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Billがいなくなった-12 ナットの作り直し USACG-Warmoth Tele [音楽]

Billがいなくなった-12 ナットの作り直し USACG-Warmoth Tele

ということで、ナットの作り直しだ。このネックは幅が広く、ナットはほとんどクラギと同じくらいの広さがあるため、既製品のポン付けは不可能だ。やはり規格外の楽器は欲しいのであれば、自分で作るか大金を払うしかないということだろう。ともあれ、とりあえず使えるナットは作ってあるので、焦る必要はない。しかし弦の間隔が特に低音側が狭く、弾くたびごとにちょっと不愉快になる。また、2弦の解放の音がいまいち、どうもナットファイルの調子が悪いらしい、、、。ストリングガイドを使っていないので、テンションが足りない可能性も否定できないが、いままでこんなことはなかった。弦に余計なフリクションを与えたくないので、ストリングガイドは使いたくないのだ。ポストの長さや、弦の巻き方でテンションを最適化するのがいいと、個人的には考えている。

Nut Files.jpg今使っているナットファイルはこんな感じであり、結構なお金を払って手に入れた。普通のやすりではナットの溝の底が丸くならないため、こればかりは専用のやすりを購入するしか無い。それでずいぶんたくさんファイルを購入したのだが、どうもうまくない、つまり、解放弦の音が納得いかないわけだ。弦にぴったしカンカンの溝を切ることが基本で、ヘッドに向かうにしたがって弦から離れるような加工をすれば、音色(解放弦のみ)とテンション(いつでもどのポジションでも)の調整ができるのだが、まずは基本に忠実に、ナットの全長で弦と無漂白の牛コツがふれるように加工したい。それでStu-Macと相談して、とくに2弦と3弦に気を使って、溝の幅が弦にぴったり合うように、やすりを買い足した。これで安心、幸せになれるかな、、、、と思っていたのだが、そうはイカのキンタマ、2弦がどうもびりつく。やすりの幅を図ってみると、規格よりも広くなっているではないか!Stu-Macを信じた私がいけなかった。それでもう一度相談し、正規の製品と取り換えるよう交渉してみると、送り返す必要はない、新しいのを送るよ、と、スバラシイ、というかアメリカ企業的な対応、その方が安いからそうするのだろうと思う。それで新しいファイルは完璧か、というとそうでもなく、やはり2弦の解放音が僅かに濁ってしまう、、、、過去にこんなことはなかったし、ほかの弦は完璧にいい音で鳴っているので、私の加工技術のせいではないと思う。

それで私は考えた。我々は匠の国、日本に住んでいるわけで、おそらくナットを完璧に加工するためのナットファイルを作っている会社があるのではないか?と。それでいろいろと手間暇かけて見つけ出したのが、これだ。広島の会社が作っているナットファイルのUo-Chikyu。世界的なブランドの一つであるらしい。こういうのが日本の会社のすごいところで、割と小規模な企業が、世界中に製品を売っていて、その市場を席巻しているという。例えばGotohのペグなども、同じような例だろう。広島まで電話をしたのだが、直接売ってもらうことはできないのだという。つまらないことに、代理店にマージンを払うことなしには手に入れることはできないらしい。広島まで車で買いに行く、と根性を見せたのだが、どれでもダメだということだ。仕方がないので、わりと高めの料金を払って代理店から一式購入した。その一本をここに示そう。UO Chikyu.jpg測るまでもないが、切り込む溝の幅は、きっちりと規格通りに作りこまれている。使い心地も上々で、やはりいい道具を使うと仕事も丁寧になるというものだ。満足して、じっくりと時間をかけてナットを作り上げた。弦高さはとりあえず高めにしておいて、しばらくして落ち着いたら、目標にしている数値まで追い込もうと考えている。現時点で楽器に装着した様子がこれだ。Nut.jpg低音弦は半分くらい顔を出しているし、高音弦はちょうど全部もぐりこんでいて、いい感じでしょう?完璧ではないけれど、割と満足なできだ。道具がいいので時間がかからなかったし、何よりも解放弦の音がいい。しばらくこれで弾きこんで、弦高を追い込んで、そのあと心身に余裕があれば角度などを少しいじってテンションを下げてみたい。そしたらコンパウンドでピカピカにしようと考えている。現状では艶消しなので。時間が余ったので、今日は音楽それ自体に時間を費やすことができる。ありがたいことだ。さあ、練習頑張ろう。
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