕎麦を食べてきて、自分なりの好みがはっきりとしてきたのだが、今日のせいろは自分の好みそのものだった。もう一枚追加しようと思ったがはしたないような気がしてやめておいた。しかし食べておくべきだったなあ。いつもの挽ぐるみ田舎蕎麦(手挽き)も、もちろん結構でした。



2017/9 再訪 二色せいろ 972円

今日のお蕎麦はやや太めに切られていたのだが、気分の問題なのか故意に変えておられるのか。おそらく後者なのだろう。蕎麦つゆはやや甘みが強く、全体に濃い感じであった。昨日はきつい仕事をしたにもかかわらず、お酒も嗜むことができず、ここのお蕎麦をずっと夢見ていたのでお店のテーブルに着いたときはホントに嬉しかった。今日も大変結構でした。ごちそうさまでした。今日も幸いにして“おいしいお蕎麦でおなか一杯”という夢を実現できました。とりあえず幸せだ。



2017/9 再訪 二色せいろ 972円

今日も大変結構でした。ごちそうさまでした。
贅沢な話だが、すこし飽和気味になってきた、、、。



2017/10  再訪 二色せいろ 972円

今日もおいしかった。お腹いっぱいになった。
飽和するなんてとんでもない。
とっても満足しました、ありがとう。



2017/11-1  再訪 二色せいろ 972円

今日もたいへん結構でした。
とっても満足しました、ありがとう。
週に1回くらいは通いたいな。
伺ってみたところ、L.O.は1930だそうな。
敬愛する先輩を誘おうかどうか迷っている。
だってお店がはねた後、行くところがないんだもの。


2017/11-2  再訪 二色せいろ 972円

今日もたいへん結構でした。
サイコウに満足しました。
早い時間によくお目にかかる小柄な花番さんも
とっても感じの良い方で落ち着きました。
お酒を楽しめないことだけが残念。



2018/1-1 再訪 二色せいろ 972エン

本日も、運がよければこちらのお蕎麦を楽しむことができるのだが、
どうなるのだろうか?雨が降ると天気予報は言っているけれど、、、。
乞うご期待、というか自分自身がお蕎麦に期待している。  
やっぱり今日も大変結構でした。


2018/1-2  再訪 二色せいろ 972エン

すこし待たされたけれど、いつも通りのおいしいお蕎麦でした。
待つ価値は、十二分にある。
今日は珍しく蕎麦つゆの”出汁感”が足りなかったようだ。
それでも心から満足してお店を後にした私だった。
仕事前だったので、お葱を食べられなかったことだけが残念だ。

待っている人がたくさんいるのに、のんびりと昼間から一杯やっている
カップルがいた。日本人としてちょっと複雑な気持ちになってしまった、、、。


2018/2‐1 再訪 二色せいろ 972エン
        屋守    972エン

今日も大変結構でした。
短かめのお蕎麦が多かったのがちょっと残念。
お店がすいている時は、大きめのテーブルに座らせてほしかったかな?
地元で醸されている屋守もいつもながら大変結構でした。
ごちそうさまでした。
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鎌倉 竹扇  せいろ大盛り 870円 [日本蕎麦]

鎌倉 竹扇  せいろ大盛り 870円

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生まれた場所にごく近い鎌倉に未だに親近感を感じており、疲れてしまうとこのあたりを訪れることが多い。鎌倉で蕎麦、というのはあまり考えたことがないのだが、目についたお蕎麦屋さんに足を運んでみた。観光でにぎわう場所からは少し離れた、鎌倉駅西口の、市役所からほど近い、地元の方々の生活を感じさせる街角に竹扇はある。街のお蕎麦屋さん、という認識で、大変失礼ながら多くを期待せずに暖簾をくぐった。

テーブル数個に小上がりがあり、おばちゃんたちが元気よくはたらいており(Webで確認すると家族経営とのことだが、一族にあんなにたくさんおばちゃんがいるのだろうか?なんかすごいな)、地元の方の生活に溶け込んだお蕎麦屋さんそのものだ。しかしBGMに有線と思われるJazzなどが流れており(年季の入ったオーディオを現役で使っておられる)、ちょっとだけ専門店的な雰囲気も漂っている。ともあれ、私のOrderはいつでもどこでもせいろ大盛りだ。店内は幸いにしてあまり混んでいないのだが、かなり時間をかけてお蕎麦が到着。プラの角盆に四角いせいろ、蕎麦つゆは徳利に入った私が好む形で提供された。小皿にはそっけなく、輪切りのお葱と生山葵。鎌倉は自然が豊富ということもあり、双方ともに鮮度が高いようだ。そのままお酒のつまみにしたい感じ。それでお蕎麦はどうだろうか。中細でエッジが立っており、長―いお蕎麦。調理は手際よく丁寧に行われているようで、ちょうどよい茹で加減。機械打ち機械切りであることはほぼ間違いなく、二八かそれ以下のお蕎麦、、、と思ったが、意外なことに鮮烈なお蕎麦の穀物香が。おお、いい薫りだ。意外と期待できるかも。お鼻ピッタリでしばしお蕎麦の高貴な薫りを楽しませていただく。穀物の甘い薫りが長くは続かず、一瞬で終わってしまうのはナゼ?ちょっと寂しいがまあそれはいい。そのお蕎麦を数本手繰ってみると、歯ごたえ良し、歯切れはもうすこしねっちょり感があってもいいが悪くなく、喉越しも大変結構。十分満足だ。蕎麦つゆは、、、と。海沿いのお蕎麦屋さんは、カツヲがおそらく廉価に入手できるためなのだろう、出汁が強めでちょっとシャバシャバ、濃厚感とまとまり感に欠ける、といった漠然とした印象があるのだが、ここの蕎麦つゆはどうだろうか。セオリー通り出汁は強め、お醤油の発酵感と濃厚感はやはりやや薄め、甘みは少な目、まとまりは弱め、といった感じで、やはり“海岸沿いお蕎麦屋さん系”に属するようではあるが、それはそれでなかなかおいしい。ちょっとだけそのまま呑み干して、蕎麦つゆの味をじっくりと楽しんだ。お蕎麦を半分少しくらい蕎麦つゆにくぐらせることにして、あとはもう夢中で、短いが濃厚な蕎麦時間に突入した。無念無想というやつだ。あっという間に良心的な量の大盛りを平らげ、それから、別仕立てで濃厚にしつらえた、薄いポタージュ状の蕎麦つゆを全て楽しみつくしてお店を後にした。

期待を裏切る、なかなかおいしいお蕎麦だった。街の気軽なお蕎麦屋さんで行くのか、専門店で行くのか、それとも最近西口にも増えつつあるという観光客(何を見るのだろう?)を目当てにしているのか、今一つはっきりしないが、おなかがすいたらまた足を運んでもいいかな、と感じさせたお蕎麦屋さんだった。ごちそうさまでした。

その後ちょっとだけWebで調べてみると、二階には座敷があるそうな。なるほど、やはり基本は街のお蕎麦屋さんだったのね。納得納得。街のお蕎麦屋さんだけどなかなか実力もあるよ、という方向性を明確に打ち出していけばいいのかな、などと勝手に考えて自己満足。



2017/7  再訪  せいろ大盛り 870円
散策の最後に竹扇で足を休めることに。炎天下を何時間も歩きづめに歩いたため喉がカラカラだ。花板?のオバサマはよく客をみており、私がコップを空けると何度でもお水を入れてくださる。ありがたい。喉が渇き、疲れ切り、体もほてっているためビールなど嗜みたいが、ここはじっと我慢だ。

供されたいつも通りのお蕎麦は、ことのほかおいしく感じられてあっという間に手繰りきってしまった。塩分を体が要求しているためか、いつもはやらない蕎麦ツユ一気飲み。血圧はどうなった?さらに蕎麦湯を全て楽しみつくし、ようやく人心地ついて岐路についた私であった。空腹は最高の調味料、という、言い尽くされた言葉の意味を体で理解した夕べであった。とてもおいしかった。ご馳走様でした。


2017/7  再訪 せいろおおもり 870エン

珍しく混雑した食事時に伺った。私の注文はいつも通りせいろおおもりだ。ずいぶん待ってからお蕎麦が到着。混んでいるので待ち時間に文句を言うつもりはない。しかしお蕎麦をしげしげと観察すると表面が乾いており、手繰ってみると、、、お蕎麦が饐えている。これは許せない。切れそうな気持が落ち着いてからじっくりどうするか考えた。何度も手繰ってみて、お蕎麦が饐えていることを何度か再確認した。それで、私は結局すべてのお蕎麦をいつも通り手繰らせていただくことに決めた。腹が下るのなら下ればいいさ。蕎麦湯も全て飲み干した。満たされない気持ちで家路についた私なのであった。忙しいのはわかるが、調理して何らかの理由で時間が経ってしまったお蕎麦を客に供して許されるものだろうか?I will give you one more chance, ok?電車で大酒を呑んでふらふらになって帰宅した。家人はあきれていた。


2017/8  再訪 せいろおおもり 870エン

ということで再訪だ。今回は幸いにして“特別ではないがおいしいお蕎麦”を食べることができた。一安心だ。前回のことは忘れてしまおうと思う。お蕎麦は分刻み秒刻みに味も薫りも変わっていく生鮮食品なのだ。お蕎麦屋さんでその事を理解していない方はおられない筈だ。生鮮食品はやはりそれなりに扱う必要があるのではないか。言いたいことは山ほどあるが、また伺おうと考えているのでよろしくお願いいたします。



2018/2 再訪 せいろ 大盛り 870エン (730+140)
       天青  一合  600エン

久しぶりの竹扇だ。店内は結構混んでいて、体の大きい私はあまり好まないカウンターに。目前の壁は出窓の内側のような構造になっており、圧迫感がないのは救いだ。高齢のお金持ちそうな男性二人に挟まれてお蕎麦を待つ。珍しく週刊誌などをパラリ。割と清潔な店内なので落ち着くなあ。それで、このお店では初めてなのだが、蕎麦前を楽しんでみることにした。鎌倉で呑むならやはり神奈川県内で醸されている天青だろう。かなり冷えたものが白い徳利で供された。温度が低いためか、上立ち香が抑制されてしまっているのが残念だ。しかし悪くはない。おそらく特別本醸造であり、フルーティな印象は弱い。一緒に供された漬物をポリポリと楽しみながらお蕎麦を待つ。時間は気にならない。

意外とはやく出来上がったお蕎麦はいつもと違う?お蕎麦は太め、エッジは鋭めで、星が男性的にたくさん散っている。しかしお蕎麦の薫りが強く立っているわけではなく、むしろつなぎを強く感じさせるあたりが面白い。竹扇のお蕎麦ってこうだったっけ?数本手繰ってみると、ちょっとゴリゴリ、ムチムチした噛みごたえなのだが、なぜか喉越しは良好。蕎麦つゆはいつものカツオ弱め、小魚を感じさせる出汁が効いたやや弱めのもの。しかし今回は全体のまとまりがよく、強めの蕎麦つゆのように感じられた。それでもお蕎麦が勝ってしまいそうなので半分くらいくぐらせることにした。薬味の薄い輪切りの蕎麦、生山葵もなかなか結構で、お酒と合うのがうれしかった。

というあたりで待ちに待った蕎麦時間に没入し、例によってあっという間に終了。お蕎麦のもりがいつもより良かったような気がして嬉しかった。蕎麦湯は記憶の中のものと比較するとよりクリーミーで大変結構だった。

神田のものとは方向性が全く違い、洗練度もさほど高いとは言えない。しかし趣味蕎麦と山蕎麦?の間の、いい感じのお蕎麦で、充実した時間を過ごさせていただいた。都心とは違ったなんだか少し垢抜けない店内の感じもなんだか心地よく、全体にとっても満足。ありがとうございました。


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”結晶化”したもの② 自転車  Fuji Feather [雑文]

”結晶化”したもの② 自転車  Fuji Feather


Fuji  Feather.jpg
自転車に真剣に乗ったことのある人ならわかると思うのだが、変速機がついていないシングルスピードバイクというのは街乗りには適さないと思う。平坦なトラックで思い切り走るのであれば話は別なのだが、山あり谷ありの街乗りであれば、少なくとも数段のギアが必要だ。しかしFuji Featherにはそのような便利・軟弱な機能はついていない。この自転車についているのは最低限の磨き上げられた機能だけであり、ブレーキがついているのが奇跡のようなスパルタンな設定だ。大きなホイール、低く設定されたドロップハンドル、思い切り漕ぎ倒すように設定されて高い位置に固定されたサドル。本来は必要がないブレーキワイヤなどは、スチールのベルトで申し訳程度にトップチューブに固定されている。当然のことではあるが、泥除けやキャリアなど、走りには基本的に必要のない機能は一切省かれている。

それでも走りに関係する機能だけはおごられており、中でもフレームのサイズは細かく設定され、国産の自転車には珍しく、身長が6㌅以上ある私のような巨人でも、自分にぴったりと合ったサイズのフレームを選ぶことができる。本来当たり前なのだが、その当たり前の事をあくまでもきちんとやっていることにメーカーの良心と本気を感じる。現在の拙宅にこのような大柄な自転車を置くことは不幸にしてできないが、事情が変わってガレージを持てるようになったらこいつを手に入れようと思っている。この自転車が生産されなくなるようなことは、おそらくないと信じている。

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Kamakura 2017/12-1 [Kamakura]

Kamakura 2017/12-1

内藤家墓所.jpg
ということでまた鎌倉に。私にとってこの場所を訪れることは“命の洗濯“そのものだ。京都などもそぞろ歩いてはみたが、鎌倉の近くで生まれ育った私の場合は、他の場所ではどうも駄目なようだ。洗練されていないのがいい。規模が大きすぎないのがまたすごくいいのだ。

海沿いのお気に入り、光明寺の近くを通りがかったので、そそくさと拝観させていただいた。こんな素晴らしいお寺なのに、閑散としているのが信じられない。なので静かにお参りを。健サンのお墓にお参りして鎌倉アカデミアの碑に頭(こうべ)を垂れて。このお寺は宗教について難しいことを知らない私のようなものにとって敷居が低いのだが、背後にある歴史や物語はたいそう豊かだ。

これまで何度か、お寺の裏手にある空き地のようなところから、物凄い”気“のようなものを感じて足を運んだのだが、何も知らなかった私は(今も大して知らないが)、この場所を古(いにしえ)の”塔“の置き場のようなものだろうと思っていた。それにしては重々しい雰囲気が漂っているのは何故だろう、と、愚かにも思い込んでいたものだ。

それで今日も私は、招かれるようにしてそのあたりを歩き回った。すると内藤家の墓地であることを示す看板が目に入った。そうか、ここがそうなのか。愚かな私は、ここに至って初めて、ここがどのような意味を持つ場所であるのか、理解することができた。日向延岡の城主である内藤家代々のお墓であるならば、粗忽な私が強い”気“のようなものを感じたとしても不思議はないだろう。
和賀江嶋.jpgその後憧れの和賀江嶋をついに実際に目にすることができ、妙本寺 (2).jpg
















大満足した後にしつこくいつもの妙本寺を拝観、大満足して帰途に就いた。

今日もいい一日だった。

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Kamakura 2018/2-1 [Kamakura]

Kamakura 2018/2-1

妙本寺.jpg
世の中嫌な事ばかりだ。もうこれ以上は持ちそうになかったので無理やり時間を作って鎌倉へ。電車が止まってしまったり、雪が降ってきたり、信じられないことが起こって何度か空振りをした後だったので、すごく嬉しかった。神様ありがとう。

<本日のコース>
寿福寺→源治山経由で海蔵寺→安国論寺→妙本寺→祇園山ハイキングコース→腹切りやぐら→鶴岡八幡宮 歩き足りなかったが家族のケアをするためにここで帰途についた。何十年ぶりになるのか覚えていないのだが、八幡様の宝物殿に足を運んでみた。詳細は記さないがものすごくびっくりした。200エンだった。皆様もドウゾ。

安国論寺で、急な階段を上ったり、山道を歩いたりしたのだが、自分の身体能力が一時期よりも回復している事を確認することができ、ちょっと嬉しかった。結構険しい道なので、転んで怪我をするような人も結構いるのではないだろうか?

大好きな妙本寺の裏の、ちょっと無理っぽい山道を登ると、何度も歩いた祇園山ハイキングコースにつながることを身をもって確認することができたことは小さな収穫。私はなぜか日蓮にゆかりが深いお寺を好きになることが多いようだ。妙本寺がどうしようもなく好きだ。

ともあれ、やっぱり鎌倉は最高だ。鎌倉に行くことさえできれば、私の心はいつだって瑞々しさを取り戻すことができる。


翌日はなんということもなかったのだが、翌々日になると足の裏やふくらはぎが痛み出した。ハイキングコースを喜々として歩き回ったのが悪かったのか?また足にかなり負担がかかるチロリアンを履いて歩き回りたいのだが、暫くは待つしかないのだろうか。歳をとるってちょっと切ないな。
タグ:鎌倉
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USACG社ギブソンスケールネックを発注 [音楽]

USACG社製 ギブソンスケールネックを発注

言うまでもないことだが私はTelecasterフリークだ。しかしヘッドだけはストラト、それもラージヘッドが気にいっている。Teleのボディにストラトヘッドの組み合わせは、往年のTelecaster Deluxeを想像させるかもしれないが、私は普通のテレ、しかしフロントにギブソンサイズのハムを乗せてそれ以外は普通のテレ、というのが好みなのだ。私の場合は、長年楽器と付き合ってきた中で、いろいろあってこのような仕様に落ち着いた。自分でそんな作りのテレをアセンブルして結構満足している。

最近、死ぬまでにJazzをある程度弾けるようになりたい、という野望がむくむくと湧き上がって困っている。夜間は拙宅ではフルアコを思うように弾けないため、やはりテレを手にする機会が多い。しかしテレのスケールはフェンダースケールであるため、Jazzの変態的なコードを抑えると厳しいことも多いのだ。わかる人にはわかるだろう。それで、もう楽器を増やすのはほとほと嫌なのだが、USACG社にギブソンスケールのネックを発注した。こいつにフラットワウンドを張ってみたいのだ。久しぶりにウェブサイトを覗いてみると、ローズは輸出できないとか、塗装はもうやめたとか、新年になったら値段を上げるとか、悲しいことがいろいろ書いてある。しかし案ずるには及ばない。塗装こそしてもらえないものの、あのすばらしいU社のネックがたったの200-300ドルで手に入るのだ。高くはないと思う。

なので、ギブソンスケールのテレネック、ただしヘッドはラージストラト、指板はいろいろ考えてエボニー、ポジションマークはサイドのみ、ロッドはビンテージスタイルというものを発注した。ネックのプロファイルはあのすばらしいThe 63だ。これはTommyが持っている63年物のストラトからデータを取ったという、手に吸い付くような素晴らしい形をしている。一度手にすることをお勧めしたい。指板はアールの大きいコンパウンド、フレットはやはりビンテージスタイルの細くて低いものにした。1-2か月待ってくれとのことであったが、急ぐことはない。楽しみに待つことにしよう。塗装に関しては、どうやって仕上げるか、具体的にもう考えてあるのだが、それは物が届いてから報告したいと思う。お暇な方は乞うご期待。

Fホール付きのシンラインボディにも興味があるのだが、もういい加減にしておこう。
体は一つしかないからね。

12/29 発注
1/16 Processing
1/24 Processing
2/4 Processing
2/11 Processing 今後は毎月1週間しか注文を受けないそうな。残念だ。

タグ:usacg
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Telecaster Custom [音楽]

Telecaster Custom

現在手元にある唯一のFender がTelecaster Customだ。円が強かったころに、あまり深く考えずに買ってしまって未だに手元にある。70年代前半に作られたフロントだけにハムが乗っている楽器を数年前に復刻したものを手に入れた。オリジナルはポリ塗装なのにこいつはラッカーで塗ってあったりなど、スペックだけで言えばオリジナルよりも多少改善されているようだ。加工精度も悪くない。しかし生音で弾くとなんだかしけったような音しかしないのが気に入らない。まあ、エレキはアンプと組んでようやく楽器になるものではあるのだが。

この楽器は大きなハードケースに入れて温度や湿度を管理しながら大切にしまってあり、なのでケースから取り出して弾くことがあまりなく、ピックガードにはいまだに保護用のビニールが残っていたりする。楽器に申し訳ない。そんなわけで、最近はこの楽器を意識して手にするようにしているのだが、アンプにつなぐとノイズが気になり困っている。フロントのFender Wide Range Humbuckerはノイズも少なく、なかなかいい感じの音を奏でてくれるのだが、リヤのシングルは当然だがノイズが多めだ。“ノイズも音のうち”という考え方もあるだろうが、私はやはり、ノイズが目立たない楽器が欲しい。リヤのPUは手持ちのBill LawrenceかJoe Bardenに代えたいかな。この楽器は、自分の体が弦に触れていさえすればアンプから聞こえてくるノイズの量は許容範囲なのだが、そうでないと気になってしまって手に取る気にならないほどノイズが大きい。なので、楽器を開けて、もろもろの処理をしてシールドを強化するかどうか、そこまで腰をいれてこの楽器と付き合っていくべきかどうか、現在考え中だ。

タグ:Telecaster custom
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神田 やぶそば [日本蕎麦]

6月某日
神田 やぶそば せいろうそば 700円 2枚

やはりお蕎麦と言えは、このお店は外せないだろう。気合をいれて食べに行ったあの日を思い出しながら書いてみる。お店の場所がわかりずらかった、、、近所のコンビニの店員さんに恥を忍んで聞いてみたら、親切にもやぶそばまで案内して下さった。下町は最高だ! ビルの合間に突然背の低い日本家屋が出現し、ご丁寧に広いお庭まである。早速入らせて頂いた。待合室もある、広くて開放的、天井の高い店内。小ぶりなテーブルが沢山あり、結構広い小上がり(言葉が矛盾している)もある。トイレは別棟っぽいつくりになっていて、お蕎麦を食べる場所からやや離れており、大変結構。昼からお酒を飲んでいる人もいれば、ボーっとしているだけのお年よりもいた。いい雰囲気だ。

いらっしゃいーーーー、、、、だったと思うが、独特の声がかかった。 大盛り蕎麦ね、と注文したら、お店のおば様が”野暮な客だ”といった表情を浮かべてあきれ果てた、、、ので、結局せいろうそばを2枚お願いした。せいろう二枚ーーーー、、、、の掛け声と共に注文が通った、、、ようだ。サーブされたのは、、、、使い込まれた食器と共に、底上げ?されたざるに乗った少量の茶そばが2枚。つゆは濃いめ少なめで江戸前の教科書どおり。数回お蕎麦をたぐると、すぐに一枚のざるが終了。次のざるも一瞬で終了、、、、。なんだかよくわからないままに蕎麦湯を頂いて退場。 納得がゆかないままに、このパターンをこれまでに何度も繰り返している。確かに美味しいし、居心地もいい。素敵な空間だと思うのだが、いまひとつ満足できず肩透かしをくったような気持ちで食事が終わってしまう。お蕎麦でおなかいっぱいは野暮、などという方もおられるようだが、やはりなんだかちょっと寂しい。量が足りないのか、蕎麦のパンチが足りないのか、私にはわからない、、、、、ので、近くに寄った際は又、足を運んでしまうのだろう。

良い;広く清潔な店内 独特のサービス トイレが離れたところにある 味のある建物 外人など連れてゆくと(蕎麦を食べられる人なら)喜ぶ
もっと良くなる;いつも何か足りない気持ちでお店を出る これは経営上の深遠な戦略なのか?

また行く?;Yes 
総括;存在するだけで有難い、有名なお蕎麦屋さん。都会のオアシス。 何をどうすれば、一回の訪問で満足できるのだろうか?又食べに行って考えてみよう。

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“結晶化”したもの① ギターアンプ Fender Champ 5F1 [雑文]

“結晶化”したもの①  ギターアンプ Fender Champ 5F1


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いい歳をしたおっさんなので、人生に残された時間が少ない、とひしひしと感じる毎日を送っている。寄り道をしている暇はないんだぜ、といったところか。寄り道ばかりの人生を送ってきた私としては、今更焦ってみても、、、とは思うのだが。あまり身の回りのものを増やさず、これだ、と思ったものだけを、お金などのことなどはあまり気にせずに、身のまわりに置きたいものだと考えている。さて、今回はギターアンプの話だ。


かつてアメリカからFender Champ 5F1 ModelのKitを取り寄せて、当時の私が持っている全ての技術を投入して制作したことがあった。大金を積んでオリジナルを買ってどうこう、というハナシではなく、Leo Fenderが打ち立てた、すでにデファクトスタンダードとなっているシンプルなサーキットを持つ小型のシングルギターアンプを手に入れよう、というハナシだ。

Kitなので出来上がりは間違いようがないのだが、お仕着せのパーツを必ずしも使うことなく、例えば抵抗やコンデンサなど、私自身で良いと思った部品に交換するなどして完成させた。仕上がったアンプはもちろんスバラシイできであり、文句のつけようもないものだった。ChampはLeo Fenderが、いわゆるBed Room Amp、つまり練習用のアンプとしてちょいちょいと簡単に設計したものだと思われるが、マイナーチェンジを繰り返してそのサーキットは“結晶化”し、そいつが5F1と呼ばれるものであり、足すべき部品も、減らすべき部品もない、ある意味究極のサーキットとなっている。Jazz でもBluesでも、使いようによるとは思うが、立派に音楽的な音を奏でてくれる。やはりFender系のシングルPUと相性が良いように思うが、ハムバッキングが付いた楽器であってもきちんと鳴ってくれる。音源を選ばない、すごい奴なのだ、Champっていうやつは。個人的には現在のアンプとして立派に通用すると考えている。音量が足りなければPAに頼ればいい。エフェクトが必要なら、エフェクターをつなげばいいだけの話だ。問題は、基本的な“トーン”そのものだ。Champの“トーン”は、現在のギターアンプとして十分に通用する。

柔らかい、廉価な材料であるパイン材を、フィンガージョイントと呼ばれる伝統的な継ぎ方(日本の伝統的木工に比べれば大したことは無いのだが)で組み上げられた軽くて楽器のように共鳴してしまうキャビネットとか、ATOMの電解コンデンサとか、Vintageのスペックで作られたスピーカーとか、こだわりのポイントはいろいろとあるのだが、私の知識と経験レベルでも隅々まで理解できるくらいのシンプルなサーキットを持っているため、各々のパーツが手に入る限り、永遠に使い続けることができる。こういうのを自分で組み立ててみると、やっぱりLeoは天才に近い技術者だったのだなあ、としみじみと実感できる。

手間暇かけて組み上げたこのアンプは、シングルなので絶対的なパワーこそないものの、実際に使ってみればわかるが、日本の一般的な家屋では扱いきれないほどの音量がある。また、アースに徹底的に気を使ったことが良かったのか、ノイズがほとんど乗らないスバラシイアンプ、というかほとんど楽器になった。私の期待をはるかに超える、余裕で売りに出せるくらいのクオリティを感じさせてくれた。静かな環境でJazzを弾いてみたりすると、コクのある音でつかれたオヤジである私の心をなごませてくれ、小さな音で音楽を奏でても、ノイズが気になることが無かった。意外だがヘッドルームも広い、結構男らしいアンプだった。回路はエキスパートではない私の目にも単純でめちゃめちゃシンプルなものであるにも関わらず、だ。だからこれさえあれば、他のアンプはもういらないな、などとしみじみといいものを手に入れた幸せを噛みしめていた。

しかるに愚かな私は、一時の気の迷いで、手狭な拙宅のスペースを稼ぐために、この素晴らしいアンプを二束三文でたたき売ってしまったのだ。私の知識と経験とかなりのお金をつぎ込んだアンプを買ってくれた人は、ものすごくよい買い物をしたと思う。多分そうだと思う。また手に入れるかどうか、現在考え中。

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徒然FD-2 2018/2-2 [クルマ]

徒然FD-2 2018/2-2

久しぶりで一人でコーナーの連なる高速道路に。路面は荒れており、ブラインドコーナーが連続するという、事故必発の古い道路だ。しかし走るととても面白い。あまりスピードを上げないようにしつつ、エンジンを十分に回して歌わせて、古くなってきたが十分に仕事をしてくれるタイヤのグリップを感じながら強めの横Gを楽しんだ。左右に振られる私の体は、Brideのフルバケがたまにバキバキしながらもしっかりと支えてくれる。シュンシュンと気持ちよく回るエンジンとK20A特有のエクゾーストノート、こぶし一つ二つ左右に動かすだけで、思った通りにラインをトレースしてくれる足回り。乗り心地はお世辞にもいいとは言えないが、コーナーによってはヒラヒラとしたハンドリングなども楽しめ、久しぶりに脳内にアドレナリンが行きわたり、もうすでに10万㌔を後にしたFD2に惚れ直した。しかしコーナーである程度以上の横Gがかかると、ボディがぐっと反対側にリフトする感覚が、、、これはちょっと怖いぞ。おお、そうだ。ダンパーの設定を柔らかくしていたんだ、、、。やっぱりこういう道を走って楽しむときは、FD2らしく足回りを締め上げて、ロールしにくい設定にした方がいいみたい。しかし街中を走る時は緩めたほうが楽しい。ダンパーの強さを調節できるHonda Accessのスポーツサスはなかなか便利だ。保証だって効くし。

お、コーナーを立ち上がってアクセルを入れようとしたら高速なのに渋滞だ!かなりの距離があるので、ブレンボのついたFD2なら自信をもって安全に止まれる。しかし運転している私はといえば、胸がドキドキしてうっすらと額に汗。とっても緊張してつらかった。こういうのも交通事故の後遺症っていうんじゃないのか?誰か何とかしてくれ。

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