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福祝 純米吟醸 [日本酒]

4月某日
福祝 純米吟醸 4合瓶 1600円 藤平酒造

私にとって記念碑的なお酒。10年近くの禁酒のあと、関東地方の日本酒で気に入ったものを探そうと、4合瓶をチョコチョコと楽しんでいた。地元のちょっといい加減な感じのお酒屋さんで勧められ、結構高いし千葉のお酒?冗談きついよ、、、と半信半疑で買ってみた。呑んでみると端麗旨口というのだろうか?味も香りも鮮烈で、微妙な味わいもある。頭を後ろから殴られたたような襲撃をうけた。それが当時の自分の好みにぴったり合って、その後暫くはこればっかり呑んでいた。小さな蔵なのでロットごとに味が違い、値段が安いもののほうが美味しかったり、やや苦かったり、酸味が勝ちすぎたりするようなこともあった。しかし当時はあばたもえくぼで、蔵元にいって冷たく?されて喜んでみたり、源泉のお水を飲ませてもらったりした。そんなことをしたのは初めてだった。

3-11の後も蔵元がある千葉県の久留里という小さな城下町を、何度かたずねてみた。放射能をきちんと測定してお酒の安全性をアピールしている。小さいながら、しっかりとした信頼できる蔵元だ、という印象を深めた。お母さんと3人の息子さんでがんばっておられると聞いた。久留里に数箇所ある他の蔵元にも顔を出し、何本かお酒を買ってみたが、やはり藤平(トウヘイ)酒造のものが私には一番だった。呑み継ぐにつれて、私の舌がかわってしまい、より味わいの深いものを求めるようになり、このところ暫く呑んでいない。しかし千葉方面にドライブする機会があると、今でも足を伸ばしたくなる酒蔵だ。かつてはこればかり呑んでおり、のめりこみすぎて客観的な判断は下せない。今でも大好きなお酒だ。


また呑む?:Yes 品質がやや安定していないが、年毎、ロット毎の味の変化を楽しめる人には良いと思う
印象    :千葉県の良いお酒 他に有名な銘柄もあるが、是非試してみて欲しい 小さな蔵元ががんばっておられる



2019/4  1600エン+税で1728エン

私のお気に入りは、実は少し安い特別純米の方なのだが、近隣で最もお酒を大切に売っているお店が福祝を常備するようになったので、ついつい手に入れてみた。いつものお店は、酒は冷やさないわ、お店で煙草は吸うわで、ご亭主の人柄は最高なのだがすこしお酒の扱いが雑。しかしこちらのお店はごく丁寧に扱っているように見受けられるのだ。ご亭主の味の好みも私と似ているような気がする。おそらく大量には呑まない人で、さっぱりとした辛口をあまり好まないというか。

ともあれ、封を切ってみると、甘く柔らかいいつもの山田錦の薫り。福祝特有のイナタイ雰囲気。それでも五割磨きなので混じりけのない透明な印象を与える。しかし常温なのが悪いのか、どうもいまひとつパンチに欠けるかな?もちろんいつも通りとてもおいしい。しかし私には透明感が乏しい安い方が合うようだ。煙草臭いいつものお店で特別純米を買うのが運命なのだろうと思った。

お酒ってホント、面白いね。

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