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USACG Jazzy Telecaster Update [音楽]

USACG Jazzy Telecaster Update


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多忙な毎日が続いているが、時間が許すかぎりこいつを愛でている。素晴らしい楽器に育っているのだが、問題がないわけではない。その一つがブリッジのコマの高さだ。おそらくボディとネックを購入してから数年間、組まずに放置しておいたのが悪いと思われるのだが、ネックポケットの木が僅かに動いてしまったようで、ネックの仕込みの角度が微妙に安定しないのだ。トラスロッドを使って何とか収束させてはいるのだが、本質的な問題の解決には至っていない。とくに高音弦などは、ブリッジのコマをぎりぎりまで下げる必要があるので、理想的な弦高を追求することができないのが悔しい。結局E弦の高さに合わせて他の全ての弦の高さを合わせることになってしまう。解決するためにはネックの仕込みの角度を調整する必要があるのだが、普通に考えればシムを使うことになるだろう。しかしわたしはこれが嫌いで、、、。ルーターでネックポケットを削りなおしてもいいのだが、角度の設定がものすごく難しいし、失敗したらリカバリーが大変だ。


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そこで私が使ったのはこいつだ。おなじみStewMacのネックシム。これは薄いメイプルの板に正確な角度をつけて削ってあり、ネックポケット全体でネックに接触するため、普通のシムを使ったときにはある程度避けられないネックの高音部の変形は理論上生じないし、トーンが損なわれたりすることもないと謳われている。確かに紙などを挟み込むよりは合理的だし、こいつを使えば角度の調整も容易で、何度でもやり直しがきく。そうではあるが、ペラペラのメイプルが1枚800円弱というのはやはりoverpricingと言わざるを得ない。しかし背に腹は代えられないので、高いお金を払って(その他もろもろのお楽しみグッズと一緒に)輸入することにした。

、、、送ってもらうのにずいぶん時間がかかったけれど、ようやく3枚のシムが手に入った。おのおの、0.25、0.5、1度の角度をつけるように調整された、実に薄っぺらいぺらぺらのメイプル板だ。まずは0.5度のものから試してみる。ほとんどの場合これで何とかなる、という記載があったため、最初は0.5度を選んでみたのだ。ネックを外して、ポケットにこいつを挟み込んで、、、慎重にネックをインストール。ネックが僅かにネックポケットから浮いた感じになっているのは気に入らないが、おお、いい感じに角度がついているぞ。喜び勇んで弦を張り直して調弦。しかし角度が大きいためか弦がサチッてしまう。まあこれは想定内なので、コマの高さを少しずつ上げて対応する。しかし結局コマの高さを上げてもあげても、楽器として機能するような状態にはならないことが分かった。面倒くさいが0.25度のものに差し替えるしかなさそうだ。そうかオレの楽器は”ほとんどの場合”ではないのね。つまりネックポケットの角度がそれなりにきちんと出ているということなのだろう。仕方がない。ふたたびネックを外してシムを差し換えて、、、。おお、これでよさそうだ。なんとかなりそうだ。

大体の弦高を出してチューニング。弾いてみた感じは全く別の楽器だ。当たり前だがなんとなくGibson系の楽器を弾いているような感じ。僅かなネックの仕込み角度の違いだけで、こんなに鳴り方が変わるなんて驚きだ。明らかに弦の振動が変わり、振動がよりよくボディに伝わるような印象を受けた。いい悪いというよりは、好みの問題かな。よしよし、ともかく自分的には悪くないぞ。調整したコマの高さは理想的だ。テレキャスの場合、コマの材質や太さは直接的に音質に直結するため、選択は慎重にしなければならない(ベースプレートの厚さ、材質、装着方法についても同様なのだがここでは扱わない)。私が愛用しているGotohのオクターブが大体合うようになっているコマの場合、断面は円なのだが、その径が結構太いので、ネックの仕込みの角度によっては弦高をあまり下げられない仕様となっている。今回私がとった方法とは全く別のアプローチとして、コマを細いものに代える方法もあるのだが、そうすると私の好みではない方向に音が変わってしまうことを確認している。太いコマの二つのE弦の下部を削り込んで弦高を下げられるように工夫してある製品もあるにはあるのだが(この説明でわかっていただけるだろうか?Joe Bardenの製品が代表的)、私はなんだかこのアプローチも気に入らなかった。コマの下部を削ってまでしたコマの高さを下げてしまうと、弦とコマが接触する面積が減り、角度も浅くなって、やはり好ましくない方向に音が変わってしまうのだ。やってみればすぐわかることなのだが。なので私の場合、ネックの仕込み角度を調整することにしたわけだ。そんなこんなでうんちくを一人傾けながら、だらだらと諸々の調整を楽しんだ。

知っている人はアタリマエのように知っていることではあるが、ギターは本当に不安定な楽器で、弦のゲージを代えたり、ネックの仕込み角度を変えたりすれば、ネックがかなり動いてしばらく落ち着かない。なので1週間ほどこの楽器を放置して落ち着くのを待った。それからStewMacのマニュアル本に載っている方法に則って、まずネックを可能な限りまっすぐにし、その後ブリッジのコマの高さを調整、最後にナットの溝をわずかに調整してセットアップを終了とした。今後、この楽器に細めのフラットワウンド弦を張ることができるかどうか、試みるつもりでいる。

今のところ、加工に失敗して木部に修正を加えたこと、購入当初からエボニー指板のサイドにわずかな欠けがあることなど以外は、私から見てほぼ完璧な楽器だ。問題と言えば重さくらいなのだが、こればかりはいまさらいかんともしがたい。自家製のPowerUpしたChamp(をモディファイしたアンプ)を通してGibson57Classic(自分的にはBestなハムバッカー)から紡ぎだされるフロントPUの音は、なんとも言えない甘く深くふくよかな味わいだ。とりあえずエレキに関しては、これ以上何も必要ないな、と、今日も拙宅で幸せをかみしめる私なのだった。

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徒然FD2 2018/5‐1 [クルマ]

徒然FD2 2018/5‐1

今日も元気にVTECを効かせながらの通勤だ。ドライブにはいい季節になってきたので、窓を全開にしてオープン気分を楽しみながら通勤をエンタテイメントとして楽しんでいる。今朝のように、スタートダッシュで勝負を挑んでくるYamahaの大きなバイクなどと戯れたりするのも悪くない。ただし制限速度内限定でね(大切)。

このところ、大きなトラックが群れを成すようにして走る道を使わざるを得ない状況が続いているのだが、トラックが弾き飛ばす飛び石には閉口している。しかし気温が大きく変化して飛び石が生じやすい朝方などに、泥除けを付けていないトラックの後ろにつくことを徹底的に避ければこの問題は多くの場合回避できる。一方で、自分一人がどんなに工夫しても避けようのない問題もある。個人的に最近最も迷惑しているのは、後ろから私のクルマをあおってくる大きなトラックだ。彼らはほとんどの場合、運転がごく上手だと思う。その分、周りを走っている一般ドライバーに優しくしてくれればいいのだが、 -実際にはそういったトラックドライバーが大多数と思われるのだが-  そうでない人たちも残念ながら少なくはないようだ。このあいだもこんなことがあった。

例によって都会の道路を流れに乗って機嫌よく流していると、後ろからものすごいスピードでトラックが走ってきた。不穏な空気を感じて車線を譲ろうとするが、そこは都会の道路のこと、おいそれと車線変更はできない。前のクルマだって詰まっているのでトラックに追いつかれてしまう。トラックはわがFD2の後ろにぴたりと車を付けてアクセルをふかしたり戻したり尺取虫のような動作を繰り返す。それでも隣の車線に空きがなければ、道を開けようがないではないか。そんなことわかっている筈だ。運が悪いことに、この先間もない交差点の信号は赤だ。嫌な予感。前の車と意識的に少し距離を開けてゆっくりとポンピングブレーキを使って後ろのトラックにアピールしながら停車。するとトラックドライバーはバックミラーの中でにやにやと笑いながらFD2ぎりぎりまでトラックをとばしてからギューッと急ブレーキ!大きな車体を前後に揺らしてストップ。その後プシュプシュと排気ブレーキの音を何度も聞かせながらFD2の後ろ“ビタビタ”までトラックを近づけてくる。ゆるゆると逃げる私。プシュプシュと近づいてくるトラック、、、これが何度か繰り返される。今のところ傷一つないFD2のリヤバンパーをトラックのごついバンパーでつぶされないかヒヤヒヤする。わざとか?そうなのか?前のクルマぎりぎりまでFD2を進めるころに、ようやく信号が青になって難を逃れる、、、。トラックには退屈しのぎの面白い遊びかもしれないが、こちらは生きた心地がしなかった。

重くて大きなトラックがぶつかれば、FD2などひとたまりもない。ぐしゃりとつぶれて、ピンポン玉のように弾き飛ばされることだろう。後ろから見れば、私が道を譲ろうとしていることも、譲ろうにも隣の車線が空いていないこともわかるだろうに。“ストレスがたまっているんだろうな”と想像したりして、他人に優しくなるよう努力はするのだが、こんなことが繰り返されるとさすがに嫌になってしまう。仕方がないので、自衛のためにドラレコの装着なども考えたりしている。

ちょっとイライラしている最近の私なのだった。

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室町 砂場 おおもり 850円 [日本蕎麦]

室町 砂場 おおもり 850円

ようやく砂場にうかがうことができた。単純にうれしい。人の少ないオフィス街、街ゆくオネイサンの様子も銀座や新宿とはずいぶん違うようで、基本は仕事モード。服装も雰囲気も地味ではあるが、それでもなんだか魅力的な人が多かったような気がする、、、。それはともかく、砂場である。

先日お店の前まで足を運んでいたので、お店の場所は脳裏に刻み込まれていた。ちょっと高そうに見える暖簾を0.1秒の迷いもてらいもなくくぐってお店へ。蕎麦をくれ蕎麦蕎麦蕎麦、、、と私の瞳は訴えていたはずだ。“いらっしゃいーーー“と、若いオネイサンが恥ずかしそうに迎えてくれた。このお店は入店コール有りなのかどうなのか?ちょっとわからずじまいだ。多分ないのだろう。ここは藪ではないのだから。まあそれはいい。席に案内されて腰を落ち着けると、例によって冷酒と大もりを即座にお願いした。都心の一等地、自社ビル?の一階というロケーションなのだが、しっかりと和風の庭がしつらえてあり、運よく窓際に陣取ることができれば気分のよい時間を過ごすことができる。天井は高く、和風の複数の照明が暗めに設定されている。小上がりもあり、テーブルはものすごく小さいのだが木肌をいかした焼きを入れたような仕上げになっており、いい感じだ。何より清潔感があるのが気に入った。大人っぽい雰囲気の中で、平均年齢高めのお客さんたちが静かにお蕎麦をすすっている。さっそく参加させていただこう。

冷酒は菊正。木の丸い袴をはいた、白い清潔な印象を与える徳利と縦に長いおちょこ。蕎麦味噌ではなくなんだか梅干し風味のペーストがついてきた。味わってみるとなかなかいい。どんどん菊正を空けてゆく。そうすると、お蕎麦の登場前に、蕎麦猪口に少量入った蕎麦つゆと、小皿に乗った薬味が運ばれた。ごく少量の生山葵とあえて水で晒していないという葱(深谷葱だったっけ?)だ。蕎麦つゆを期待でにこにこしながらすすってみる、、、、。うん、、、なるほどー。神田まつやよりも甘さ控えめ、からさやや強めで、さらに“上のほう”の味が切り取ったように少なく、“下のほう”の味がしっかりとしている。後味に大人っぽい苦みを感じさせる、かっこいい蕎麦つゆだ。ボディーががっしりしているというか。

どんどん菊正を呑んでいると、徳利が空になる前にお蕎麦が供された。せいろに乗った少量のお蕎麦。やっぱり銘店盛りというやつだ。中細であまりエッジが立っていない、星が目立たないお蕎麦。機械切りのようにお見受けした。こいつをまずお鼻ぺったりクンクンしてみると、ほのかーにお蕎麦の薫り。穀物ビンビンというわけではなく、なんというか手元で伸びるような薫りだった。数本手繰ってみると、おそらく氷水で〆ているのだろう、ちょっと冷たすぎるような。歯切れもコックリとしており、すこし潔よすぎる感じで、味わいもさっぱりめとなってしまっている。少し残念かな?ムチュムチュ感が足りないというか。氷水使って気合入りすぎだったのだろう。職人さんのやる気と気合は前向きに評価したい。温度が上がるまで呑みながら少し待つかな?とも考えたが、おなかがすいていたのでどんどん蕎麦つゆとのハーモニーを試してみることとなった。これはきっちりと掛け算になっており、味の世界がお口の中で3Dで広がる感じ。お蕎麦の温度が高めであれば、さらに素晴らしいものとなるのだろうと思った。とりあえず間違いなくおいしい、というかうまいよ、これ。

そんなこんなで数分ですべてのお蕎麦を食べきってしまい、残念ながら少量のみ供された蕎麦湯をすぐにのみ終えて、やや物足りない気持ちでお店をあとにした。清潔感のある、素晴らしいお店でした。足元を磨きこんだりしていただければ最高だ。

良い;都心の一等地で、良心的な価格で一流の江戸そばを楽しめる。お店に清潔感と何とも言えない雰囲気があって素晴らしい。
もっと良くなる;このままでいいです。砂場の特色を失なわないで。
また行く?;Yes
総評; 泣く子も黙る、江戸三大蕎麦の一翼を担う砂場のエース(ルーツは大阪だと思うが)。伝統っていうやつは扱いずらいこともあるが、お蕎麦に関しては本当に大したものだ。老舗はほぼすべて素晴らしい。
トイレ;未使用 しかし清潔である可能性高し。
駐車場;電車で行ってください。未確認です。


2017/8 再訪 おおもり 850円

おかげさまで室町砂場を再訪させていただく機会に恵まれた。私はこのところ、正直けっこう疲れている。どこか遠いところに行こうと新幹線の切符を買うことも考えたのだが、結局さほど遠くない砂場に足を運ばせていただいた。土曜日の午後、店内は疲れた?オジサンたちで満たされていたようだ。しかしよく見てみると元気なおじいさんたちも活躍しているようだ。おじいさんたちはにこにことよくしゃべる。長生きしそうだ。羨んでも仕方がない。わたしはわたしで菊正を室温で。突き出しは小皿にしつらえられたコンニャクとからしみそ。お店の脇の小さな日本庭園を眺めながらゆるゆると緊張を解いていく。

お酒をもう一本追加したころに卵焼きだ。結構大きく厚さもたっぷり、出汁の聞いた甘辛の卵焼きで、内部には鳥そぼろ?のようなものが仕込んである。一部に熱狂的なファンがいると聞く。大根おろしに醤油が添えられ、知ってはいるがいつもながら最高のお酒のツマだ。幸せに二本目のお銚子を空ける。

さあ、名残惜しいがそろそろお蕎麦の時間だ。お蕎麦屋さんに長尻は美しくない。淡々といつものおおもりをお願いした。例によってまずさらし葱と生山葵が小皿に。きちんと吟味されており、品質にほとんど揺れがない。薬味はそれだけでおいしい。もっと呑みたくなるが我慢する。傍らを眺めれば、蕎麦猪口に半分くらいの真黒な蕎麦つゆ。いつもここに伺うと思うのだが、蕎麦つゆそのもので考えれば、日本中でここの蕎麦つゆが最もバランスが取れているのではないだろうか?それはともかく、その後しずしずとせいろに乗せられたお蕎麦が供された。おおもりと言ってもいわゆる銘店盛りだ。エッジが立った中細で、星が目立たない機械打ちと思われる、長めのお蕎麦を賞味させていただく。今日のお蕎麦は鮮烈な穀物の薫りをたたえている!スバラシイ。多分これまでで最高だ。歯触り、喉越しもいつも通り模範的。今日はお蕎麦の半分くらいを蕎麦つゆにくぐらせることにして、あっという間にお蕎麦を手繰り終わる。文句なしだ。掛け値なしのゆで汁であろうと思われる蕎麦湯も、ゆっくりたっぷりと楽しませていただいた。満足。ごちそうさまでした。お蕎麦屋さんがあってよかった。オジサンに残された、数少ない大切な居場所なのだ。遠くまで足を運ばなくったって芯からまったりできるさ。


2018/2 再訪   大ざる 950エン
       菊正 特選 750エン

本日は大変混雑しており、10分ほど並ぶことになった。お蕎麦屋さんに並んで入るのは何か間違っているような気がしてめったにしないのだが、今日は特別だ。砂場で蕎麦を手繰ろうと決めてしまったのだ。ひょっとすると人生初めての“並び蕎麦”かもしれない。店内に入ってみると、並んでいる人たちを尻目に長っ尻を決め込んでいる人たちもいて、美しくないな、と個人的には感じた。

オヤジと(私も十分オヤジだが)相席であったが気にせずテーブルに陣取る。お庭が見えないので間が持たない。仕方なく菊正をすすることに。今日の突き出しは湯葉だ。ついているのかもしれない。一緒に出された薬味や蕎麦ツユも少しだけ楽しみながら、ゆっくりと菊正をすすって蕎麦を待つ。しかしここの薬味はなかなか洗練されていて、輪切りの葱にはわずかな甘みがあり、丁寧におろされた生山葵もそれにバッチリと合うので、これで十分にお酒が呑めてしまう。しかし今日は一合で十分だ。

暫くして供された更科蕎麦は(あ、だから値段が違うのか)、大もりだがいわゆる“銘店もり”。個人的にはこの四倍くらいは楽しませていただきたいものだと思う。ともあれお蕎麦時間だ。エッジが立った、中細で真っ白な蕎麦から穀物特有の甘い薫りが漂ってくるのはいつもながら不思議な感じ。機械で切っているためか、お蕎麦が長―いのがちょっと気になる。しかし当たり前だが上々の出来。横綱相撲という言葉を思い出す。蕎麦つゆはいつものように、焦げたような独特の深い味わい。甘みが強いのは蕎麦に合わせてあるのか?蕎麦に合わせて蕎麦ツユも変えているのであればスバラシイ。今度検証してみよう。ともあれ、お蕎麦も蕎麦ツユもそれなりに気に入り、無我夢中の蕎麦時間に突入だ、、、それであっという間に終了した。

湯桶に入れて出された蕎麦湯はなかなかおいしかったが、量がすくなく生ぬるかったのが残念だった。客を早く帰したいのか?たまたま今日だけの出来事であることを祈っている。ともあれ、今日もおいしい蕎麦をありがとうございました。



2018/5 再訪   大ざる 950エン
       菊正 特選 750エン

しまった、なにも考えずにざるをおねがいしてしまった。これは更科なので、今の私が欲しいものではない、もりにすべきだったのだが、、、まあいいや、おいしければ。菊正をお願いしてゆっくりと楽しみながらざるの到着を待った。たまに蕎麦つゆをすすったり、薬味の葱をかじったり。周りを眺めてみると、客層はいつも通り、驚くべき年齢層の高さでグッと落ち着いている。元気なおばあちゃんが大声で焼酎を頼んでいるのが印象的だった。さてさて、やがて供された大ざるは、例によってまあるいせいろに銘店盛り、氷水できっちりと〆られた、丁寧に調理されたきれいなお蕎麦だ。数本手繰っていつも通りのクオリティをきっちりと確認し、あとはいつもの蕎麦時間に没入だ。あっという間に終了し、湯桶で供された蕎麦湯をゆっくりと飲み干し、お茶までしっかりと楽しんでお店を後にした。今日もおいしい蕎麦をありがとうございました。

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2018/5 鎌倉 千華庵 [日本蕎麦]

2018/5 鎌倉 千華庵 ざる蕎麦 大盛り    税抜き1300エン位?
       天青 千峰 朝搾り       税抜き980エン


Chihana Ann.jpgこちらは鎌倉の人気店らしい。何といってもロケーションがいい。鎌倉のスーパースター源頼朝のお墓にほど近い民家を改造したお店なのだ。なので建物そのものに期待しても報われることは無いが、お蕎麦そのものはかなりのレベルだった。手短かに報告したい。

これまで何度かこのお店の前を通りがかったが、いつも満席で何人か待っている方たちが。ポリシーとして並んでまでお蕎麦を食べようとは思わないので、今までこのお店のお蕎麦を楽しむ機会に恵まれなかった。しかし最近は朝方、空いている鎌倉を訪れることが多いためか、今日はたまたま席が空いていたようだ。さて。

お店は真っ白な建売住宅を改装したようなつくりで、なんだか海の家のようになっている部分もある。しかし建物内部は標準的なお蕎麦屋さん的な構造となっているため、そのあたりに席をとった。私的にはそうでないと落ち着かない。店内の清掃はあまり行き届いていない印象であったが、まあ許容範囲か。しかしまあ、事前に予想した通り店内にはJazzが流れていたのには笑った。誰が始めたんだ蕎麦屋Jazz。できれば別々に楽しみたい私なのだがまあそれはいいだろう。とにかく蕎麦だ。オレは蕎麦を喰いに来たのだ。早速いつものようにざるのおおもりをお願いした。日本酒のメニューを眺めると、湘南で醸されている銘酒、天青があるではないか。反射的に後先考えずに、そいつもお願いしてしまった。

天青と一緒にいかの塩辛が供されたことは嬉しかった。だってここは海からほど近い土地なんだぜ?塩辛をなめ、生臭くなった唇を天青で流す、、、あっという間に全て飲み干してしまいそうだ。鎌倉、蕎麦、天青。私的には最高の組み合わせであり、3つがそろえばとりあえずは幸せだ。まったりとした昼前の鎌倉時間を楽しんだ。お手軽な天国だ。

さて、ほどなく供されたお蕎麦は、丸いざるに乗せられており、蕎麦は細く、星はほとんど目立たず、エッジがきりりと立っている。十割蕎麦なのだというが本当か?蕎麦つゆはありがたいことに徳利で。小皿にはさらし葱、生山葵の定番の薬味に加えて八つに切られたスダチが乗っている。なかなか美しいビジュアルだ。さてさてと、蕎麦から取り掛かることにしよう。

お箸は先がとがった木の洗い箸で、この手のお蕎麦の場合によくあるパターンだ。蕎麦を数本手繰ってみると、コキコキとした歯触り、意識せずともプンと薫る甘い穀物の薫り。のどこしも悪くない。再び数本手繰りよせ、こんどはお鼻クンクンの儀式だ。おお、スバラシイお蕎麦の薫りよ。確かにこれは十割蕎麦だ。丁寧な仕事がしてあるし、もりの大きさだって、いわゆる銘店盛りと比べて二割増しだ。悪くないでしょう?さて、それでは蕎麦つゆはっと。すすってみると、かなり辛い。しかしこいつはかなり旨いぞ。再び蕎麦猪口に移してじっくりと味わってみると、まとまりも薫りもスバラシイ。リファレンスにしている神田まつやの蕎麦つゆと比べて全体にやや濃いめ、甘さはわずかに強め、出汁感もやはり強めだ。いわゆる江戸前の蕎麦つゆにかなりオーバーラップする味わいだ。徳利にわずかしか入れられてないことだけが恨めしい。薬味を全てお酒のつまみとして楽しみつつ、蕎麦を2割ほど蕎麦つゆにくぐらせることを決めた。しかしこのお蕎麦そのものもいいつまみになるなあ。何はともあれ、あとは無念無想の蕎麦時間に突入するのみ。先のとがっているお箸を操り、あっという間にざるの上の繊細なお蕎麦を手繰り終えた。その後供された蕎麦湯はやはり別仕立てであり、いわゆるポタージュ状というカテゴリーに属するものだった。


観光客相手に設定された値段は感心しないが、それ以外は文句のつけようのないお蕎麦だった。天青もおいしかったなあ、、、。ごちそうさまでした。また足を運びたいけれど混んでいるからなあ、、、。








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Kamakura 2018/5-1 [Kamakura]

Kamakura 2018/5-1


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<本日のルート>
源頼朝公の墓: ここから大江公の墓へと山道が伸びているというので実際に確認してみた
大江公の墓: 確かに山道でつながっているようだ 自分の足で確認
護良親王の墓: 地元のボランティアと思われるご老人たちが楽しそうにお掃除をしておられた。後醍醐天皇の親王さまのお墓 何とも言えない厳かな気持ちにさせていただいた

最近は混んでいる週末や日中を避けて鎌倉を訪れることにしている
老舗のお蕎麦屋さん、峰本のサイトにある鎌倉案内はとっても親切だ
目を通してみることをお勧めしたい 意外な発見があるかも 
鎌倉観光のポイントは、ほとんどおさえてあるのではないだろうか

宿題だった千華庵でお蕎麦とお酒を存分に楽しんだのちに、観光客で混んできた街を後ろ髪をひかれつつ後にした私だった

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徒然FD2 2018/5-2 [クルマ]

徒然FD2 2018/5-2

何の気なしにハンドルをウェットティシューでふきふきしてみた、、ら、、ものすごく汚れているではないか!びっくりしてその後数日間、ハンドルを掃除しまくった。FD2には意外と上質な皮がおごられているので、すぐにきれいになって、触り心地が格段に好ましくなった。するとどうだろう、クルマ全体から伝わってくる印象、特に手を介して伝わってくる情報の質が大きく変化したようで、クルマ全体が少し高級になったかのような印象を受けた。運転が楽しくなった。フィーリングというのは主観に左右される、というか、主観そのものなので、五感のすべてのチャンネルが関係してくるのだろう。お金を全くかけずにクルマに乗っている満足度が上がったわけで、なんだか得をした気分だ。お掃除って大切なんだなあ。その後、椅子やマット、シフトレバーなど、直接体に触れるパーツをお掃除しまくっている私なのだった。お粗末。

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Kamakura 2018/5-2 [Kamakura]

Kamakura 2018/5-2


Shisiiwa.jpg










<本日のルート>

獅子舞
天園ハイキングコース
建長寺


本日は湘南の銘酒、天青をすすりながら鎌倉の街と山道を散策したのだが、お酒の選択でしくじった。4合で1800エンのものがあまりにおいしかったので、たまたま目にした少しだけ安いものを手に入れたのだが、これがまた、、、悪くはないが自分の好みではなく、貴重な午後の一時を残念ながら台無しにしてしまったようだ。お店での保存が悪かったのかもしれない。お酒は嗜好品だから、気に入らないのなら呑まなければいいのだ。しかし気に入らなかったと言って、蔵元が苦労して醸しているお酒を捨ててしまうわけにはいかない。新しい銘柄を試してみるのは楽しいことだが、失敗すると一晩を無駄にしてしまう。だからといって定番のものばかり手にするのももったいないような気がする。お酒の選択一つとっても、なかなか難しいものだ。次は、現在閉鎖されている 釈迦堂切通しを南側から見てみるつもりだ。

タグ:鎌倉 獅子舞
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市川 男爵 こってり醤油ラーメン大もり  [つけ麺]

5月某日 市川 男爵 こってり醤油ラーメン大もり 820円
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古い記憶なので定かではないが、このお店は市川駅南口の再開発前に、駅の裏の古くさびれたアーケードの中で営業していたラーメン屋さんだったように記憶している。評判は良かったのだが、お店のロケーションがいまいちであったために、今一つ人気が出なかったようだ。その頃このお店に伺ったことは残念ながら無い。何年か前に再開発が行われ、おそらく立ち退きに伴う出店の権利を得て、タワーマンションのたもと、駅の真裏に再開店した。場所も良く、お店が新しく清潔になったため、客層もがらりと変わって外から見てもなかなか雰囲気の良いラーメン屋さんになった。ラーメン屋さんなのに酒を酌み交わして小さな宴会をやっている人たちもいた。このころ、何度か伺って、ラーメンでお腹を満たした記憶がある。お蕎麦に目覚める前の事だ。気に入ったのがこってり醤油ラーメンという奴で、小山の様に丸く盛り上げられたもやし等の野菜の下に厚切りのチャーシューが一つ。かん水の強い、しかし決してかん水臭くはない、中細のウェービーな麺がアルデンテに茹でられており、全体をやや塩辛いスープで満たして表面にところどころ焦がされた背油が浮かべられている、というものだ。昔々、環八沿いに確か土佐っ子ラーメン?というお店があり、“背油チャッチャ系”などといわれてもてはやされ、私も長い列に加わったものだ。このこってり~は、その頃のような、素朴な背油系ラーメンの味を思い出させてくれた。

その後ラーメンを遠ざけるようになってからしばらくたち、お蕎麦ばかりを食べている。本日も数か所のお蕎麦屋さん候補をあげ、地図をもって出かけたのだが、いい加減歩き回って探し当てたお蕎麦屋さんは、2件とも閉まっていた。こんなことがあるなんて、、、。それで出先の市川で力尽き、駅前の男爵で休息を取りながら、懐かしいこってり~に再チャレンジすることにした。

お店にはおかみさんがおり、なぜか甲高い”アニメ声”で注文をうけ、甲斐甲斐しく立ち働いていた。お店の中は以前と同じレベルの清潔さが保たれており、メニューがややぺたぺたする以外は個人的に問題となるようなことはなかった。たばこの煙は気になったが、お店が許可しているので仕方がない。禁煙とすると、お客さんが減ってしまうのだろう。かつては数人の、恐らく中国系と目される女性たちが働いておられたようだが、本日はその中でもおそらくもっとも長く勤務している、わりと清潔感のある方がウェイトレスをしていた。さっそくこってり~をお願いした。

お客さんがたまたま少なかったからと思われるが、かなりのスピードで手際よくラーメンが供されてびっくりした。コーン、ネギ、もやし、キャベツ等の野菜は”山”ではなく、”玉”のような形で盛り上げられており、なかなか美しいプレゼンテーションだ。その周りには昔と同じように、焦げのところどころはいった荒目の背油が、濃いめの醤油スープに機嫌よさそうにぷかぷかと漂っている。スープの表面にはとろりとした油が浮いており、内部のスープの熱を逃がさない働きを担っている。やけどに注意!だ。

割り箸をパキリとやってから、久しぶりの麺を。つかみあげるとスープがぴしぴしと跳ねる。お蕎麦をすするときの蕎麦つゆのはねをコントロールする技はマスターしたのだが、ラーメンのスープ跳ねはまだだ。洗い立てのシャツにスープが跳ねるのを気にしつつ食べ続ける。黄色の麺は半透明でスープをからめて怪しく光を放ってなんとも美しい。口にしてみると、もちもちとして、その後むっちりと歯に快感を残しながら噛み切られてくれる。するりとのどを落ちてお腹を満たす。茹で加減はあいかわらず上々で、いわゆるひとつのアルデンテだ。歯触りも、のどごしもたいへんよい、かん水臭くない、おいしい麺になっている。引き続きスープの跳ねを気にしつつ、どんどん麺を楽しむ、、、すると野菜が崩れてくるので、これをスープの湖に沈めて味を付ける、そうしてから食べた方がおいしいことをかつて学んだ。必須の手続きというべきだろう。しゃきしゃきとしたもやしを楽しみながら舌でコーンを探したりするのも楽しい。そしてお楽しみの、、、スープに深く深く隠されたベーコンだ。腸腰筋をそのまま輪切りにしたような、厚手のぽってりとした大振りのものが一枚。これも昔通り、ふわりと柔らかく、豚肉の味を十二分に楽しみながらおいしく食べた。大もりにしてはあるが、実はさほど麺の量が多いわけではないので、外見ほどお腹にパンチを繰り出すことなく、あっさりと完食。

スープも何口か楽しんだが、やはり昔よく食べたようななつかしい背油スープだ。熱くて、コクがあって、相変わらずおいしい。とくに難しいことをしているわけではないと思う。それでも十分に深く、味わいのある、気持ちが落ち着くような味に仕上がっている。しかしふと気が付くと、油はあまり気にならないのだが、ものすごく塩辛いような気がした。昔はよく、全部飲み干していたものなのに。これはお店の味が変わったわけではなく、私の舌が変わったのだろうと思う。塩気を避けるようになって、塩味に敏感になったのだ。人の感覚とは、意外と短期間で柔軟に変わるものなのだと実感した。というわけで、申し訳ないがまだ十分にアツアツの、湯気を立てているスープをかなり残してお店をあとにした。残念だが仕方がない。健康のためなら死ねる!というやつだ。

お蕎麦が入るはずのお腹に図らずもラーメンを入れてしまったが、十分においしかった。幸せになれた。お蕎麦屋さんに何度も振られて傷ついた?心を慰めることができ、満足して帰途についた。ご馳走様でした。

良い;駅前の、というか駅の真裏にある、気軽に入れるラーメン屋さん。しかしラーメンのレベルはなかなかのもの。特に麺の茹で方が上手。最近の様々な工夫をこらしたラーメンと違って、なんだか懐かしい安心する味。遅くまで営業しているのも良い。
もっとよくなる;このままでいいです。終日禁煙していただけると嬉しいが、実現は難しそう。
また行く?;Yes
総括;駅の裏にある気楽に入れるラーメン屋さん。地元の人たちの日常に溶け込み、愛されている。




2018/5  再訪 こってり醤油ラーメン大盛り  850エン

ラーメンを食べるのは本当に久しぶりだ。いろいろあってこのお店に再び足を運ぶことに。
店員さん数人は入れ替わっているようだが、基本的には以前のまま。お店の清潔感はやや損なわれているが、許容範囲か。かつてと同じメニューをお願いした。お値段はわずかに高くなっているようだが、頑張っていると言えるだろう。ラーメンそのものは、以前と何も変わっていない。野菜の量やお肉の大きさ、ピシリと決まった麺の茹で加減も絶妙で、調理の腕は高いレベルに維持されているようだ。久しぶりの背油にすっかりお腹をやられてしまったが、それでも楽しい一時を過ごさせていただいた。ごちそうさまでした。

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青山 仙波 [日本蕎麦]

10月 1日
青山 仙波 名物くるみそば 大もり 1050円

表参道や青山通りを歩くのは本当に久しぶりだ。用事が無ければ死ぬまで足を運ばなかったかもしれない。ざっと見回してみたところ、昔多少は知っていた店は残念ながらほとんどなくなっているようだ。これも時代の流れというものか?ちょっとジジクサイかな。しかし大通りを外れた裏通りに面白そうなお店が沢山あるのは昔と同じだ。暇があればゆっくりと歩き回ってみたい。

久しぶりに若者の街?の空気を楽しんだが、なんだかお尻が落ち着かない。そうだ、お蕎麦屋さんに行こう!まあ、理由は何でもいいんです、お蕎麦を口にできれば、、、。

表参道から細い道に入って少し歩くと、、、、あった、なかなかよさそうな店だ。近代的なビルの一角が和風にしつらえてある。かつてはくるみを練りこんだお蕎麦が名物であったらしい。明治神宮へのお参りの人たちと関係あるのかどうか、、、わかりませんけれど。躊躇せず、とっとと暖簾をくぐる。お店の中は分煙になっているようで、タバコを吸うかどうか尋ねてくれた、、、私は吸いません。そうすると、テーブルが4つほど置いてある小さめに仕切られた空間に通された。どうも喫煙する人たちのほうが多数派のようで優遇されている、、、!まあそれはいいことにしよう。わりと早い時間だったのでほとんど客はおらず、おねいさんが余裕を持ってにこやかに対応してくれ、蕎麦茶をいただいた。すかさずくるみそば、しかも大もりを注文。セットをオーダーしない客は珍しいらしく、おねいさんはなんだかもごもごと言っていた。

ほどなく四角い塗り盆に載せられて、お蕎麦が供された、、、。確かに蕎麦つゆの表面は胡桃を思わせる色をしており、とろりとしている。薬味はさらし葱、キムチおろし、あらびき?の山葵。各々が少しずつではあるが、予想を裏切る味。微妙な味付けをしてある、一仕事多い江戸前寿司のような薬味だ。それから上記の胡麻風味の蕎麦つゆに加え、”お好みで”と通常の蕎麦つゆかと思われるつゆが小さな猪口に入って出てきた。

お蕎麦は中細の平うち蕎麦、やや短め。角はきっちりと立っているが、恐らく意識的にやわらかめに調理してあるため、全体の印象がやや”もっさり”としている。つなぎはその味とかほりを感じる程度には使ってある。表面には大きめの”星”が沢山、蕎麦を主張している。かほりはわりと控えめで、なんというか、華々しい印象を与えない渋めのお蕎麦だ。もちろんしっかりと蕎麦の味とかほりを楽しめる。噛み応えは"ぽきぽき"でなく、"むちむち"でもなく、"むちょむちょ"的な印象。なかなかいいお蕎麦と思うのだが、お蕎麦の上に非常にかほりたかいお海苔が、、、、、桁違いに強烈なかほりを放っているため、お蕎麦のかほりがら飛んでしまう。個人的にはやはりお海苔は遠慮したいなあ、、、、。まあ好みの問題でしょう。くるみは練りこまれていないようだ。

メインのくるみ風味の蕎麦つゆは、とにかく強い味わい。お蕎麦をちょっとだけ浸してから手繰ってみると、”ぷん”とまごうことなきくるみのかほり。強めの出汁にくるみがさらに深みを加え、なんだか動物的な味というかこくを感じる。このこくに負けないように塩気も強めに調節してあるようだ。お蕎麦との組み合わせは、、、強さ的にはよく考えられたいいバランスだ。双方の力が同じというかなんと言うか。しかしやはりくるみのかほりは強烈なので、お蕎麦のほのかなほのかなかほりが負けてしまうのがちょっと残念だ。お蕎麦の茹で方はこの蕎麦つゆにあわせたのかも?お蕎麦にくるみは、、、合うといえば合う、なぞといえばなぞ、の組み合わせだ。ともあれ、じっくりと味わいつつ、楽しくどんどん食べた。

葱、キムチ、山葵、海苔、お蕎麦、くるみ、蕎麦つゆ、、、多彩な色、味、かほりで、全体にちょっととっちらかっているように思った。お蕎麦を好んで食べる人たちはおそらく年齢が高めと思われるので、もうすこしシンプルにまとめてもいいのかな、と個人的には感じた。

おまけの蕎麦つゆは、鰹節の出汁がよくきいた、江戸風のつゆを出汁で薄めたようなものだった。醤油が勝っている感じの味。普通のお蕎麦をお願いするとこれが出てくるのか、それとももっと濃い目のものが出てくるのか、今度試してみたい。やっぱりくるみ風味蕎麦つゆをさっぱりさせるためのもの?ちょっと薄めだもんね。

残ったくるみ蕎麦つゆを蕎麦湯でわってのんでみると、チーズか何かの乳製品か何かが入っているような気がするほど濃厚な味わい。お蕎麦にチーズを入れて食べさせる店もあるらしいので、これはこれで”あり”かな、と思った。おまけの蕎麦つゆは、蕎麦湯でわってしまうと味が散ってよくわからなくなってしまった。やはりこれはくるみ蕎麦つゆをさっぱりさせるためのものなのだろう、と勝手に納得。

なんのかんのいって楽しい時間を過ごさせてもらった。、ポットに入ったさっぱりとした蕎麦湯を全て呑みきり、蕎麦つゆも禁を破って全て楽しみ、お腹いっぱいになってお店を後にした。ご馳走さまでした、、、、なかなかよかったでした。

良い;老舗と思われる ロケーションも最高 ゆるめに茹でた蕎麦を伝統のくるみ風味の蕎麦つゆで食べさせる ゆったりできる清潔な雰囲気 親子連れものんびりできそう
もっと良くなる;メニューをもう少し整理したほうがいいかな?
また行く?;Yes
総括;表参道にあるおそらく老舗と思われるかわり蕎麦のお店。たまにはこういうのもいいかも


5月 某日
名物くるみそば 大もり 1080円

増税の波がこんなところにも!このお店の接客はのんびりしていることに定評があるようだ。今日も何人かのお客さんが待たされすぎて切れそうになっていた。お客さんの修行が足りない?急いでいる人はここにはたぶん来てはいけないのだ。このまったりとしたおばさまたちの受け答えもこのお店の味の一部と理解して楽しむのがいいのだろう。本日の私はじっくりと楽しみながら待たせていただき、ありがたいことにテーブルを一人で独占させていただいた。疲れていたのでとってもありがたかった。今日の薬味はさらしねぎ、ひと手間加えた一部のみ生と思われる山葵、それからややかほりがとんでしまったもみじおろしもしくはキムチおろし?たぶんもみじだと思う。おそばの印象は上記と同じだが、平打ちのお蕎麦がとってもとっても長いのが気になった。機械打ちということ?お蕎麦のかほりとつなぎのかほりがいい勝負くらいの感じだが、それでもおいしく楽しませていただいた。クルミ蕎麦つゆが強いので、お蕎麦もものすごく強くするわけにはいかないのかしら?でもおいしかった。いかしたおねいちゃんやおにいちゃんの街にある、オジサンのオアシスを堪能させてもらった。体も休まったし、とっても満足しました。ありがとう、また来ます。

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表参道 しろう  せいろ大盛り 1112エン [日本蕎麦]

2018/5 表参道 しろう  せいろ大盛り 1112エン



いつもの表参道、なのでいつものクルミ蕎麦、、、しかし

ない!お店のビルが無くなっているではないか!

今日のお昼はどうしたらいいんだろう、、、、、、、、。

グーグル博士に聞いてみたらこのお店を教えてくれた。



おしゃれな通りを闊歩する、かわいいオネイサマ達を観察しながら

お店に。この町はいつ足を運んでも女性が美しいとおもう。

と、モダンな町中に突然佇んでいる和風建築を目にしてほっとした。

木戸をガラリと開けて、訪いをいれる。そんな言葉を使いたくなるような

門構えなのだ。年配の女性が対応してくださるが、ちょっと反応が鈍いかな?

カウンターの端っこに通された。何故。

店内はガラガラなのでどうしてテーブルを使わせてくれないんだろう。



まあそんなことはいいとして、供されたお水をすかさずグビリ。

せいろの大盛りをお願いしてひたすら待つ。調度には気が使われているようだが、

目の前に並べられた日本酒の瓶や蕎麦湯に使う湯桶には埃が。

清潔感に欠ける店内に、申し訳ないが腰が浮きそうになる。

しかしほこりで死ぬわけでもあるまいし、と考え直して

じっと待つ、まつ、マツ。店内には塗り物とか焼き物を入れると思われる、

いかにもといった木箱が積み重ねられている。そしてカウンターの

目の前が麺打ち場だ。なんだか不思議な感じ。ご亭主はそこにはおらず、

おかみさんと思われる方がどっしりと座り込んで読み物などしておられる。

お蕎麦が待ち遠しい。





待ちくたびれたころに供されたせいろは、長方形の白木のように見える蒸籠に入れられ、

そいつが形よく二段に積み重ねられている。薬味は小皿に山葵、葱、大根おろし。

蕎麦ツユは木でできた塗り物に入れられている。

お酒を入れる片口のような形をしている。面白いな。



さて、供されたお蕎麦をじっと見る。中細でエッジがきりりと立ったみずみずしいお蕎麦だ。

お箸はこの手のお蕎麦に多い、細くて先端が細い奴が出された。お蕎麦には

星が適度に散っており、表面には穀物特有の粒子が見える。挽きたてかどうか

はわからないけれど、打ち立て、ゆでたてであることは間違いない。

それで数本手繰ってみると、、、。おお、これは、なかなかいい。

つなぎをほとんど感じさせないお蕎麦だ。十割なのか?

見栄えの良いお蕎麦は、むっちりこきりと前歯を楽しませた後は喉の奥をひっかきながら

胃の腑に落ちていく。手繰っていると、お蕎麦の鮮烈な、というかやや角の丸まった薫りも

十二分に楽しめる。お鼻ぺったりクンクンしてみれば、独立排他的に穀物の桃源郷に

遊ぶことができる。これはすごくいいぞ。それでは蕎麦ツユはっと。

神田藪系の蕎麦ツユをすこしのばし、すこし甘くして、醤油に

たまり系のものを使ったような印象。全体のまとまりは今一つで

なんというかトロリさらりとしている。しかしすすってみるとこれまたなかなか結構。

お蕎麦の三割ほどを蕎麦ツユにくぐらせることとして、一気に蕎麦時間に突入した。

銘店盛りとおもわれた二枚のせいろは意外と量があり、というか“極端に少なくはなく”、

幸せな時間を楽しませていただいた。タイミングは今一つだったが、プラの湯桶で

供された蕎麦湯は茹で湯そのものといったようなさらり、薄いものでまたまた結構。それも

美味しくいただいた。満足だ。



突然飛び込んだお店にしては上出来だ。多くのお客さんはここでのんびりと

一杯やって過ごすのだろうな、と思われた。ああ日本酒呑みたい。私はといえば、これから気の重い仕

事がまっている。ひと時の憩いの時を終えて、狂乱の巷に舞い戻ったのであった。お粗末。

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