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滝沢更科 十割そば 日清フーズ 200g (281円) [日本蕎麦 乾麺]

滝沢更科 十割そば 日清フーズ 200g (281円)

滝沢更科の十割そば、というのが目についてのでAmazonで購入してみた。お蕎麦が届くとすぐに、いつものように大量のお湯を沸かして(100グラムあたり1.5リットルがお勧めらしい)タイマーをセットして指示の通りに手早く調理した。3分間お湯の中で踊らせる様に煮てから2分間蒸らす(逆だったかも)。それでニコニコしながら急いでお湯から取り出して冷たい水で〆る。指の間で麺が〆っていく様子が心楽しい。お蕎麦がぼそぼそとしている感触を楽しみながら水を切ってさあ試食だ。

やはり十割というだけあってなんというがぼそぼそ感がある。しかしこれはむしろ好ましいことだろう。しかしつなぎなしでこんなにうまくまとまるものなのだろうか?機械打ちで機械切りなので、お蕎麦の長さが測ったようにそろっているのは当然なのだが少し寂しい。それは置いておいて、例によっておはなをぺったりとしてかそけき薫りを、、、いい薫りだが、私が愛していつも求めている広がっていくような穀物の薫り(新鮮なクルミを割ったような薫り)は残念ながらしないようだ。これが私なりのお蕎麦の新鮮さのクライテリアなのだが、、、。しかしお蕎麦らしい薫りはそれなりに漂わせてくれている。乾麺なのだからこれはこれで悪くはないと思う。中細でエッジが丸めのお蕎麦は、わずかな星をたたえている。喉越しはやや引っかかる感じを残すが、これも十割そばらしいといえないことは無い。喉越しを楽しむというより、すこしゆっくりともぐもぐして楽しむタイプのお蕎麦なのだろうと思った。

乾麺としては十分に合格点だ。さらにさらに、蕎麦粉100%ということで(原産地は中国だそうな)、塩分がほとんど入れられていない。だから蕎麦湯を楽しむことができるのだ。これは素晴らしい。お蕎麦の表面が崩れてお湯に溶け込んだと思われるそば粉を存分に含んだ蕎麦湯を心行くまで楽しんで心身ともに幸せになった。

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はくばく 霧しな 信州木曽路御岳そば 1箱 (200㌘×5)1296円 [日本蕎麦 乾麺]

はくばく 霧しな 信州木曽路御岳そば 1箱 (200㌘×5)1296円

ということで、お蕎麦らしい味わいのある乾麺を探し続けている。築地のカツヲブシ屋さんをしておられる方によれば、きちんとしたお蕎麦の味と薫りがする乾麺が実在する(http://www.fushitaka.com/soba2.html)とのことなので、希望をもって楽しみつつ探したいと思っている。このお蕎麦は“元祖乱れづくり”ということで、お蕎麦の切り方を故意に手打ち風に、なんというか不揃いに仕上げてある。届いたのでさっそく調理を。5分間多めのお湯で踊らせる様に茹でて、、、あとはいつも通りだ。冷水で十分に冷やしてお蕎麦を〆て、ざるに盛って食卓へ。

茹であがるとお蕎麦は水を吸ってしまうため、乾麺の状態の時よりは外見がそろって見える。しかしお蕎麦の太さにムラがあるため、本当に一見手打ち風だ。なかなかいい。お蕎麦の蕎麦肌?もなかなか美しく、しかしエッジが丸まってしまうのは乾麺ゆえ仕方がない。星は目立たない。それで数本手繰ってみると、、、結構塩辛いではないですか。保存に塩を使うということは、やはり十割でないのかな?そうではないみたいだ。そうであるからやはり私が期待しているような“薫り”を求めても意味がない。残念だが蕎麦湯も楽しめそうにないのであきらめだ。

そうと決まったらお蕎麦を楽しまなくてはもったいないので、頭を切り替えてつるつるやることにした。面倒くさいことを考えなければ、乾麺だっておいしく食べられるものだ。箱で買ってしまったのでもう数袋残っているが、ゆで方を変えたりしながら仕上がりの違いを味わってみようと思う。次からは長野県で作られた十割そばであることを確認してから乾麺を追求していくこととしたい。

このお蕎麦は値段と品質を考えれば、十分においしい乾麺だと思う。はくばくというメーカーは、良心的だ。

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新宿 麓屋 ざる  1134円 [日本蕎麦]

新宿 麓屋 ざる  1134円

最近仕事で新宿に赴くことが多い。この界隈のお蕎麦屋さんでは渡邉が気に入っているのだが、たまには違う場所にもいってみようか、と、京王プラザホテルにあるこぎれいなお蕎麦屋さんに足を延ばしてみた。おやじの一人客である私は、歩道を望むガラス張りの窓に面したカウンターに通されたが、目の前は竹林風のしつらえになっており、なかなか居心地が良い。ゆったりと腰を据える。

ホテルに入っているお店らしく、従業員さんの目配りは行き届いており、そのような環境に慣れている人ならば居心地の良い店だろう。事情でお酒を呑むことができないので、いきなりざるをお願いした。蕎麦前なしというのは格好つかないし寂しいが仕方がない。することがないままにお蕎麦を待つのは味気ないものなんだな、、、。

それで、細長いお皿にまずは薬味が。さらし葱と茗荷で一つ。おろしたての生山葵で一つ。それからゴマと海苔で一つ。小皿三つをくっつけたような形のお皿で供された。これはいつもならお酒のつまみとしてどんどん食べてしまう。今日はお酒がないけれど、、、、やっぱりそれでもお茶をもらっていつもどおり食べてしまった。それから蕎麦猪口に入ったたっぷりの蕎麦つゆが来た。さっそくすすってみる。これは江戸前の濃いものに似ているが、醤油や塩を感じさせることなく、みりんやザラメ系のわずかな、しかし深い甘みが前面に出ている。濃くはあるのだが、塩分が強すぎないためそのまま呑んでしまうこともできそうだ。微妙な苦みがいいアクセントになっている。全体が混然一体となったいい蕎麦つゆだと思った。素直においしい。徳利に入っているとさらに良いのだが、贅沢は言うまい。

それで、やや長めの時間が経ってから、焼き物の四角いお皿にせいろを乗せて、その上に小山のようになったお蕎麦が供された。細切りでかなり白っぽい、更科系のお蕎麦のように見受けられた。なよなよとお蕎麦が横たわっている姿はどこかで見たことがあるな、と感じたが、どうも荻窪の本むら庵で職人さんが修業をしたらしい、という情報を目にした。なるほど。ナットクだ。それならます酒なんかも置いてあるのだろうか?ともあれ、なよなよしているため箸でさばきにくいお蕎麦を数本手繰ってみると、さわやかなお蕎麦のかそけき薫りが。なかなかいいではないですか。蕎麦つゆを大目にくぐらせるのはちょっと格好悪いけれど、おいしく食べるためにはそうせざるを得ないようだ。そのようにして手繰ってみると、喉越しもなかなかだ。快適な店内の雰囲気も気に入ったので、機嫌よくお蕎麦を手繰り続けていると、なぜかカイワレのようなものが乗せられているなよなよとしたお蕎麦の小山はすぐになくなってしまった。それでもいわゆる“銘店盛り“ではない、ぎりぎり食事として成立する量のお蕎麦の盛りだったと思う。

供された少量の蕎麦湯と(もっとたくさん欲しいぞ!)、上品なそば茶を楽しんで、お店を後にした。ごちそうさまでした。なかなかいいお店でした。

良い;ホテルに入ったお蕎麦屋さん。お店は清潔でお蕎麦の質も良いし、何といってもサービスに一本筋が通っている。準個室になったテーブル席は居心地がいいらしい。
もっと良くなる;このままでいいかな?値段が高めなのも、店内の静けさを保つのに一役買っているのだろう。
また行く?;Yes
総評;新宿に古くからあるホテルに入ったお蕎麦屋さん。お蕎麦の質もなかなかで、居心地がいい。
トイレ;未使用だがおそらく清潔
駐車場;ホテルの駐車場があるが、それなりに高いです。

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日本のクルマを買ったよ  ‐タイヤの経年変化- [クルマ]

日本のクルマを買ったよ  ‐タイヤの経年変化-

クルマが車検から返ってきた。調子は上々で、エンジンに火を入れるとついニコニコとしてしまう。自由な時間がなく、あまり距離を伸ばしていないのだが、最近気が付いたことがある。タイヤの経時的な変化だ。こういった情報を目にすることはあまりないので、自分で体験するまで気にかけていなかった。ハンドルや腰にたくさん情報が入ってくるクルマに乗っているからタイヤのことにどうしても敏感になってしまうのだろう。ともあれ、私が感じたことを短く書いてみようと思う。

いろいろあって選択したタイヤは、純正のポテンザではなくDunlopの Dirrezza ZII Star Specというタイヤだ。信頼するメカ氏に勧められてこれを選んだ。ポテンザはFD2専用設計で、走行性能だけを考えればこれがベストであることは間違いないのだが、おそらくFFのネガを消すために、サイドウォールの硬さなどが特殊な設計となっており、結果として乗り心地が極悪になっているということが懸念され、また、私は恥ずかしながらサーキットには行かないので、耐久性などを考えると、メカ氏は純正を付けるのは私にとってベストな選択ではないというのだ。確かにそうかもしれない。それで結局彼を全面的に信頼し、勧められるままに暫くDunlopと付き合ってみることにした。信頼できるメカ氏に車をまかせ、喜んでお金を払わせていただく、という基本的な私の整備計画通りだ。

これだってセットで20万円弱するタイヤなので、決して安い買い物ではない。しかしタイヤは命を乗せるものなので、値段ばかりをうるさく言うべきではないだろう。品質や安全性、信頼性にこそ注目するべきだ。メカ氏はこれまで何セットもタイヤを履きつぶしているようで、このタイヤも実際に自分の車で試してみたことがある、という話を聞き、彼の言うことはやはり信頼できるとおもった。おかげさまで今のところとても満足している。

そうではあるのだが、新品当初は空気圧をしっかりと管理して、窒素を封入していたにもかかわらず、たいして速度も出さないのにマリのようなポンポンと弾む感じがあり、走行中の音も、新しいタイヤ独特のちょっと派手なものだった。コーナーでは踏んばらないし、雨の日はずいぶん滑るし、何度か怖い思いをしてタイヤを信頼しきれなかった。値段と乗り心地には目をつぶって純正をつければよかったかな?と多少の後悔をしたものだ。しかしタイヤがなじんで表面が剥けて?いくにつれて、だんだんいい感じになってきた。

最初に感じた変化が、“マリ感“が減ったことだ。サスのせいではないと思うのだが、4輪全てが荒れた路面でポンポンと跳ねる感じ、落ち着かない感じがあったのだが、これが短時間で消失した。これでずいぶんと落ち着いた乗り心地になった。また、車検で車を整備してもらったため、エンジンやギヤが静かになったぶん、いわゆるroad holding noiseがめだつようになり、タイヤを交換した当初は、なんというか”ヒイイー“といったようなノイズが目立ったのだが、それが”マリ感“の消失とともにずいぶんと少なくなった。全体に走りがしっとりと落ち着いたものになった。

走行時のタイヤからのノイズの減少とともに、乗り味が落ち着き、雨の日でもほとんど滑らないようになった。純正のポテンザの雨の日のグリップは只者ではなかったので、それには及ばないが、私が通常ドライブを楽しむ速度域では、ほとんど純正と変わらないグリップを発揮してくれるようになった。だから雨の日でも安心して踏めるようになった。言うまでもないことだが、ドライの日なら安全安心というのみならず、懐の深いグリップを感じさせてくれるようになった。このあたりで私レベルが頑張って走ったところで、タイヤの限界のために危険な目に合うようなことは無くなった。公道でタイヤの限界まで攻めると私の腕では命のやり取りになってしまうので試していないが、この時点でタイヤが原因で事故ったりすることは無いだろうな、という、安心感をもってドライブを楽しむことができるようになった。私の日常のドライブをカバーするだけの十分な性能を持っているタイヤであると判断して良いようだ。私の場合はタイヤ交換と同時にサスに手を入れてしまったので、タイヤの性能を評価するにあたって客観性には乏しいのだが、経時的な変化についてはある程度のことを言ってもよかろうと思う。

それでそのあと数千キロ程度、距離を伸ばしてみたのだが、乗り味が少しではあるが固くなってきた。これもサスとの兼ね合いがあるので厳密な議論は不可能だが、サスの減衰力を調整しても印象が変わらないため、少なくともある程度は、乗り味の変化をタイヤの経時的な変化に帰してもよいのだろうな、と考える。

ポテンザは新車から使えなくなるまで、約5万キロ(よくもったものだとメカ氏に驚かれた。)つきあった。タイヤのライフをすべて使い切ったのは実際初めてだ。(タイヤの能力を使い切ったわけではもちろんない)その経験から判断すると、今後2-3万キロは今のような落ち着いた状態が維持されて、その後タイヤがやや硬く、少しだけ滑りやすくなり、乗り心地が悪くなって4-5万キロでライフの終焉を迎えるのだろう。

タイヤの寿命を100%使い切るというのは危険なので、次回は少し早めになってもいいので車検等のタイミングで取り替えてしまおうと考えている。それまでの間、Dirrezzaと仲良く付き合っていきたいものだ。

タグ:FD2 DUNLOP Dirrezza
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日本のクルマを買ったよ  -Thumb and Pinky- [クルマ]

日本のクルマを買ったよ  -Thumb and Pinky-

私は今のクルマを手に入れるまで、Heel and Toeをしたことがなかった。技術もなかったし、SUVではそんなテクニックは必要がなかったからだ。ドイツ車に乗っていた時は、残念ながらオートマだった。だから朝晩FD2に乗って、車のペダルを踏むのが楽しくて仕方がない。我ながら恥ずかしいオヤジだ。それはともかく。

私は巨人だが専門家によれば足の幅がごく細いのだそうだ。それで、苦労して見つけた足にぴったりと合う某社のスニーカーを履いてクルマに乗ることが多い。自然にそうなってしまったのだが、ブレーキを掛けながら速度を落とし、そこからパワーを入れながらコーナーに入るときなど、どうしてもアクセルを踏んで回転を合わせたくなる。それでなんとはなしにH&Tをするようになった。これは必要に迫られて身に着けた自己流のテクニックであり、何のかんの言っても私は巨人なので、親指の付け根あたりでブレーキを踏み、その状態をキープしながら膝と股関節を使って足をひねって小指でアクセルを入れる形になってしまった。これはH&T(つま先と踵)ではなく、T&P(親指と小指ちゃん)と呼ばれるテクニックになるんだそうだ。通常のH&Tと違うのは、それをする奴の足がでかい、ということだけで、やることは一緒だ。どちらかというとH&Tのほうがガニマタにならないですむので外から見た場合は格好がいいのではないかと思う。

しかるに、家人が私用の巨大なドライビングシューズを突然買い込み、“これを履いてみろ”という。それで素直に履いてみた。コールハンの裏皮でできているかっこいい靴で、脱ぎ履きが簡単ないわゆるSlip-Onだ。靴底には皮が貼ってあり、ぽこぽことたくさんあけられた穴からゴムがのぞいている。猫の足の肉球のようだ。だから道路を歩くのには向いていないと思う。ためしにやってみたら体中ががくがくする。これは柔らかく、足にぴったりとフィットするので、自動車の運転には最高なのだが、靴を含む足幅はスニーカーを履いた際よりもずいぶん狭くなる。だからいつも通りT&Pを試みると、足の外側がスカッと空を切ってしまい、アクセルを踏めないことが多い。これは困った。何とかしなくては。危ないしね。

それでたまにこれを履いて、正統派のテクニックであるH&Tの訓練をしている。私の場合、右足の親指の付け根の少し下あたりでブレーキを狙うと、踵でオルガンスタイルのアクセルを比較的自由に操作できるようだ。しかし小指ではなく踵でアクセルをふかすため、どうしても操作が大雑把になってしまう。それだけは残念だ。T&Pのほうが細かい制御をすることが可能だ。しかしこのスタイルを取り入れることが出来れば、どんな靴でも自由にH&Tを楽しむことが出来る。しばらくFD2には迷惑をかけるが、とっととこの技を完璧にマスターして、ドライビングシューズでもかっこいいシフトダウンを間違いなく決められるようになりたいものだ。

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立川 更科堀井 さらしなそば大盛り  1126円 [日本蕎麦]

立川 更科堀井 さらしなそば大盛り  1126円

以前久しぶりに麻布十番を訪れた際、少し駅に近い更科蕎麦を食べたため、更科堀井のものを試すことが出来なかった。チャンスと時間があったので、立川を訪れた際に伊勢丹に入っている更科堀井に足を延ばしてみた。デパートに入っているため年中無休かつ中休みなしなので、私には大変ありがたいお店だ。デパートのレストランで不潔なお店はほとんど見受けられないことも清潔病を病んでいる私には福音だ。お金さえ惜しまなければ、駐車場だってほとんどの場合ついている。素晴らしい、、、。

それで更科堀井だ。大きなテーブルに導かれてしまったのはすこし残念だったが、モンペをはいたオネイサン達は大変感じが良く、ちょっと安普請ではあるが、店内は和風でそこそろ清潔で、落ち着くことが出来た。供された蕎麦茶もなかなかおいしかった。それでいつものように大盛りを。ここは更科堀井なので、とうぜんさらしなそばをお願いする。それでしばらく待っていると、、、、四角く赤いせいろに盛られた真っ白なお蕎麦が登場した。お盆話だ。水切りに自信があるのかな、と思った。付け合せは小皿に乗ったさらし葱とおろしたてに見える小山のような生山葵。こいつらはそのまま食べてしまったが、完璧に近い出来だ。また、小ぶりの徳利に入った蕎麦つゆは、すでにしてカツヲのいい薫りをビンビンに漂わせている。まずはお蕎麦をよく観察して、、、。中細でエッジが立った、まるでタピオカでも練りこんであるかのようなぷりぷりてりてりとしたお蕎麦。星は当然ない。数本手繰ってお鼻ぺったりクンクンしてみる、、、蕎麦の良い香りは確かにするのだが、私が愛している“栗のような穀物の薫り”はほぼ全く漂ってこない。残念だ。お蕎麦を売ってからずいぶん時間がたってしまっているのだろうか?永坂更科布屋太兵衛では、しっかり感じられたのに、、、。お店の正面にある蕎麦打ち場では、職人さんが腕を振るっていて期待していたのに、、、。我ながらずいぶんとしつこいが、なんともこれは残念だ。お店に訪れた時間が悪かったのだろうか?しかし人生楽しまないと損だ。気を取り直してお蕎麦ののど越しを楽しむことにした。つるりプルンとしたのど越しは、期待どおり最高だった。蕎麦つゆは、、、これは上にも書いたが2種類の甘汁とから汁ではなく、供されたのは一種類の小さ目なサイズの徳利だけだった。ナルホドそうなのね。蕎麦つゆを少量啜ってみると、これはおいしい。素晴らしい。塩辛さは感じさせないままに、まつやの蕎麦つゆを少し濃く、重く、という方向に進化させたような蕎麦つゆだった。つまり非常にバランスがいい。このままごくごくと呑めてしまいそうだ、、、、しかしそれはやめておこう。血圧に悪いしね。長生きしてお蕎麦を沢山食べなくっちゃあ。その良くできた蕎麦つゆに、バランスを考えて真っ白い美しいお蕎麦を比較的多めに、粋ではないが半分位くぐらせるのが良さそうだと決めた。ここまでくれば、あとはお蕎麦の目くるめく世界に身を浸すのみ。ありがたいことに比較的大きなもりで供されるので、大盛りをお願いしさえすれば大の大人一人の食事として成立するくらいの量になる。そうではあるが、大食漢の私の場合は、いつものように、あっという間に手繰り終わってしまう。ちょっとさみしいが幸せだ。オネイサンは客である私をよく観察してくれていたようで、いいタイミングで“お蕎麦湯”を持ってきてくれた。何度もトイレに行くのはうざいので、湯桶を空にすることは無かったが、たっぷりとお蕎麦湯を楽しんだ私は、うんうん、うんうん、と納得しながらお店を後にしたのであった。ご馳走様でした。私にはデパートのお蕎麦屋さんは合うのかもしれない。清潔だし禁煙だしオネイサンは可愛いいし。われながら本格派ではないんだな、と思ったがまあいいや。

良い;某一流デパートに入った更科堀井。泣く子も黙る更科蕎麦の銘店だ。堂に入ったお蕎麦。高級感に乏しいが清潔で居心地の良い店内。気の利いたサービス。
もっと良くなる;ぜひとも打ち立てのお蕎麦を食べてみたい。おそらく私の好きな穀物の薫りを楽しめるのではないか?あとは何も言うことは無い。今度麻布十番の本店?と比べてみよう。
また行く?;Yes
総評;東京のはずれにある某一流デパートに入った更科蕎麦の銘店。訪問するタイミングが良ければおそらく最高の更科蕎麦を楽しめるのではないだろうか?
トイレ;未使用だがおそらく清潔だろう。
駐車場;ホテルの駐車場があり、確か2000円の食事でサービス券がいただける。

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日本のクルマを買ったよ –FK2ってどうよ- [クルマ]

日本のクルマを買ったよ –FK2ってどうよ-

わが愛するFD2は絶好調であり、朝に夕にK20Aの胸のすくような素晴らしい音を楽しんでいるのだが、なんともうすぐ型落ちになってしまうのだ。なんということだ。イギリスで作られる次世代のシビックタイプRがどうも日本に入ってくるらしいのだ。FF車のニュルの周回レコードを書き換えたのだという。そいつはすごい。興味があるか?あるに決まっている。乗ってみたいか?あたりまえだ。欲しいか?ちょっと考えてしまう。

何より私は自分のFD2に強い強い愛着を持っている。これまで、残念ながら、自社製品なのにあまり勉強をしていないディーラーの営業やメカの人たち。顧客のクルマなのに雑に扱って整備に出すと傷を増やして返すディーラー。ホンダ本体と販売会社は別会社なのだといって話を聞こうともしないホンダのカスタマーサービス。自分のところで売ったクルマではないから、と、整備を依頼しても喜ばないディーラー。業界の歪みをたっぷり味わった。しかしFD2を降りようとしていたところ、ぎりぎりのタイミングで話の通じるオタッキーなディーラーメカ氏と知りあうことができ、彼のおかげでやっとFD2の整備をお任せしてドライブを心から楽しめるようになったのだ。走らなくなるまで乗り倒そうと思っている。しかしあるとき彼が言った。このクルマが走れなくなったらどうしましょう、お勧めできるクルマがホンダにはないんですよねー、と。彼自身もFD2以外のクルマには興味がないので、距離を重ねながらFD2のハンドルを握り続けているのだという。そんな時に話題に出てきたのがイギリス製だというFK2だ。<追記;エンジンは米国オハイオで作っているっていう話があるらしいが本当か?>

欧州で販売されているシビックの、シビックらしいハッチバックの形をしたこのクルマは、大きなリヤウイングと太いタイヤでまるで武装した戦車のようにみえる。フロントは最近のホンダお得意のロボットのような顔で、こいつには目が慣れるまでに時間がかかりそうな気がする。270㌔まで出せるというこのクルマのデザインはかっちりとした好ましい塊感があり、腰をかがめて低く構えた動物のようにも見え、いかにもがっしりと安定している印象を与える。話を聞いてみると、最近のスポーツカーらしく乗り心地も悪くなく、気合を入れるときにはR+というボタンを押せば、エンジン系もサス系もセッティングが変わって別のクルマのようになるのだという。私はアクセスのサスを入れて走るステージに応じてサス特性を手動でシコシコと変えているのだが、FK2はサスに加えてその他のセッティングを込みこみで電気的に一瞬で変えてしまうということなのだろう。ナルホドそれはスバラシイ。本心を言えば、FD2のサスを組みなおす前に、販売を待ってFK2に乗り換えてしまおうと考えたこともなかったわけではない。潜在的な浮気者なのだった。

しかしこのクルマ、重量を見てみると1,4t近くあるではないか。これではいかん。力のあるエンジンを載せると重くなって、重いのでサスやタイヤ、ブレーキを固めて、そうすると全体がさらに重くなるのでエンジンを更に強力なものに、、、という魔のいたちごっこから抜け出せていないクルマなのかもしれない。また、タイヤが太く大きくペタンコな奴なので、交換すると目玉が飛び出るほど高いらしい、とか、ホンダなのにNAではなくターボがついている、これは許せん、天国の宗一郎さんに顔向けができない、とか、イギリスで作っているので細部の詰めが甘い、とか、座席の下に腐ったフィッシュ&チップスが仕込んである、とか、いろいろな懸念材料があるように思われた。

そのうちに、値段のことがひそやかにささやかれだし、どうもイギリスポンドをそのまま円に換算すると550万円程度になる、という話を耳にした。これでは明らかに高すぎる。このRは、確かに特別な車であり、レコードホルダーでもあるのだが、いくらなんでも0.5千万円というプライスタグは国産のFFとしては受けいれられるものではない。メカ氏とも何度か話をしたが、やはり同意見だった。しかるにふたを開けてみると、400万円前半という、考えようによってはバーゲンプライスでこのクルマを売ってくれるという。買わない手はないぞ!という気持ちになった。家人も信じられないことだが乗り心地がいいのならOKだという。FD2の300万円も性能を考えると安いと思うのだが、イギリスから船便で運ぶ(本当にそうなのだろうか?)ことなどを考えると、FK2を400万そこそこで売ってもホンダはあまり儲からないのではないだろうか?さらにさらに、ニュルの記録になぞらえて、750台の限定販売というのは気にかかる。台数が少ないので、整備にはSSTなども多少は必要になるだろうから、メンテに苦労するだろうな、などと思う。実際そうなるだろう。一方で、今なら私のクルマのように程度の良いFD2は高く売れるので、乗り換えてもあまりお金はかからないぞ、などといった悪魔のささやきがどこかから聞こえてくる。なんという困ったやつなんだオレは。心は千路に乱れてしまう。いいオヤジなのに恥ずかしいものだ。ごめんよFD2。

訳が分からなくなったので、原点に戻ることにした。

某国で長く働いた私は、大雑把に作られた工業製品やパワーだけで性能を語るような製品作りに嫌気がさし、一見華奢だが実は長持ちする、実用性に富み、高級感には乏しいが隅々まで目と手が行き届いた日本製品、その代表である日本のクルマに乗りたい、と強く感じてFD2を手に入れたのだった。飛行機でいうと零戦のような、何もついていないが極限まで軽く作りこんで運動性能を上げ、、、といったようなクルマを手に入れたかったのだ。某国滞在中に帰国したら買おうと思っていた小さなスバルが製造を中止しており、新車では手に入らないことを知って愕然とし、当時けっこう必死になってようやく探し当てたのがFD2だったのだ。途中で日本車ならではの素晴らしいクルマがなかなか見つからず、何度も外車に逃げてクルマを楽しむのをあきらめてしまおうと思ったこともあったっけ。結局ホンダを買ったのは、我ながら意外ではあったのだが、大変正しい選択をしたな、と今でも誇らしく思っている。例えばピカピカのメルセデスの隣にFD2を停めても、誇らしくはあっても恥ずかしいと思ったことは無い。周りの人がどう見るかは別の話になるけれども。

結局日本人ではなく、イギリスのホンダの人が作っているクルマを買っても仕方がない、という結論に到達し、初心に帰ってFD2を乗り続けることにした。最近時々アイドリングが落ち着かないのは、浮気をしそうになったからなのかもしれない。ごめんよFD2。

FD2に乗っている皆さんはどうお考えになりますか?
ちょっと惹かれる?
ターボは許せん?
教えていただけると幸いです。

タグ:HONDA FD2 type R FK2
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市川 一茶庵 おせいろ 深山  各840円 [日本蕎麦]

市川 一茶庵 おせいろ 深山  各840円

千葉県お蕎麦屋さんシリーズを再開したい。

最近まで知らなかったのだが、JR本八幡駅前に銘店一茶庵があるという。しかし多忙な身の上、なかなか千葉県まで足を延ばすことはできない、、、が、、、週末をつぶして電車に乗って本八幡に足を運んだ。

靴を脱いで店に上がるスタイルと聞いていたので、汚れてもよい身支度をして電車に。ずいぶんと本を読み進み、程よく空いている総武線のホームを降りて一茶庵に。なんだがごみごみとした駅前に、古びた門のようなものがあり、古民家調のお店に迷わず歩を進めた。やはり玄関で靴を脱がされるのだが、私はこれが本当に苦手だ。たいていお店では靴箱などがあまり清潔に保たれておらず、せっかくきれいにしている靴や靴下が汚れてしまう、、、、どうせ私は清潔病なので、、、それはいいことにして、、、残念だがこのお店の下駄箱も今一だ。あきらめて靴を抜いて店内に。店内は古い和風建築そのものであり、天井は杉のようなもので葺いてあり、古びて黒ずんでいる。塗り壁、畳、ふすま、障子、欄干、、すべてが懐かしい昭和のにおいがする。落ち着くといえば落ち着く空間だ。

机は座卓であり、なんだか木肌をいかした民芸調のものであった。もうすこし気合を入れて拭いてほしいかな?席に案内されてすぐに問題発見。座布団に乾いたお蕎麦がペロリとへばりついており、さらにスダチの種のようなものまでご丁寧に座布団で休んでいる。指で弾き飛ばしたがお店に入ってそうそう残念な気持ちになってしまった。お店は忙しいらしく、中年の女性とその娘さんと思われる女の子で切り回しているのだが、店内を十分に回すことができておらず、注文が漏れたり順番が入れ違ったり、、、、。

まあいい、人生は楽しむためにあり、文句を言うためにあるのではないのだ。こういう時は酒だ酒。一杯やりながらのんびり待つにしくはない。お店の玄関をくぐる時は呑まないことを心に決めたのに、数分後にはこれだ。座布団が悪い、と責任転嫁の甘い酒を呑むことにした。おっと、お蕎麦を頼むのを忘れていた。次の機会がいつになるかわからないので二色盛をお願いしたら“今はやっていない”とのことなので、おせいろと深山両方をお願いした。しばらく待つと、白鹿の吟醸とともに、揚げ蕎麦と2種類の漬物が供された。お酒もつまみも見栄えのしないものだったが全てなかなかおいしく幸せになった。

お酒が終わってしまってからさらにしばらく待つと、ようやく蕎麦つゆと薬味が。薬味は地元と思われる大量のさらし葱と、こちらも小山のように盛られたひと手間加えた山葵。山葵には味付けがしてあり、生と粉を混ぜたような風合いだがなかなかいける。例によってお酒のつまみとしてどんどん食べてしまいたかったのだが、お酒はもう終わってしまっている。残念無念。蕎麦つゆは徳利に入っており、それに蕎麦猪口がひっくり返しになって乗せてあるスタイル。そのままの状態で冷蔵庫に入れて冷やしてあるようだ。蕎麦つゆは、、、、基準にしているまつやのものと比較すると、カツヲブシびんびんでカツヲカツヲカツヲという感じ。しかしそれが嫌味になっているようなことは無い。洗練を感じさせる蕎麦つゆだ。全体にさらりさっぱりとしており、色もやや薄め。甘さはやや少なめ、辛さはやや強め。生醤油の薫りは生かしていないタイプ。上質な蕎麦つゆで、それだけで十分お酒が呑めると思う、個人的には。お蕎麦を食べ進むにつれて塩辛さが増して感じられるようになっていったのだが、どうしてだろうか。

さて、まず深山が供された。四角く端が持ち上がられた木の盆にせいろが乗せられ、小山のようにお蕎麦が乗っている。みかけは素晴らしく美しい。太めの角が丸まったまるでうどんのようなお蕎麦が、くねくねと身をよじらせつつぴかぴかと光り輝いている。星は細かいのがすこし。お鼻をぺったりとさせて薫りを楽しもうとするが、遠くのほうでほのか‐な薫りが。つなぎの感じはあまり感じないのだが、わずかに使ってあるような印象。数本手繰って、、、というかもむもむやってみる。と、お口の中で栗のような穀物の薫りが花開く。多少のねちゃねちゃ感を残しつつ、喉をひっかきながら胃に下りてゆく。これはなかなかのものだ。おいしい。田舎蕎麦ってこうでなくっちゃ。次に蕎麦つゆと一緒に。蕎麦つゆはお蕎麦と比較するとかなり弱いので、お蕎麦のほとんどすべてを蕎麦つゆにくぐらせるくらいでちょうど良いようだ。楽しくもむもむやってみるが、なかなかお蕎麦のやまが小さくならないのでうれしくなってしまう。満足して完食。小さな溜息。そしてしばらく待つ、、、、松、、、、松。

そうすると同じようなしつらえで、今度はおせいろが供された。これはエッジこそやや丸まっているものの、細くかなり白っぽく、星は目立たず、全体になんだかなよなよとしている。しかし箸で持ち上げてみるとなかなか腰があり、むむ、やるな、、、と思わせる。それですかさずお鼻を、、、、こればすばらしい、お鼻をお蕎麦にピッタリするまでもなく栗のような穀物薫がふわりふわりと漂ってくるではないですか。ぶわーではなくふわりふわりといったかんじ。この奥ゆかしさがたまらない。この時点でお蕎麦の出来が良いことを確信。二八とか十割とか、この際もう関係ない(どこかに二八と解説されていたが確かにそのようなプレゼンだ)。あとか好みに合うかどうかだ。そのまま数本手繰ってみると、、、、期待を裏切らない、さっぱりしつつこくがある、喉越しも素晴らしいお蕎麦だった。いーい薫りだ。おせいろはやや薄めに見える蕎麦つゆとベターマッチしており、3割程度くぐらせて食べると抜群の掛け合わせとなり、すばらしい味と薫りのハーモニー(凡庸な表現ですがほんとうにそんな感じ)を楽しむことができた。これは素晴らしい。今度九段の本店にも是非いってみたい、と思わされた。

その後、別仕立てと思われるの蕎麦湯をたっぷりと楽しんで、お店を後にしたのでした。ごちそうさまでした。もう少しお酒を呑みたかったが我慢して家で仕事をしようっと。

良い;千葉県にある銘店一茶庵 直系と思われるお蕎麦屋さん。比べたことは無いが、お蕎麦の盛りはこちらのほうがいいのではないだろうか?よし、こんど比べてみよう。
もっと良くなる;やっぱりもうすこしお掃除かな?お店の女性(花板さんというのだろうか)をもう一人増やせば、評価がぐっと上がると思う。
また行く?;Yes
総評;千葉県にある銘店一茶庵 直系と思われるお蕎麦屋さん。千葉県で都心の有名お蕎麦屋さんの味を楽しめる。スバラシイ。
トイレ;未使用 ちょっと心配かな?
駐車場;駅付近にたくさんの駐車場があるとおもわれる。

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日本のクルマを買ったよ -遠乗りは座禅みたいだ- [クルマ]

日本のクルマを買ったよ -遠乗りは座禅みたいだ-

FD2を駆って出張だ。もう齢なので無理はきかないのだが、ドライブとなれば話は別であり、何時間でも延々とクルマをころがすことができてしまう。今回は約700㌔のドライブを楽しむ予定だ。人生最長のドライブは、一日1500㌔だったので、700㌔はわたしには“ちょうどいい距離”だ。長距離ドライブを延々としていると、やってみればすぐにわかるのだが、なんだか心身がいわゆるトランス状態になる。具体的にどういうことかというと、私の場合は、ドライブ開始当初はいろいろなことが心に浮かんでは消え、という状態が続くのだが、タンクが空になるころ、つまりうちのFD2の場合、400㌔をすぎて給油が必要となるころには、心が空っぽで真っ白な状態となり、ただ前を見て、クルマを前に進める事だけを考えている、というか、意識がおかしな状態になって、クルマと自分が一つの塊のようになって、クルマの操作をほとんど意識しなくなる。座禅を組むっていうのはこんな感じなのではなかろうか。残念ながらオヤジとしては心身にガタがきているので、たまにギヤを入れ間違えたりしてものすごくびっくりする。しかしこんなドライブを楽しめるのも、走行性能が優れており、敏感に操作に応えてくれるFD2あってのことだ。まるで私の手足がそのままつながったようになって走ってくれる。

暫く遠乗りをしていなかったので、ドライブ開始当初は足回りもエンジンもなんというかちょっと渋い感じなのだが、距離を伸ばすにつれてだんだんと抵抗が減ってゆくのが面白い。ロードホールディングノイズそれ自体は減りようがないのだが、体全体で感じる走行も徐々に変化してゆき、一定の距離を走った後はなぜかタイヤやサス周りからの音が低くなってエンジンの音、それもヒュイーンという吸気音が目立つようになる。自分の耳と脳が走ることに適応して感じ方が変わっていくのかもしれないけれど、これも興味深い体験だ。

パクられるのを気にするとドライブに集中できないので、信頼できる筋から教えてもらった“どこを走っても大丈夫な速度”に右足を設定して走り続ける。FD2にはクルコンのようなものは当然装備されておらず、足と耳とお尻のセンサーを総動員して速度をKeepするのだが、これも距離を重ねるうちに体が勝手にするようになる。これも長距離を何度も走ってみないとわからない面白い現象だ。

たまに給油やトイレ、水分補給のためにPAにクルマを停めると、頭が車の速度に慣れきっているために、歩く速度での移動がひどく苦痛だ。陸にあがられてしまった魚の気持ちが良く分る。のろのろと歩き、すごすごとFD2に戻る。しかしエンジンに火を入れてしまえばこちらのもので、また再び元気よく車の心地よい振動に身を任せ、すぐに懐かしいトランス状態に突入する。ああ、これはけっこう気持ちが良い。私のクルマはありがたいことに結構燃費が良く、ぞくぞくするような加速を楽しまず、そこそこの燃費運転を心がければ、高速を走った場合リッター15㌔近くまで燃費が伸びる。だからタンクひとつで間違いなく400㌔以上は走れることになる。スポーツカーとして、この燃費は素晴らしいとおもう。

ドライブはやっぱり景色を楽しめる昼間がいい。しかし仕事となれば我儘を言っていられない。夜の日本をトランス状態となって何時間もひた走り、深夜になってようやく職場に到着したのだった。安全な駐車場の確保に少々手間取ったが、ガードマンさんに手伝ってもらって何とかすることが出来た。数日間この場所で仕事に集中するのは結構大変だが、
仕事を終わらせた後のドライブが楽しみだ。どれだけ運転が好きなんだろう、と自分でも呆れてしまう。

日本は小さな国なので、二日もあれば端から端まで走りきることが出来てしまいそうだ。しかし大都市~田舎を問わず、隅々まで整備された鏡のような道路と、山も川も海もあるという変化に富んだ景色はいつ走っても最高だ。時間と体力に余裕があるときに、ジジイになってハンドルが握れなくなるまで、何度でも遠乗りを楽しみたいと思っている。

タグ:HONDA FD2
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