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Kamakura 2017/4 [Kamakura]

Kamakura 2017/4

新しいカテゴリを追加した。読んだまま、“Kamakura”だ。神奈川県で生まれ育った人間として、古都Kamakuraを満喫してから死んでいきたい。多少無理をしてでも少しずつ味わっていきたいと思っている。

ということで、今日のお題は“大仏ハイキングコース”だ。円覚寺の境内を強引に横切る横須賀線(昔の人は無茶をやったものだ)に乗って北鎌倉へ。ホイホイと駅を出て、お気に入りの浄智寺に向かう。Jyouchiji.jpg小ぶりだが相変わらずきれいなお寺だ。拝観したい気持ちはやまやまなのだが、今日の目的はハイキングなのだ。心を残しつつ、浄智寺を右手に見ながらどんどんお山を登って行く。




結構な山道だ。Yamamichi.jpg子供も歩いているが大丈夫なのだろうか?おそらく数年に一度くらいは大きな事故があるのではないか?クヌギやナラの植生が懐かしい。鳥のさえずりも耳を楽しませてくれる。神奈川県って海があって、狭い平地があって、それからすぐに山になってしまうので、昔はどこもかしこもこんな感じだったように記憶している。昔を懐かしみつつ楽しく歩いた。体が喜んでいるのがわかる。



それで憧れの源頼朝公にお会いして、Yoritomo.jpg



さだまさしの“源氏山あから~、北かまくうらええ~”という怪しいチリメンビブラートのかかった歌を思い出しながら(歳がわかろうというものだ)どんどん歩いた。何度か転びそうになり、それでもすっかり満足して山から里山に降り、大人になってから会いに来てみると意外と小ぶりな大仏様には目礼でご挨拶。その後今までなんとなく馬鹿にしていた長谷寺に足を運んだ。



Hasedera.jpg観光地化されており、外人が多数訪れていたが、長谷寺は素晴らしいところだった。圧倒された。特にご本尊に感銘を受けた。もっと早く訪れるべきだった。



その後、本当は江ノ電に乗りたかったが、混雑しているのが目に見えていたので(山手線なみ)、鎌倉までトコトコ歩いて、御成通りの高崎屋本店で“角打ち”デビューをして、家人にお土産を買って、ニコニコと家路についたのであった。



京都や奈良はもちろん素晴らしいけれど、鎌倉はやっぱりいいなあ、としみじみ味わった一日だった。

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Kamakura 2017/4-2 [Kamakura]

Kamakura 2017/4-2

幸いにして4月は2回も鎌倉を訪れることができた。なんという幸せだ。
今回は天園ハイキングコースというのを試してみた。大変楽しかった。

北鎌倉の駅を降りて、、、、円覚寺の境内を抜け、細くて今一つ整備の行き届いていない道をてくてくと歩く。古い道を無理して車が通っているため、歩道は狭く、すれ違いに苦労する。道幅が限られているため、歩道をこれ以上広げることは事実上不可能なのだ。だから道を譲りあいながらてくてくと歩く。神奈川県は海から上陸するとすぐに山になってしまう場所がほとんどだ。だからヒトは海と山の間のわずかな平地にしがみつくようにして住むことになるわけなのだが、その地形に独特の味があって、私のように県内で生まれたものにとってはそのせせこましい、もっといってしまうとちょっとだけビンボ臭い感じが何とも言えない。つまり東京のような大都市よりもこっちのほうが好きなのだ。鎌倉も当然神奈川県内の代表的な町であるため、古都といえども同じようなテイストを感じることができる。皆様にはどのような印象を与えるだろうか。



それでどんどん歩いて、鎌倉学園が見えてきたら建長寺に到着だ。建長寺.jpg拝観には500円お納めする必要があるのだが、この素晴らしいお寺をお参りさせていただくのに500円は安いと思う。様々な文化財が無造作に配置されている。素晴らしい建物や仏様を近距離から拝見できるのは、好きな人にとっては至福の時間だろう。






素晴らしい建物を拝見しながら半僧坊を目指す。気持ちの良い境内ではあるが、結構な距離を歩いた後に急な階段を昇ったら半僧坊に到着だ。半僧坊.jpgたくさんの天狗様?に守られるような形で小ぶりだが威厳のある社殿(でいいのか?)が山肌に築かれている。ああ、言葉遣いが正しいかどうか疑問だが、どんどん書き進めてしまおう。そしてその半僧坊から始まるのが今回のテーマである天園ハイキングコースだ。楽しみ楽しみ。






はるかな鎌倉の街並みを見下ろしながら、ハイキングの始まり始まり、だ。街並み.jpg














御覧のように結構やばい、ロープがないと上り下りできないような場所もあるのだが、階段.jpg














しかしさすがに有名観光地、きっちりと道しるべがしつらえてある。道しるべ.jpg


  












ここなんか岩肌が露出していて、ところどころ彫り込まれており、神様(ご先祖様?)が祭られていたりしていい感じだった。いわゆる“やぐら”というものだろうと思う。壁.jpg















そして反対側がゴルフコースになっちゃった大平山にたどり着いた。結構疲れた。大平山.jpg
















その後も山の素晴らしい風景と薫りを楽しみながら歩みを進めて
本日のハイキングを終えた。終わり.jpg














その後、お花と端正なお庭で有名な瑞泉寺を訪れたのだが、疲れたオヤジの濁った瞳には、本物の天国のような美しさに映って驚いた。この歳になってこんないいものを見せてもらえるなんてありがたい、と。瑞泉寺.jpg













適当に写真を撮っただけで竹林がこんなに美しいなんて、古都ならではなのではないか?とすこしおセンチになってみた。竹.jpg













その後は永福寺跡を経て、荏柄天神社、荏柄天神社.jpg














源頼朝のお墓、北条義時のお墓に詣でてから行ってみたかった手打ちそばのお店に振られ、腹ペコのまま鎌倉の主役、千両役者の八幡宮様にご挨拶申し上げ、八幡宮.jpg














分かる人だけに分かる、とある角打ちをやっているお酒屋さんに立ち寄って、角打ち.jpg


ぎっしりと詰まった豊かな一日を終えたのであった。充実の一日だった。たのしかった。

タグ:鎌倉
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Kamakura 2017/5‐1 [Kamakura]

Kamakura 2017/5‐1

人間を長くやっていると嫌なことも沢山あるのだが、そんなクサクサした気持ちを休息時間に持ち込むのは愚かなことだ。人生短いのだから、楽しむときは精一杯楽しまないと。それでまた時間を無理やり作って大好きな鎌倉に足を運んだ。我ながら何がそんなにいいんだろうと思うが好きなんだから仕方がない。今回は、あまり観光地っぽくない、材木座のあたりを歩き回ってみた。今日も楽しかった。

久しぶりに鎌倉駅を降りて、神奈川県のごみごみとした雰囲気と空気を胸いっぱいに吸いこむ。ああ、いいなあ。また神奈川に帰って来たぞー。今日はストレスもたっぷりと溜まっているし、体調はいいし、足はあまり痛まないし、手入れをして靴ひもも新しくしたので靴の調子もいい。疲れた時の気付け薬(別名日本酒)もちょっとだけ用意した。準備万端だ!それで最初に足を運んだのは本覚寺だ。

1)本覚寺>

配流先の佐渡から戻ってきた日蓮が一時滞在したお寺さんであり、本堂の横に日蓮のお骨を納めた御分骨堂があるので東身延と呼ばれているそうな。しまった、御分骨堂という重要な建物をきちんと確認できなかった。東身延って書いてあったけれど、そういう意味だったのか。やはりHistric Walkingは、予習しておかないとだめね。知識があるとさらに興味がわくので、Walkingがさらに楽しくなるのだ。確かに撮ってきた写真には、東身延って書いてあるよ、勉強になるなあ、うん。

本覚寺山門.jpg
本覚寺.jpg
このお寺には、平日の夕方だからなのかもしれないが、あまり人がいなかった。街はずれにポロリと突然こんな立派なお寺があるのに、誰も興味を持っていないような感じだ。なんだかもったいないなあ、と思って一生懸命参拝させていただいた。いいお寺だったなあ。










2)妙本寺
このお寺は日蓮宗で一番古いお寺だそうな。このあたりは比企一族(源頼朝公の乳母を務めた一族)が住む谷戸(やと)であったため、「比企(ひきが)谷(やつ)」と呼ばれているのだが、比企大学三郎能本が自分の屋敷を日蓮聖人に献上したのが妙本寺の始まりだそうな。祖師堂の木組みや飾りも木工オタクの私にはグッと来たが、なんといってもこのお寺の杜は本当に素晴らしかった。鎌倉は土地が狭いからか、参道に古い杜が残っているケースは珍しいのだそうだ。そうだろうそうだろう。
妙本寺の杜.jpg
地元の年配の方々が境内で写生をしておられる気持ちもよく分かった。
妙本寺祖師堂.jpg
妙本寺祖師堂の杜.jpg
総門を入ってすぐのところに、幼稚園があったのもなるほどなあ、と感じさせた。このお寺は過去の遺物ではなく、現代を生きているのだ。



















3)常栄寺(ぼたもち寺)
裸馬に乗せられて龍ノ口刑場へと護送される日蓮に、この地に住んでいた「桟敷の尼」が「胡麻のぼたもち」を捧げたところ、奇跡的に処刑を免れたことから「頸つぎのぼた餅」という逸話が生まれ、「御首継ぎに胡麻の餅」といわれるようになった、と。それで常栄寺は「ぼたもち寺」と呼ばれている、と。聞きかじりではあるのだが、かつて尼寺であったこの小ぶりのお寺はいつもきれいな花で満たされていたのだが、住職が男性に代わってからは雰囲気が大きく変わってしまったそうな。有名ではあるが、かわいらしいお寺だった。
常栄寺>常栄寺.jpg












4)八雲神社
八雲神社は、「八雲さん」、「お天王さん」の愛称で親しまれている大町の鎮守である、と。鎌倉で一番古い厄除け神社だそうな。

新羅三郎義光が兄の助勢(後三年の役)のため奥州に赴く途中で鎌倉に立ち寄ったが、疫病が流行っていたため、京都の祇園八坂社の祭神を勧請したのが八雲神社の始まりと伝えられている、とのこと。八雲神社、おそらく観光名所というよりは、地域の方々の生活の中で生きている神社なのだと思われるが、神社の木組みや飾りが素晴らしかった。
この神社の裏山は衹園山ハイキングコースの起点となっています!確認すればよかった。
八雲神社.jpg
八雲神社細工.jpg



















5)上行寺
道沿いに佇んでいた、ノーマークのお寺。お寺は波板で囲まれていたりして、なんというか商売っ気がない。しかし調べてみると、瘡守稲荷(かさもりいなり)と身がわり鬼子母神が祀られ、全国から多くに方がお祈りにくる“癌封じの寺”だそうな。しらなかった。様々な方々が、このお寺に参拝した感想をネットにあげておられる。残念、境内深くまで足を運ぶべきであった。残念。しかし写真を一枚だけとっておいたのは我ながら上出来。

上行寺.jpg










6)そしてようやく安養院に到着した。
安養院については、鎌倉市が整えた看板にすべてが尽くされているように思う。
ここは北条政子のお寺だ。北条政子のお墓は鎌倉市内にもう一か所あるのは皆さまご存知の通りだ。高名な北条政子のお墓にしては小ぶりで地味なような気もするが、同時に数百年昔に作られたお墓なのだから、これが現実なのだ、と、逆に本物っぽいような気もした。こういった、なんだかちょっとしょぼくて垢抜けないところ、神奈川県の伝統のような気がする。京都や奈良とは違うのだ。そこが何とも言えない鎌倉の魅力だ。だんだん疲れてきたので、鎌倉市の看板があるお寺は印象だけ書きとめることにとどめたい。自分のメモのためにとにかくWebにアップしてしまいたいのだ。
安養院 看板.jpg
安養院 本堂.jpg
北条政子 お墓 (2).jpg




























7)安国論寺
本日の大目的の一つがここ、安国論寺だ。妙法寺、長勝寺とならんで、日蓮が初期に草庵を結んだ場所だという。ここで何度か法難にあっておられるということも頭に入れておいた。日蓮上人の杖が根付いた山桜とか、立正安国論を執筆したと言われている御法窟とか、見どころ満載だ。しかし予習不足であったため、見落としも多かった。残念だ。どうしてあんなに楽しみにしていたのに、こんなに心に残っていることが薄っぺらいのだろう。自らに猛省を促したい。

安国論寺 看板.jpg
安国論寺案内.jpg
安国論寺山門.jpg
















山門を登っていくと、その正面にあるのが本堂になる。
安国論寺本堂.jpg
















大げさな建築物ではないのだが、この木彫りは素晴らしいと思った
安国論寺本堂の木彫り.jpg









御法屈はここでよいのだろうか?その前に立っているのが御小庵ということになるのだろう。その脇に富士見にいたる階段があるがわかるだろうか?実はここまで来るまでに道に迷って相当歩き詰めており、気付け薬(別名日本酒)も効いていたので、私にしては珍しく、なんだ心が萎えてしまって富士見まで登る急な階段を避けてしまったのだが、その先にどうも南面屈があったようだ。なんという失態だ。また足を運んでもう一度納得がいくまで拝観させていただくしかないようだ。日頃の生活態度を根本的に改める必要がありそうだ。面目ない。

安国論寺 御法窟.jpg
富士見に至る急な階段.jpg


長くなるのでここでいったん切ろうと思う。
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Kamakura 2017/6-1 [Kamakura]

Kamakura 2017/6-1
Enoshima.jpg
何とか時間を作って鎌倉散策に。ストレス解消なら、いまの自分にとってはこれが最高だ。いつものように電車に揺られて鎌倉に。江ノ電に乗ろうと改札口に向かうと長蛇の列だ。残念。しかし私は散策をしに来たのであって、電車に乗ろうと思ってここに来たのではない。ということで、とっとと駅を出て歩くことにした。御成通りの酒屋さんに後ろ髪をひかれつつ(ここでなごんでしまっては散策にならない)、人気の鳥一でチキンコロッケを二つ。一つ150エンはお値打ちだ。気を良くした私は250エンの大きなチキンカツもついでにお願いした。最近では珍しい経木と紙で包んで、さらにこぶりなビニール袋に入れてくれた。これでおいしいお弁当の出来上がりだ。こいつを人影が少なくなってから、ぶらぶら街を歩きながら、指をなめなめかじらせてもらった。噂には聞いていたが、おいしいコロッケだ。チキンカツも当然かなりのレベルであり、心もおなかも一杯になった。それで調子が出てしまい、目的地のお寺を通り越して(道に迷ったともいう)海沿いを歩く、歩く。気持ちのよい海風にあたりながら、海沿いの道を渋滞したクルマを尻目にまったりと歩いた。祝日のこの道は、自転車のほうが間違いなく速いと思う。ひょっとしたら、足の速い私の場合、クルマよりも早いかもしれない。ああ、海風はいつだった気持ちがいい。車の排気ガスを吸わされるのは閉口だが、強い日差しと海の薫りを浴びながら歩いていると、だんだん頭が空白になって“トリップ”しているような状態になる。Runner’s highというのは有名だが、Walker’s highというのはあるのだろうか?私自身はなんだかそんな感じになることが多い。山登りなんかもおそらく同じなのだろう。最近気が付いたのだが、私は走るのよりは歩く方が断然好きだし得意なのだ。気持ちの良い道でさえあれば、いつまでだって歩いていられるような気がしている。しかしこの道はいままで何回車で流したことだろう。日中空いていることはあまりないように記憶しているが、夜にここを走ってもあまり面白くないので、ここをクルマで流すのは個人的にはあまりお勧めしない。平日の朝方なんかはそれでも空いているのかな?歩いていると、道沿いのいろいろなものに目が行く。プリンスや鎌倉高校周辺の有名な景色なんかも、クルマで走れば一瞬だけれど、今日はしげしげとくまなく観察させてもらった。しかし京都や奈良でも同じようなものかもしれないが、有名なスポット以外は意外と人がいないのね。人がいなくっても魅力的でスバラシイ空間はたくさんある、それが鎌倉などの古都の実力なのだと思っている。そんなことをつらつらと考えつつ、海岸の水道で手を洗わせていただいたり、コンビニで水分を補給したり。その後鎌倉ビールを手に入れてちびちびやりながら(こいつはビンに入っているので、お店で栓を抜いてもらった)、あっという間に腰越を超えて江の島についてしまった。それでも多めに見積もって10㌔くらいのものかな?最後に龍口寺の素晴らしい五重塔や仏舎利塔を拝観させていただき、ちょっと日焼けした体を江ノ電に押し込んで、満足して帰途に就いたのであった。これはこれでなかなかいい一日だった、うん。

タグ:鎌倉 江の島
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