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北鎌倉 やま本きそば もりそば+おおもり500+150エン [日本蕎麦]

北鎌倉 やま本きそば

もりそば+おおもり500+150エン

久しぶりの北鎌倉なのだが、鎌倉に比べて人通りが少ないのが自分的にはとってもナイスだ。駅前もこじんまりとしており、鎌倉駅とは大違いだ。いかにも田舎の駅、といった風情をたたえている。それでもごく近くに禅寺があるため、というか円覚寺の寺領に無理矢理鉄道を通してあるため、すでにして境内にいるような雰囲気がいい(戦争がらみとはいえ、昔の人は無茶をしたものだ)。以前からその存在を知ってはいたが、一度も入ったことが無いやま本きそばさんに吸い込まれるようにして入ってみた。

慣例に従って、もりそばのおおもりをお願いした。お酒のメニューが無いため花番さんに事情を伺ってみると、酒類は一切おいていないという。さらに壁には支払いは食事と引き換えで、と書いた張り紙が何枚もある。なるほど、ここは屋台のようなお店なんだな、と理解した。早速お水が供されたため、ぐびぐびと飲み干してしまう。年季の入った花番さんは、幸いにしてきっちりと客席を見ており、とっさにお水を継ぎ足してくれる、これは素晴らしい。大きな磨きこまれた木のテーブルも、蕎麦屋らしくてなかなか好ましい。しかし大雑把な店のつくりと言い、窓からの景色と言い、高くて斜めになった天井と言い、どこか山小屋を思わせるような風情を漂わせていて面白い。

程なく供されたお蕎麦は、四角いせいろに乗せられ(花番さん、せいろの置き方が間違ってますよ、、、)てやってきた。薬味はワイルドな薫りを放つ輪切りのねぎと、指でなすりつけるスタイルの粉わさびだ。蕎麦ツユは徳利で供されたのでちょっと嬉しかったのだが、蕎麦猪口にもたっぷりと満たされていた。不思議なのは、お蕎麦と一緒にでてきた蕎麦湯であり、蕎麦猪口に一杯だけ茹で湯そのものが供された。うう、、こんなの初めてだよ。

お蕎麦は中細で長ーい奴であり、星は全く飛んでいない。高確率で機械打ち機械切りであり、エッジが丸まっているので。朝方まとめて打つのであろう、もしくは専門の業者から納入されるのであろう。お蕎麦はつなぎの薫りが主張する感じで、蕎麦粉は少なめかと思われた。しかし調理はきっちりとなされており、値段と場所を鑑みれば何の文句もない。蕎麦ツユはまとまりの良い、マスプロ的な味と薫りのものなのだが、海がほど近いお蕎麦屋さんらしい小魚系の薫りがちゃんと漂っていた。お蕎麦を半分強ほど蕎麦ツユにくぐらせることにして、蕎麦時間に突入した。輪切りの葱は味も薫りもなかなかのもので、お酒のお供になりそうだったのだが、いかんせんお酒が無いのでちょっと寂しかった。山葵はそれなりの品質のもので悪くないと思ったのだが、味わってみるとえらく辛い。涙が出るほどだ。お蕎麦の味も薫りも飛んでしまうため、申し訳ないと思ったのだがほとんど残してしまった。

少し考えながら、それでも快調にお蕎麦を手繰り、あっという間にお昼ご飯を終えた私なのだった。屋台的、山小屋的お蕎麦やさん、と考えれば悪くないと思った。しかし6人掛けの大きなテーブルが四つと、テラス席が一つという店内は居心地が今一つであり、一人で入ってきた女性客は、居心地が悪そうにしていた。横目で見ていた私も、それがちょっと気になってしまった。あの人もうここには来ないよたぶん。花番さんもうすこしだけ頑張れ。応援してます。

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徒然F30 2019/8-6 スマホ運転 [クルマ]

徒然F30 2019/8-6 スマホ運転


それは早朝の出来事だった。通勤のためにF30でいつもの道をのんびりと流していると、目の前に突然白いクラウンが出現して私のクルマの直前を横切って走り去った。一時停止を完全に無視した常軌を逸した危険な運転であり、ドライバーがスマホを操作していたのがはっきりと確認できた。頭がくるっているとしか言いようがない。早朝だったので、酒がはいっているのかもしれない。あのときあの車が私のF30にぶつかっていたら、何が起きたのだろうか。想像したくないなあ。私はドラレコを使っているので、事の白黒を明らかにすることは簡単だと思われるが、壊れたクルマが直りさえすればいいというものでもないだろう。自分がクルマをしっかりと整備して、法規を守り、きっちりと防衛運転をしていたとしても、ああいった輩がいればどうしようもない。本当に。

実は現在も追突事故の後遺症で苦しんでいるのだが、加害者はスマホを操作していた某大手通販会社のトラックの運転手だった。スマホ運転はマジでシャレにならないと思う。

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Kamakura 2019-8/1 [Kamakura]

Kamakura 2019-8/1

Heaven.jpg







久々の鎌倉行だ。瓜ヶ谷のやぐら群を見に行ったのだが、平場の草が茂りまくっていて、地面も雨のせいかドロドロ、虫さんも沢山いたために途中で心が折れてしまってあまり近くまで行くことができなかった。仕方がないので大好きな妙本寺にお参りして、街中をうろついて帰ってきた。祖師堂からの景色の美しさは、この世のものとは思えないほど素晴らしかった。炎天下での長距離のお散歩は体にこたえたが、頭も心もすっきりとした。電車で爆睡しながら帰宅。とても良い夏の日を過ごすことができた。やっぱり鎌倉はイイ。

タグ:鎌倉
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徒然F30 2019/8-5 [クルマ]

徒然F30 2019/8-5

しかしF30のステアリングフィールはスバラシイ。FD2を彷彿とさせる正確さと敏感さだ。それでいてどんな速度域でも重厚さを失わない、BMWそのものを直に感じさせる素晴らしいフィーリングだ。ハンドル正中付近の遊びの量がごく少ないため、こぶし半分も動かせば、速度にもよるが車体は軽々と動き出し、踊りだす。このクルマを買ってよかったな、としみじみと感じる瞬間だ。しかし私的には、最もBMWを感じさせるのは、ボディの剛性の高さを軸とするしっとりしっかりとした全体的な“乗り味“かな。これまでに乗ってきたBMWに共通して感じられるのは、やっぱりあの”乗り味“なんだと思う。BMWのハイパワーモデルを手元に置いて心ゆくまで愛でてみたことはないし、そんな場所は国内にはサーキットくらいしかないのだろうと思うが、おそらくどんな速度で走らせても、どんなコーナーで振り回しても、あの独特の”乗り味“はどのモデルでも味わうことができるのではないだろうか。

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徒然F30 2019/8-4 [クルマ]

徒然F30 2019/8-4

クラッチミートのタイミングもいろいろとやってみている。私にはFD2の運転マナーが沁みついてしまっているため、走行中は常にエンジンを大目に回し、背中にトルクを感じながらドライブを楽しみたい。しかるに我がF30は、1速で6000回転くらい引っ張った後にシフトアップしようとすると、3000回転前後に回転が落ちてくるまで待たないとスムースに2速につながらないのだ。F30のエンジンの回転はまったりゆっくりと落ちてくるため、それを待ってからでないと次のギアに入れられない。これではあんまりスポーティではないな。ちょっとストレスを感じてしまう。FD2はシュンシュンふけ上がって、すとんと回転が落ちるスポーツエンジン、K20Aを積んでいたので運転が本当に楽しかった。しかしF30とくらべても仕方がないのだろう。なので最近は、3000回転前後までぬるめに加速して、ポンポンとギアを上げて走っているのだが、なんともつまらなく感じることがある。法で定められた範囲で走りを楽しむことを旨としているため、2速でリミッターに当たるまでエンジンを回したりして気晴らしをしている。やっぱりF30はもう少しまったりめに乗るべきクルマなのだろうか?まあそうなのだろう。

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徒然F30 2019/8-3 [クルマ]

徒然F30 2019/8-3

ということで、タイヤの空気圧をチェックしてみた。ディーラーによれば高速走行向きに調整した、ということであった。実際に調べてみると、私のF30 は、前輪の空気圧が2.2~2.5(乗車人数によって調整)で、後輪は2.2~2.7が指定されていた。それで実際の圧を測定してみると、前輪は2.8で後輪は3.2まで空気が詰め込まれていた。これはもうむちゃくちゃだ。乗り心地も悪くなるはずだ。コンプレッサの読み取りには誤差があると思われるので、ディーラーのメカさんは許容範囲の中で最大の空気圧に調整したのだろうと思いたい。しかし測定の結果を見ると、適当に空気を詰め込んだとしか思えない。しかも私の場合、2人以上人を乗せて走る機会は殆どないため、おそらく前後とも2.2前後で用が足りるはずだ。普通に考えてその方が乗り心地が良い筈だし、FD2に乗っていた時のように、コーナを攻めるような乗り方はしないので、乗り心地を犠牲にしてまで空気圧を上げて、コーナリング速度を上げるつもりはないのだ。しかし2.8-3.2を、いきなり2.2-2.2に下げるのもちょっとためらわれる。それでまず、2.6-2.8まで圧を下げてみることにした。すると車内のノイズが著明に減少し、さらに乗り心地もやや回復、大人っぽい乗り味を取り戻しつつあるようだ。数日乗ってみて2.4-2.4程度に下げ、その後指定通りの2.2-2.2に下げて様子をみるつもりだ。→やってみたら夢のような乗り心地が帰ってきてほっとした。


クルマをディーラーに任せきりにしてはやっぱり駄目なんだな。状況によってはディーラーを代えることも考える必要があるのかもしれない。しかしその前に、今お世話になっているディーラーの人たちとよく話をして、十分にコミュニケーションをとり、私が要求するレベルのサービスを提供してもらうことが可能かどうかをきっちりと見極めることが必要だろうと思った。クルマは私にとってただただ楽しみのためのものなのだが、カーケアをディーラーに丸投げしてお金を出すだけでは思ったような整備をしてもらうことは期待できないようだ。自分自身も地味な努力を続けないと駄目なのだろうな。

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徒然F30 2019/8-2 変わってきた [クルマ]

徒然F30 2019/8-2 変わってきた

最近けっこうF30に乗る機会が多い。仕事がしんどいような時でもF30に乗ることだけを楽しみに家から這い出してガレージに足を運ぶことはできるので、結果的にサボらずに通勤できている。なんともありがたいことだ。もっと早く買えばよかったよこのクルマ。そんなこんなで朝晩の通勤はF30に頼りきりなのだが、距離を伸ばすにつれて少しずつ乗り味が変わってきた。低速で走っている時にエンジンの粘りが出てきたことがその一つだ。新車当時はとろとろ走っている時に1速に落とさないとノッキングしたものなのだが、最近はどんなに低速で走っていたとしても、動いてさえいれば2速で何とかなるようになってきた。あとは足回りだ。ディーラーで私のクルマの使い方を想定してタイヤのエアの設定を高めに変えてくれたのだが、これは失敗だった。距離が延びるにつれて軽やかになってくるはずの足回りが、なんだか全体にどたどたしてまとまりのない感じになってきてしまっているのだ。高速でそこそこの速度で走っているときは、BMWらしくしなやかでうっとりするような足さばきを感じさせてくれるのだが、街の道ではそうもいかない。私にとって毎日のドライブをいかに楽しむかが最も大切なことなので、エアをすこし抜いてみるつもりだ。このクルマは、乗車する人数によって空気圧を変えるよう指定されている。国産車ではそんなことはないように思うので、楽しみつつ圧を変えてみようと思っている。

室内の雑音についても書かざるを得ない。このクルマは内装にかなり贅沢に皮を使ってあるため、樹脂のパーツと皮がこすれることによる雑音がかなりにぎやかだ。家人が一緒にドライブしてくれると雑音は落ち着くのだが(助手席の椅子が揺れるのが原因?)、一人で乗っているとちょっとイライラするレベルの雑音になってきた。クルマには無駄なものはほとんど何も積んでいないため、雑音の原因はクルマ自体にあるものと思われる。近日中に油脂類を一通り交換する予定になっているため、ディーラーに相談してみるか。しかしおそらく何もしてもらえないんだろうなあ、、、、。その後の経過をまたここで呟いてみようと思う。

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久米川 手繰りや 玄治  かさね 864円 [日本蕎麦]

2016年9月5日
Genji.jpg
久米川 手繰りや 玄治  かさね 864円

久米川にご縁ができるとは思わなかった。
仕事をして、少しだけ時間が余った。緊張をリリースしてから家に帰りたい。
周囲のお蕎麦屋さんを調べて、、、このお店まで携帯、ではなくスマホに連れて行ってもらった。スマホがなければ一見さんの私には絶対にたどり着かないようなロケーション。世の中便利になったものだ、と技術の進歩にとりあえず感謝。

手繰りや という、ちょっと凝った店名に気後れしながらもどんどん中へ。ビルの一階、おそらく昔はお蕎麦屋さんではなかったのだろうな、という作りのお店だ。椅子に腰をおろすと背の高い、目鼻立ちのはっきりとしたきれいなオネイサンが応対してくれる。様子がわからないのでいつものようにおおもり、、、、がないので重ねをお願いした。あとでしげしげとメニューを眺めたところ、機械挽きではなく玄蕎麦を手挽きしたお蕎麦があるのだという。次の機会にはそれをお願いしようと思った。

時間もお金もあり、気持ちにも余裕がある。メニューを見ると、おいしそうなお酒が数は少ないが用意してある。故あってお酒を控えている身の上なのだが、、、、お蕎麦を待ちながらお酒を呑めないせつなさに身をよじる。お水をたくさん飲んで何とかしのぐ。オネイサンもよく気が付き、水を足してくれた。お酒飲みたさに冷や汗をかいていたことはばれていないと思うが。ほどなく重ねが到着した。なんとかしのいだぞ。

四角いお盆にのった長四角のせいろが二枚。小皿にはこんもりとしたひと手間加えた山葵と、それからワイルドなさらし葱の輪切り。これだけでお酒が呑める、、、いやいや今日はだめなんだ、、、ここでお水をコップ一杯、、、。気を取り直してお蕎麦にいこう。

お蕎麦はやや平べったい、手打ち手切りのもの。星は目立たず表面はややざらりとしている印象。やや太めでエッジも丸まっているので十割なのか?とも思ったのだが、全体として多少なりともつなぎが入っている印象。数本手繰ってみると、、、おお、、、いい薫りだ。栗のような穀物の甘美な薫りに酔いしれる。小麦もすこしだけ薫るように自分は感じた。

蕎麦つゆは、、、これは徳利のようなものに入れられて供され、私の好きなスタイル。血圧の問題もあるので、蕎麦つゆは最小限にしたいのだ。醤油成分とカツヲ成分がほどよく熟成され、混然一体となっているのだが、その中で地味に力強く、ザラメ的な甘さが主張している。しかし基準としているまつやのものほどは甘くないようだ。いい蕎麦つゆだ。しかし最近まつやもご無沙汰している。今度無理して時間をつくろう。お蕎麦になかなか力があるので、お蕎麦の7割程度、蕎麦つゆをくぐらせるとバランスが良いようだ。喉と歯の両方で楽しむような、本格的なお蕎麦だ。

もう一つ、特筆すべきこととして、お蕎麦の盛りの多さをあげておきたい。私はいわゆる銘店盛りをあまり喜ばない人間だ。おいしいものは誰だってお腹いっぱい食べたいに決まっている。やせ我慢をして銘店盛りを受け入れる必要などないのだ。このお店のお蕎麦の盛りは大変気前よく、せいろ一枚でも有名店の大盛りに相当するか、それ以上の量がある。これは素晴らしい。心ゆくまでこのお店のおいしいお蕎麦を堪能できる。しかしいくら太めのお蕎麦であるといってもお蕎麦は生き物だ。供されたら味が変わらないうちにどんどん手繰っていくに限るけれども。

そんなこんなで、良質なお蕎麦を心ゆくまで楽しんだ久米川の夜だった。
神田とは違う感じ、ちょっと離れた地方都市の感じがお蕎麦にも漂っており、やや垢抜けない部分がむしろ誠実さと感じられて、個人的にはとっても気に入った。ご亭主がややお疲れのようで、蕎麦打ち場で倒れるように眠っているのが気掛りだ。体を大切にしてお店を続けていただきたい、と強く願っている。二日酔いとかなら良いのだが。

写真のアングルが悪いのは急いでいたので許してください、、、。

良い;北多摩にある本格的なお蕎麦屋さん。材料も、調理もよいが、何といっても盛りの多さ、、、ご亭主の心意気がうれしい。手打ちの良質なお蕎麦を、心ゆくまで楽しめる。花板さんの客あしらいも大変結構でした。日本酒もいいものを置いてあるようだ。夜もたのしいのではないか?地元の方々がうらやましい。
もっと良くなる;このままでいいと思います。
また行く?;Yes たびたび通っても飽きがこないのではないか。次はせいろと手挽きの両方を試してみたい。
総括;北多摩の比較的小さな町の駅前にある、とても誠実で良心的なお蕎麦屋さん。あまりなじみがない土地柄なのだが、地元の方々に人気があるお店であることは間違いないだろう。お酒もサービスもVery goodだ。ああ、このお店で心行くまで呑んでみたいな、、、。


2016年10月 再訪 二色せいろ 972円

運よく再訪できた。今度は十割田舎蕎麦であるという手挽き蕎麦とせいろ蕎麦の組み合わせの二色せいろをお願いした。前回同様、すらりとした花板さん、低く流れるJazz、コンクリートのビルだが内装はWoodyな感じ、、、私には居心地のいい空間だ。しばしのんびりとした蕎麦屋時間を楽しむ。まず最初に供されたのは普通のせいろ。こいつは前回同様、盛りがとてもよく、一枚でいわゆる銘店の大盛りをしのぐボリウムだ。安心安全、信頼のお蕎麦だ。あっという間に手繰り終えると、次はタイミングを見計らって手挽き蕎麦が供された。いわゆる挽きぐるみというやつだろう、荒っぽい星がそこここに散っている。野趣豊かなLooksを楽しむ。おそらく手打ち手切りのお蕎麦は、表面にいかにもといった穀物の粒子を感じさせる粒々が光り、エッジがやや丸まった中細のお蕎麦で、手切りであるからこそ、比較的短い仕上がりだ。これこれ。こういうのが食べたかったのよ。洗練されてはいないが、じんわりと薫ってくるお蕎麦を数本手繰ってみると、舌の上で暴れ、喉をこすりながら胃に収まっていく。よしよし、なかなかいい。こいつも四角いせいろの上でこんもりうねうね、たっぷりとほほ笑んでいる。スバラシイ。

いわゆる銘店と比較すると洗練の度合いは足りないかもしれないが、上質な、しかも二八?と十割を同時に、しかもしかもたっぷり心ゆくまでたくさん楽しめる、、、都心を離れたお蕎麦屋さんはこうでなくっちゃあ、というのが今日の感想だ。

たっぷりと供された蕎麦湯を、いつものように三杯楽しんで、幸せな気分でご亭主にお礼を言ってお店を後にした私だった。こんなうららかな午後が、また近いうちに訪れるといいな。



2016年11月 再訪 二色せいろ 972円

きょうも大変結構でした。大将が疲れ切って調理場で倒れるように眠っているのが気にかかる。
おそらくおかみさんと思われる方も感じがいいし、背の高い娘さんと思われる女の子も
可愛くて清潔感があってスバラシイ。居心地のとてもいいお店だ。1000円札一枚でこんなに幸せになれるなんて、、、。
今日もごちそうさまでした。また伺います。地元の人は幸せだ。


2016年 ⒓月 再訪 二色せいろ 972円

きょうも大変結構でした。いつものお蕎麦といつもの蕎麦つゆ。花板さんも軽快に動き回っており、平均年齢が高いカップルがどんどん入店してきて活気がある。いい雰囲気だ。無念無想の、それでも幸せな蕎麦時間を過ごさせていただいた。

支払いを済ませて板場を覗いてあいさつすると、大将がいない!やや若く、すこし大きい男性が板場を仕切っておられるようだ。しかし少なくとも私には、味の違いは全く感じられなかった。それでも大将がいないと寂しい。大将カムバック!

自分はお蕎麦に関しては、週に一度位でいいので、このお店に足を運ぶことができれば満足だ。すべてが私にちょうどいい。今日もごちそうさまでした。かつて体調を崩してお店を一時休んだという話を伺ったので、大将が心配だ。


2017年 1月 再訪 二色せいろ 972円

きょうも大変結構でした。いつものお蕎麦といつもの蕎麦つゆ。花板さんもいつも通り感じが良い。短時間ではあったが、幸せな蕎麦時間を過ごさせていただいた。蕎麦つゆの味がいつもと少し違っていた。名人でもこれくらいのブレはあるんだなあ、とフムフムさせていただいた。今日もごちそうさまでした。もう少し時間があればなあ、、、。


2017年 3月 再訪 重ねせいろ 864円

その後何度かお店に振られてしまった。当然だが地元の人気店らしく、お客さんが列を作って待っている。貧乏暇なしの私は、残念ながら待たせていただく時間がなかったのだ、、、残念。しかし本日は仕事が早上がり、いそいそと足を運ぶ。おお、お客さん誰もいないぞ!

それでさっそく喜び勇んでオーダーを通したのだが、いつもの二色をお願いするつもりで間違って重ねをお願いしてしまった。しかしこれはこれで大変結構。蕎麦ツユの仕上がりにぶれがあるのもいつも通りなのだが、それはそれ、合格ラインは軽々とクリアしており、お蕎麦全体としては大変結構でした。ご馳走様でした。いつもの花板さんは若い背の高い女性、ボーイッシュで清潔感があって好感をもっているのだが、今日は女性らしくばっちりとフルメイク。なにかあったのか?これからデートとか?興味津々であった。次回が楽しみだ。もう少し生きてないとね。



2017年 4 月 再訪

お昼に満席でふられ、夜にまた予約でいっぱいになっていてふられた。お店が繁盛していることはとっても嬉しいのだが、ちっと切ない気持ちになったオヤジなのだった。頼むオレにもお蕎麦を喰わせてくれ、、、。



2017年 4月 再訪 二色せいろ 972円

今日のせいろは完璧だった。おそらく打ち立てのお蕎麦を口にする幸運に恵まれたのだろう。お蕎麦の穀物特有の甘い香り、粒々した蕎麦肌?、のど越し、味わい、、、、。大変結構でした。いろいろとお蕎麦を食べてきて、自分なりの好みがはっきりとしてきたのだが、今日のせいろは自分の好みそのものだった。もう一枚追加しようと思ったがはしたないような気がしてやめておいた。しかし食べておくべきだったなあ。いつもの挽ぐるみ田舎蕎麦(手挽き)も、もちろん結構でした。



2017/9 再訪 二色せいろ 972円

今日のお蕎麦はやや太めに切られていたのだが、気分の問題なのか故意に変えておられるのか。おそらく後者なのだろう。蕎麦つゆはやや甘みが強く、全体に濃い感じであった。昨日はきつい仕事をしたにもかかわらず、お酒も嗜むことができず、ここのお蕎麦をずっと夢見ていたのでお店のテーブルに着いたときはホントに嬉しかった。今日も大変結構でした。ごちそうさまでした。今日も幸いにして“おいしいお蕎麦でおなか一杯”という夢を実現できました。とりあえず幸せだ。



2017/9 再訪 二色せいろ 972円

今日も大変結構でした。ごちそうさまでした。
贅沢な話だが、すこし飽和気味になってきた、、、。



2017/10  再訪 二色せいろ 972円

今日もおいしかった。お腹いっぱいになった。
飽和するなんてとんでもない。
とっても満足しました、ありがとう。



2017/11-1  再訪 二色せいろ 972円

今日もたいへん結構でした。
とっても満足しました、ありがとう。
週に1回くらいは通いたいな。
伺ってみたところ、L.O.は1930だそうな。
敬愛する先輩を誘おうかどうか迷っている。
だってお店がはねた後、行くところがないんだもの。


2017/11-2  再訪 二色せいろ 972円

今日もたいへん結構でした。
サイコウに満足しました。
早い時間によくお目にかかる小柄な花番さんも
とっても感じの良い方で落ち着きました。
お酒を楽しめないことだけが残念。



2018/1-1 再訪 二色せいろ 972エン

本日も、運がよければこちらのお蕎麦を楽しむことができるのだが、
どうなるのだろうか?雨が降ると天気予報は言っているけれど、、、。
乞うご期待、というか自分自身がお蕎麦に期待している。  
やっぱり今日も大変結構でした。


2018/1-2  再訪 二色せいろ 972エン

すこし待たされたけれど、いつも通りのおいしいお蕎麦でした。
待つ価値は、十二分にある。
今日は珍しく蕎麦つゆの”出汁感”が足りなかったようだ。
それでも心から満足してお店を後にした私だった。
仕事前だったので、お葱を食べられなかったことだけが残念だ。

待っている人がたくさんいるのに、のんびりと昼間から一杯やっている
カップルがいた。日本人としてちょっと複雑な気持ちになってしまった、、、。


2018/2‐1 再訪 二色せいろ 972エン
        屋守    972エン

今日も大変結構でした。
短かめのお蕎麦が多かったのがちょっと残念。
お店がすいている時は、大きめのテーブルに座らせてほしかったかな?
地元で醸されている屋守もいつもながら大変結構でした。
ごちそうさまでした。



2018/3-1 再訪 二色もり 972円

運よく時間があまり、お店に足を運ぶことができた。
仕事が終わっていないので呑めないし、葱だって口にできないことが残念だ。
しかしここのお蕎麦はいつもながら大変結構。
二八と十割を同時に楽しめるし
お腹いっぱい食べることができるし
生山葵は丁寧におろしてあるし
葱もたっぷりと供される。
蕎麦ツユは味に多少のブレがあるが好みだし 
徳利に入れてだしてくれるし
蕎麦湯も呑みきれないほど供してくれる。
蕎麦茶も美味しいし、お店も清潔で居心地がよい。
好みのお酒も置いてあるし、つまみだって最高だ。
すす竹の割りばしも使いやすいし、お手拭もふわふわで清潔だ。
トイレの場所も、奥まっているので気にならない。
今のところ、知る限りPersonal Bestのお蕎麦屋さんだ。
今日もご馳走様でした。満足だ。またここに足を運びたい。


2018/3-1 再訪 二色もり 972円

やはり今の自分にはこのお店がPersonal Bestだ。
電車に乗ると2時間近くかかるのが玉に瑕だが、
その価値は十分にあると思うのだ。今日の蕎麦つゆは、
ややお醤油が勝っていたように感じれられた。多少の
ブレがあるのもいかにも手作りという感じがして
個人的には気に入っている。


2018/4-1 再訪 二色もり 972円

最近水曜日にお休みを取っておられたので、なかなか足を運ぶ機会が持てなかった。
何とか時間を作ることができ、久しぶりにこちらのお蕎麦を堪能した。
本日も大変結構でした。上質なお蕎麦でお腹が満たされるっていいいもんだ。

しかし休酒中に隣でヤられると、けっこう切ないもんだな、と思った。
しかも私が好きな屋守の薫りが隣から、、、。
生きるって切ないことなのね。



2018/5 再訪 二色もり 972円

質の高いお蕎麦でお腹を満たしたいとき、知る限りこのお店が最高だ。しかし周りの人が昼酒を楽しんでいるときはちょっとつらいな。仕事が終わってからゆったりと訪れたいお店だ。今日もごちそうさまでした。満足です。



2018/7 再訪 二色もり 972円

今日もすわいこうでした。ごちそうさまでした。一杯やりたかったなあー。



2018/8 再訪 二色もり 972円

背の高い花番さんを久しぶりにお見かけした。今日は一杯やって、お蕎麦も十二分に楽しんだ。
ごちそうさまでした。


2018/8-2 再訪 二色もり 972円

今日もおいしかった。お酒は呑まなかったけれど、玄治に足を運べる幸運を噛みしめた。


2018/10-1 再訪 二色もり 972円

9日から内装に手を入れるのだという。これ以上何をしようというのか?現状で最高と思うのだが。ともあれ、改装前の最期の二色もりを堪能した。おいしかった。

おそらくお店が有名になって、客筋がかわりつつあるためなのだろう。カウンターをしつらえることを考えておられるのではないか?9日から月末まで、お店はお休みです。為念。




2018/11 再訪 二色もり 972円
内装工事はもう終わった筈、と、久しぶりにこちらに足を運んだ。二人用の机が増え、蕎麦打ち場だった場所にも机と椅子が。全体に明るく清潔な感じになっていた。しかし人も、お蕎麦も、何もかわっていないようだ。安心して久しぶりにお蕎麦を堪能させていただいた。やはり月に何度かこちらに足を運ばないとどうも体調が悪い。ご亭主がご高齢のお客さんに、お蕎麦に関するマニアックな情報を熱く語っておられたのが印象的だった。今日もごちそうさまでした。また伺います。


2018/11 再訪 二色もり 972円
時間を作って朝ご飯を抜いて足を運んだ。お店は大変繁盛しており、昼下がりから一杯やっている人たちで満たされていた。お店のためには喜ばしい。でもなんかちょっと寂しい。今日の二八は色も薫りも味わいもいつもと違ったようだ。色だけ言えば、神田のやぶ蕎麦のようだった。お蕎麦の盛りも、少しだけ少なかったかな?しかし今日も大変結構でした。ごちそうさまでした。



2018/12-1 再訪 二色もり 972円
新装開店してしばらく経ったためか、お店はいつもの落ち着きを取り戻しているようだ。昼下がりの一杯を楽しむお客さんはほとんどおらず、このあたりのおばちゃんのお喋りとか、常連さんの憩いの場としての役割を取り戻したようだ。私的にはこのほうがやはり好ましい。

本日供された二八も前回同様 やや緑がかっていたのだが、これはどうも新蕎麦だからということらしい。私自身はいつも通りの方が嬉しいかな?お蕎麦の盛りも、旧来通りで、グルマンな私も幸せになることができたのであった。蕎麦湯をたっぷりと楽しんでから、にっこりとお店を後にした。今日も大変結構でした。ごちそうさまでした。



2018/12-2 再訪 二色もり 972円
本日もあまり混んでおらずのんびりさせていただいた。しかし私がお蕎麦を手繰り終えるころには満席に。やはり地域の人気店なのだろう。それはそうだろう。蕎麦湯をたっぷりと楽しんでから、にっこりとお店を後にした。背が高い花番さんもいつもながら感じが良く、本日も大変結構でした。ごちそうさまでした。さあ、仕事しようっと。


2019/2-1 再訪 二色もり 972円

こちらは相変わらずスバラシイ。これだけのお蕎麦を1000エンでおなかいっぱい楽しめるなんて。

しかしお店が新しくなってから、平日お昼時の様子が変わってきた。お昼からお酒を楽しんでいる民度の高い?人々が集うようになっているようなのだ。私は月に何度かこちらに伺うことを無上の楽しみとしているのだが、仕事前に伺わざるを得ない事情があり、お酒はもちろん呑めないし、沢山の人とお話をする必要があるのでお葱は楽しめないし、天ぷらなどの油ものの薫りが体にまとわりつくことも好ましくない。

しかるに民度の高い皆様方は、お昼からちびちびではなくぐいぐいとお酒を楽しみ、声高に談笑し、天ぷらなどを大量に注文されている。なのでこちらに伺えば、必然的に体中がお蕎麦屋さんではなく飲み屋さんの薫りになってしまうのだ。これはまずい。

しばらく状況が落ち着くまで、お店を遠慮するかどうか考え中。しかしこちらのお蕎麦なしに何か月も生きてゆく自信はない。



2019/3-1 再訪 二色もり 972円

本日はあまり混んでおらずのんびりさせていただいた。しかし私がお蕎麦を手繰り終えるころには満席に。呑む人が多いので、油系のかほりが体についてしまうのがちょっとつらいな。それでも本日も大変結構でした。ごちそうさまでした。



2019/5-1 再訪 おおもり 800エン+税
        屋守   900エン+税

二色が売り切れだったので、重ねをお願いしたのだが、もう重ねはないのだという。同じものがおおもりになったのだという、、。ちょっと悲しかったが忙しいだろうから仕方がない。なので久しぶりに屋守をお願いしてじっくりと楽しませていただいた。

おおもりでもなんの文句もないのだが、やっぱり重ねの方がいいかな?それでも本日も大変結構でした。花番さんもいつもながら感じが良かったです。今日もごちそうさまでした。いつもどうもありがとう。



2019/5-1 再訪 二色もり 972円

時間が無いのでめちゃめちゃ急いでこちらまで伺った。ぎりぎりだ。次の仕事まであまり時間がない。それでも本日はまだてびきが残っているということで、二色もりをお願いした。やれ嬉しや。リズムよくお蕎麦を出してくれたので、こちらもどんどん手繰って濃厚な蕎麦時間を過ごさせていただいた。短時間の滞在ではあったが、個人的にBestと思っているお気に入りのお蕎麦をお腹いっぱい満喫させていただいた。本日も大変結構でした。ごちそうさまでした。かれこれ30回位はこちらに伺っているが、まだまだ飽和しない私なのだった。



2019/5-1 再訪 二色もり 972円

本日も大変結構でした。ごちそうさまでした。近日中に、ついにゲストをお招きすることにしたのだが、どうなることやら、、、。



2019/7 再訪 二色もり 972エン 等々沢山

ついに私が最も大切にさせていただいているゲストをお招きすることにした。おつまみも
お酒も気に入っていただけたようだし、お蕎麦も喜んでいただけた。とても嬉しかった。
玄治さんありがとうございました。



2019/8 -1 再訪 おおもり 800エン+税

二色が売り切れだったので、おおもりを。
本日も大変結構でした。花番さんもいつもながら感じが良かったです。ごちそうさまでした。いつもどうもありがとう。


2019/8-2 再訪  二色もり 972エン
         屋守   972エン

幸運にも8月になって2回目の玄治さん。いつもの二色もりに加えて、いろいろ考えた末に屋守を。間違いようのない最高の組み合わせだ。お店は混み合っており、それでもいつもは手際よくさばいてお料理がどんどん出てくるのだが、本日は珍しくかなりの長時間待たされた。待つ価値はあるので全く問題ないのだが、お蕎麦のゆで加減もいつもと違う。はて?しかしお蕎麦の味わいと蕎麦ツユの仕上がりはいつも通りだった。葱は分葱と青頸葱を半分ずつ混ぜたものであり、これで十二分にお酒のお供になった。これもいつもとは少し違うようだ。ご亭主ではない方が調理しておられたのか?ひょっとするとそうなのかもしれない。花番さんはいつも通りで感じがいい。何はともあれ、今日もご馳走様でした。お店が続いてくれさえすれば、私的には幸せだ。




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鎌倉 長谷 以志橋 せいろ 大盛り 1060エン [日本蕎麦]

鎌倉 長谷 以志橋 せいろ 大盛り 1060エン

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行きつけにしているお店に振られてこちらへ。鎌倉駅からのんびりと歩いても、私の足であればさほど時間はかからない。快適な鎌倉散歩の後にお店へ。商売をするお店としてのの立地は最高であるが、交通量が多い交差点のすぐ脇ので、必ずしもお蕎麦屋さんにとってベストなわけではなさそう。しかし老舗だというので期待してなかへ入る。

店内は和風のしつらえで、お客さんの年齢層は非常に高い。店内は清潔感があって大変結構だ。玄関周囲に並べられた椅子に言われるままにおとなしく座って待つ。椅子の上におかれた座布団は、ずいぶん年季が入っている。しばらく待って、幸いにしてテーブル席に通された。私は靴を脱ぐことを求められるお座敷が、最近は苦手なのだ。それはともかく、花番さんには迷うことなく、いつものようにせいろを大盛りでお願いした。出されたお茶は挽いた粉茶を熱い湯で説いたもの。抹茶のようでもあり、なかなか結構であった。

お蕎麦は角盆に載せられて登場。四角い朱塗りのせいろにお蕎麦がこんもりと盛られている。これはいいぞ!お蕎麦は細く、エッジは鋭く、星はほとんど目立たない。クンクンしてみると、新蕎麦でもあるようで、ほのかなお蕎麦の穀物薫。甘く、ふくよかないつもの薫りだ。ちょっと青苦っぽいところが何とも言えない。期待して数本手繰ってみると、丁寧に冷水で締められたことを感じさせる長―いお蕎麦だった。機械打ち機械切り、二八と思われ、ていねいに調理されている。ふむふむ。蕎麦つゆは、、、と。蕎麦猪口には入れられておらず、小さなだるまさんのような徳利に比較的多めにたっぷりと。見かけはかなり辛い蕎麦つゆのように見受けられた。少量啜ってみると、おお、これはなかなかおいしい。醤油、カツヲ、味醂のような甘さが混然一体となって、各々の成分が分りにくいような、洗練された蕎麦つゆだ。まあ、マスプロの蕎麦つゆでもそんな感じになるのではあるが、ここのはもちろんそうではないだろう。じっくりと味わってみると、比較的からめであるが、典型的な江戸前のものと比べると、ややさらりとしている。小皿の薬味は、さらしすぎだが風味を失っていない輪切りの葱と、ひと手間加えた感じの適度な量の生山葵だ。各々なかなか結構な味わいだ。お酒を飲んでつまみにできないのが残念なくらいだ。観光地なのになかなかいいな、というのが正直な第一印象。

それで、お蕎麦を三割ほど蕎麦つゆにくぐらせて、手繰り始めるのだが、意外だが蕎麦が勝ってしまって、味わいが乏しい。これではお蕎麦を楽しめない。少し考えて、細いお蕎麦ではあるのだが、のどではなく奥歯で味わう様にして、蕎麦つゆも六割ほどくぐらせることとした。ちょっとカッコ悪いけど、背に腹は代えられない。すこし噛んで、のどではなく、奥歯で味わうというやりかただ。そうすると、このお店のお蕎麦の良さが際立って、おいしく手繰る(今日の場合はじっくり味わう)ことができた。それでも大食漢の私は、例によって一瞬でお蕎麦を味わいつくし、小さな湯桶に入れられた少しすくなめかつ薄めの蕎麦湯をすべて頂き、あげくに、いつもはやらないことなのだが、徳利に残った蕎麦つゆを全てそのまま楽しんで、満足してお店を後にしたのだった。ご馳走様でした。

写真がPoorなので、機会があったら差し替えたい。


せいろ+おおもり860+200エン
清酒  540エン

あてにしていたお店に2軒振られて炎天下をはるばる歩いてこちらまで伺った。店内は幸い空いており、のんびりできた。席についてお水をいただき、せいろをお願いするとともに清酒を。当然徳利に、、、と期待したのだが、お皿の上にコップ酒スタイルで供された。常温のキクマサなのだが、定番の香り、定番の味だ。程なく供されたお蕎麦は、四角いせいろの上に“山盛り”状態で登場だ。これは嬉しい。ご亭主は暇だったのでサービスしてくれたのか?私の無駄に大きな体を目にして超大盛りにしてくださったのか?理由はともあれ、幸せな気分になった。例によって薫り少な目、エッジが立ったやや細切りでながーいお蕎麦を、濃いめの海岸沿いのお蕎麦屋さんらしい、出汁が強めの蕎麦ツユで楽しませていただいた。輪切りの葱も生山葵もなかなか素晴らしく、十分にお酒のつまみの役目を果たしてくれた。そうして、茹で湯そのもの、ただし濃いめの蕎麦湯を全て呑み干して、満足してお店を後にした。清酒はおかわりをしたのだが、あとで確認したところ値段に反映されていない。今度伺ったときに、お支払することにするか。または大酒を呑んで恩返しすればいいのか。

ともあれ、炎天下で日本酒というのもなかなかオツなものだと思った。お蕎麦もお酒もそこそこおいしい、居心地の良いお店でした。ロケーションがサイコウなので、観光地値段であることは仕方がないのかもしれない。

ご馳走様でした。


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Jazzy Tele 2019/8-1 [音楽]

Jazzy Tele 2019/8-1

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ありがたいことに、最近は音楽に時間を費やすだけの心身の余裕がある。それで手持ちの楽器を弾きたおしているのだが、どれもこれもなかなか素晴らしい楽器なので、目移りがしてしまって落ち着かない。中でも最近気に入っているのは自分でアセンブルしたUSACGのテレなのだが、こいつは自分の手に馴染んで気分よく弾くことができる。聞きたい人はあまりいないだろうが、勝手にこの楽器の細かい紹介をしてみたい。まずはHead周りについてだ。

この楽器は米国でアマチュアルシアーとして活動をしていたころにアセンブルしたものだ。USACGにTommyがいたころ、彼からボディとネックを買った。ネックのプロファイルは彼の個人所有だという62年物のストラトからデータを取ったもので、太めのUなのだが、これがまた手に吸い付くような気持ちのいいネックなのだ。当時はUSACGが会社内で塗装を請け負ってくれたので、お任せで塗ってもらった。指板はいろいろ考えてエボニー、ネックの材料はバーズアイメイプルにした。Tommyがあまり派手な木目なものは避けた方がいいっていうのでそこそこのものをお願いしたのだが、それでも結構な鳥目が入り込んでいる。写真を見てほしい。その後実際にドリルを入れてみてわかったのだが、メイプルの品質は最高、エボニーもそこそこ硬くて目が詰んでおり、真黒なものを選んでくれたようだ。ありがとうTommy。やはり彼がいなくなって今となっては、USACGからパーツを買う気にはならない、というか、私は今はもうルシアーとしての活動をやめてしまったのだが、TommyがUSACGからいなくなったことも一つの原因だ。さて。

前述したが、メイプルの質が私の予測をはるかに上回り、バーズアイであるにもかかわらずものすごく硬かったのだが、派手な木目が出ているネックを扱い際にいつもそうしているように(木質は木目がプレーンなものよりもやや柔らかい)、ねじ穴の径を小さ目に設定してしまった。それでペグをつける際にねじくぎをねじ切ってしまい、そいつをほじりだして穴を埋めるのには苦労した。どこかに書いたので繰り返さないが、丁寧に埋めてはあっても、ペグを外せばもちろん今でも痛々しい加工のあとが残っている。しかし音には影響しない筈だと信じていまもこのネックを愛用している。

ほかにも問題がないわけではない。これまでにUSACGからは何本もネックを買っているのだが、指板にエボニーを選ぶと、かなりの高率でナットのための溝がきちんと切られていない状態で納品される。溝が歪んでいることもあったし、ナットの底がまっすぐになっていないこともあった。USACGの新しい営業担当のKevinとも連絡を取ったことがあるのだが、“君は僕たちのやり方が気に入らないんじゃないかな?メイプルのネックと取り換えてあげるよ”なんて言われてしまった。そうではなく、マジで、加工がおかしいんだよなあ。だってメイプルの場合は何の問題もないんだから、、。ともかくそういうわけでこのネックのナット溝もそのままで使えるようなものではなかった。なので結構値が張るルーターのビットを買い込んで、ベニヤでジグを作って慎重にナット溝を加工して今に至っている。しかし溝が歪んでおり、溝の底も波打っているようになっていたため、かなり深く広く溝を掘りなおす必要があった。なので通常のFenderに使われるナットよりも少し太く、長いものが必要だ。結局自分で牛骨から削り出すしかなく、そいつにもずいぶん手間暇がかかった。しかしそんな風にしてものにしたこのネックにはずいぶん愛着が湧いて、そんな背景もあって特に最近はよくこの楽器を手にしているわけだ。

もう一つ、仕込んである技がある。ペグには日本が誇るGotohのSDS510を選んだのだが、こいつはロック機構に加えてポストの長さの調整機能がある。もちろんチューニング機能もおそらく世界最高だ。機能が複雑なので、慣れるまでいろいろと問題が生じやすく、状況によってはつけたり外したりすることが必要になったりするのだが、慣れてしまえばどうということは無い。一定の範囲内ではあるが、自分の好きな高さにペグポストの高さを調整できるのだ。もちろん各弦独立に自由に高さを調整できるわけだ。この機能を使うと、まずストリングハンガーを使う必要が無くなる。チューニングが安定し、高音弦の音にも影響する。しかしそれだけではない。なんと各弦のテンションを細かく調整できるのだ!まだ微調整中ではあるのだが、写真を細かく見ると、各弦の高さが細かく変えてあることが分かると思う。ポストを長くすれば弦のテンションが弱まり、短くすれば強くなる。この機能を使って、6つの弦のテンションをできるだけ均一に整えて、弦による弾き心地の差を吸収しようというのだ。これは弦のゲージを変えてしまうと台無しになってしまうため、ゲージを変えるたびに微調整を重ねる必要がある。

こうして弦のテンションを追い込んでいくと、コードを弾いたときなどは、ギター的な響きからピアノ的なまとまった響きに変わっていくような気がする。それが音楽的にいいことがどうかはわからないが、暫くはこのペグの機能を最大限に活用して、この楽器を楽しんでいこうと思っている。Headの事だけでずいぶん書いてしまったが、暇なときにまた続きを書いてみようと思う。この楽器は本当にもろもろ手をかけて仕上げたので言いたいことが沢山あるのだ。

タグ:Telecaster usacg
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