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名古屋栄町 宮きしめん 竹三郎 みそかつ定食 1250円 [日本蕎麦]

名古屋栄町 宮きしめん 竹三郎 みそかつ定食 1250円

名古屋に出張してきた。仕事はいつもながらとてもきつかった。風邪をひきこんだこともあり、名古屋を楽しむ時間はほとんどなかった。残念だ。そうではあったが、このあたりには明らかに独特の空気が流れており、はっきりと関東とは違う“文化”の違いを感じることができてけっこう楽しかった。なにも飛行機に乗って遠くまで行かなくってもいいさ、と思わせるだけのものがあった。それで名古屋でも当然、麺食い活動にいそしんだ。名古屋といえばやっぱりきしめんだろう。

出張中に、数回きしめんを楽しんだのだが、印象が残っているこのお店だけ紹介しようと思う。欲を出してみそかつ付の定食を頼んでしまったが、きしめん単体をお願いするべきであった。さて。街中のちょっとおしゃれ、といった位置づけのビルの上階にあがると、喫茶店のようなお店があった。ここで本当にきしめんにありつけるのだろうか、、、と、たしかにあった。なぜだが欧米系の外国人が店内に客として数名座っており、なんとうまそうにきしめんをすすっているではないか。それでは私も参戦だ。外人に負けるわけにはいかないぜ。定食をお願いしてしまったが、きしめんだけであればほとんど待たずにサーブされるようだ。失敗した。

きしめんはやや大振りの洗面器のような器に上品に横たわっている。出汁には赤と白があるようで、セットでお願いしたものは白、つまり私のような関東人から見ると関西風の透明な出汁が張られている。上品なお出汁のなかで揺蕩うなよなよとした色白なきしめん。ムチムチとした弾力を全身で表現している。いいぞいいぞ。他店と比べると厚めであるというこの店のきしめんは、私の眼にはやはり幅広のぺろぺろの麺に映る。その上に花かつおと季節の青物。なるとかかまぼこのような練り物も乗せられていたように思う。シンプルな外見だがお出汁に手間暇かけられているのだろう。優雅な、ほのかな、甘いお出汁の薫りだ。そいつをすすってみると、やはり私には味が薄い。舌の感受性を高くリセットする必要があるのだろう。それでもしばらくすすり続けると、だんだんわかってきた。なかなかおいしい。甘さとお出汁のふくらみが継ぎ目なく広がり、薄口醤油が輪郭をまったりと引き締めている、といった感じになろうか。どこにもとがったところがない。飽きずにたくさん楽しめるようなおつゆだ。

麺は私から見ると幅広で腰がない、ぴろぴろとした舌触りが楽しい麺だ。喉越しも最高だ。関東者が喜ぶような“こし”とは無縁の麺であり、別の切り口で評価されるべきものなのだろう。これがおつゆとよく絡んで、長年の歴史の中で工夫し、考え尽くされた組み合わせになっているように思われた。なるほど、なるほど。お店にはきしめんのつけ麺、といったものもあるにはあったが、だからそれはあまりきしめんの本質を生かすような食べ物ではないのだろう。

つるつると楽しくきしめんを食べ終わった後は、夢中でつゆを味わった。冷房の良く聞いた店内で温かいものを楽しむ贅沢。当たり前のことだがそれが楽しかった。お蕎麦もいいけれどきしめんもいいなあ。次に機会があったら、きしめんだけをもっとたくさん食べてみようと決めた。

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