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新潟 須坂屋 上天ざる蕎麦 1360エン [日本蕎麦]

新潟 須坂屋 上天ざる蕎麦 1360エン



仕事で新潟に。同僚たちと食事を。タクシーの運転手さんに話を伺って
このお店に足を運んだ。例の”へぎ蕎麦”の銘店らしい。さて、本場のへぎ蕎麦ってどんなだろうか?
今日は一人ではないので、珍しく天ざるをお願いした。

供されたお蕎麦は長方形の大きなざるに乗せられて。お蕎麦は小分けされ、きれいに指で整えられている。海苔が少量ちりばめられているのはあまり好みではないが、蕎麦の中にフノリ
?を練りこんでコシを出してあるのだから、海の風味を嫌うことは不合理だろう。
中細でエッジはやや鈍く、表面は僅かにざらざらとしている印象。色合いは
濃いめの“お蕎麦の色”であり、私が良く知っているお蕎麦の中では神田松屋のものを
すこし太くしたような外見だ。星はまったく飛んでおらず、テクスチャーはあくまでも均一である。
数本手繰ってみると、お蕎麦の薫りはさほど強くなく、僅かに海の風味。フノリだろう。
歯ごたえ良く、歯切れも大変結構、のど越しはやや引っかかる感じだ。独特だがおいしい。
しかし海苔の強烈な薫りで微妙な味わいはマスクされてしまっているのは少し残念かな。

蕎麦猪口に満たされ、さらに徳利にて追加を供された蕎麦ツユは、薄めの外見である。
少量すすってみると、比較的醤油が勝った、甘めでバランスの良い蕎麦ツユだ。
しかし何か少しだけ、あまり慣れていない感じの風味が舌に残る。これはなんだ?
シイタケ方面の味わいなのだろうか?わからない。まあ細かいことにこだわるのはやめよう。
人生短いから楽しまなくっちゃね。


大きなエビ、それも二本もある天ぷらは、家庭料理に近い仕上がりと見た。
しかしアツアツで新鮮なエビや野菜がまずかろうわけが無い。僅かに
生姜の薫りがする、大根おろしを予め沈めてあると思われる
天つゆを少々、しかしほとんどは塩を付けてお蕎麦とは別に楽しんだ。
お酒があればな、と思わないでもなかったが、なかなか結構であり
楽しめた。

天ぷらを食べたお口でお蕎麦を手繰ると、どうしても油がお蕎麦に回ってしまい、
それが本当は好きではないのだが、お蕎麦を放置して伸ばしてしまうわけにはゆかず、
同時進行でお蕎麦を手繰った。蕎麦ツユをくぐらす割合は6割くらいにして、
一気に蕎麦時間に突入した。

時間がないため素朴な茹で湯そのものと思われる蕎麦湯は一杯しか楽しめなかったが、
同僚と仕事の話をしながら濃厚な蕎麦時間に身を浸すことができた。
地方都市であることを鑑みても、大変良心的でコストパフォーマンスが高いステキなお蕎麦だと思った。


実はこのお蕎麦が忘れられず、数日後にもう一度足を運んでみた。
お蕎麦と天ぷらは相変わらず素晴らしかったのだが、
お隣にヘビースモーカーがおり、私のお蕎麦の到着と同時に
煙草を吸い始めてしまったので、味も薫りもどこかに飛んで行ってしまい、
ちょっと悲しい結果に終わったことは、くれぐれも残念であった。


それでも、機会があればまた足を運びたいと私に思わせるくらい
良いお店でありました。肝っ玉母さんのような花番さんも、
私は大変気に入りました。ありがとうございました。

書き忘れましたが、薬味も新鮮で大変結構でした。
私にしては珍しく、大量のさらし葱を楽しんで帰途に就いたのでありました。

タグ:新潟 須坂屋
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新潟 小嶋屋 天へぎ 1890エン [日本蕎麦]

新潟 小嶋屋 天へぎ 1890エン



ということでまたまたへぎ蕎麦だ。小嶋屋は、確か都内に支店があって、
本場の味を楽しむことができるということで、何度か足を運んで夢のような時間を
過ごさせていただいた。おいしい日本酒を廉価で楽しむことができて幸せだった。

さて、本場ではどうなのだろうか?

駅ビルの支店を何とか探し当てることができたので、ほっとして暖簾をくぐると、こぎれいなお店はお客さんであふれており、若い民芸風?の衣装を身につけた若い女性たちがサーブしてくれる。上品で清潔な雰囲気が漂っており、そういったあたりは私の好みだ。

以前に都内のお店に足を運んだ際は、お蕎麦と日本酒だけをお願いしたように思うのだが、今回は須坂屋との比較の意味もあり、私にしては珍しいことなのだが天へぎをお願いすることにした。予想はしていたが、お値段は結構高めだ。都内であれば全く驚くようなことはないのだが、ここは地方都市、、、まあ偏見かな。いいものいいものだし、いいものは値が張るのはアタリマエだ。さて。本当はテーブル席が良かったのだが、案内された比較的広いカウンターで、ゆっくりとお蕎麦を待った。

へぎ蕎麦やはり長細いせいろに乗せられ、小分けされたお蕎麦は、きれいに指で整えられて供された。これは外見からして須坂屋のものとはかなり違う。透明で緑がかった、それこそ海藻を感じさせるようなお蕎麦で、数本口に含んでみると、お蕎麦の薫りは僅かであり、あとは僅かなお小麦と海の雰囲気。表面はつるつるとして寒天のよう。エッジは比較的立っており、星は全く散っていない。蕎麦というよりは太めのそうめんの様でもある。しかしじっくりと味わってみると、ナルホド確かにこれはお蕎麦だ。深みを感じさせる味わいを持っている。同時に供された蕎麦ツユは、あくまでも透明な印象であり、口に含むと上品かつスムースである。そうではあるのだが、お蕎麦も、蕎麦ツユも、セントラルキッチンでまとめて調理されたような印象を与えるのが不思議だ。つまり手作り感が希薄ということだ。だから悪いというわけではないけれど。さて、実食だ。蕎麦ツユがやさしめなので、これはもう、お蕎麦をほとんど全てくぐらせるしかない。若干の違和感を感じつつ、濃厚な蕎麦時間に突入した。

やはり天ぷらについても触れなければならないだろう。私は天ぷらにはあまり造詣が深くないのだが、衣が繊細で、からりと揚がっていることはよくわかる。いい油で適切に揚げられていることは私にも十分感じられた。須坂屋のようにエビが二本ではなく一本しかないこともきちんと認識した。これもやはり塩で楽しむことにしたのだが、お蕎麦に油が回るのを気にするあまり、あっというまに食べきってしまった。獅子唐、カボチャ、茄子といった出現頻度の高い野菜に加えてかき揚げも登場していたのは須坂屋と同じみたいだ。もうすこしゆったりと楽しめばよかったな。お酒を入れたのが悪かったかな。

ということで、二つの銘店を勝手に比べてみる。値段を考えると須坂屋の圧勝なのだが、清潔なお店と女性たちのサービス、それから透明感の高い蕎麦ツユなどを考えるといい勝負かな。前面禁煙であれば僅かに須坂屋がいいかな、というのが現状での私の印象だ。ともあれ、どちらもお勧めの銘店だ。ごちそうさまでした。

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徒然F30 2019/6-1 [クルマ]

徒然F30 2019/6-1

クルマは1万㌔をようやく超えて絶好調だ。ドイツ系のクルマは、新車の時よりもこれくらい距離が出てからの方が性能が上がるという情報をどこかで目にしたことがあるが、確かにそういった印象を受ける。最高の状態が数万キロ続き、その後はゆっくりと性能低下に向かうのだという。このクルマとは、とりあえず20万㌔程度は付き合いたいと考えている。さて。

ディーラーに整備に出したら内装を爪でやられて帰ってきたので、そのうち何とかしてもらおうと思っているのだが、それ以外の整備はきちんとやってくれたようだ。とにかく機械としては絶好調だ。

満を持して、というか、かなり無理をして、出張にF30を連れ出してみることにした。高速での長距離移動はお手の物の筈なので、そのことを確認してみたかったのだ。実際に高速を長距離流してみると確かにそのとおりであり、1●0㌔を超えるあたりから“ミズスマシ感”が俄然増してきて、自分が走りたいラインを狙った通りにトレースしてくれた。メルセデスほどではないが、乗っていて安心感を感じさせるクルマなので、長距離移動の心身の負担は驚くほど少なかった。一度だけOverspeedでコーナーに飛び込んでしまった際も、車体をやや大げさににロールさせながら、それでも上手にコーナーをこなしてくれ、なんとも頼もしかった。ちなみに、FD2での一日最高走行距離は1500㌔だったのだが、あの時は結構痺れた。スピードさえ十分に出すことができれば(国内法規では不可能だが)、F30なら一日2000㌔くらいはいけるのではないだろうか?今度暇があったらやってみよう。

出張の往路は、早朝に晴れ渡った空の下を、数百㌔に渡って一気に“駆け抜ける喜び”を楽しんだ。しかし現地到着後、地方都市の機械式立体駐車場は思いのほか狭苦しく、管理人さんと二人でヒヤヒヤしながらF30を小さなパレットに押し込んだ。あれはかなりヤバかった。幸いにもかすり傷一つ負わず、現地の豪雨からもF30を守ることができて幸運だった。

帰途は夜中に真っ暗な田舎道を走ったのだが、突然の豪雨と虫の攻撃に苦しんだ。安全に自宅に帰りついた私は、駐車場に収まった我がF30をみてびっくりした。クルマの“顔面”全体が虫の亡骸でおおわれているのだ、、、、。これを放置すると塗装が大変なことになる。空からの雨の贈り物に期待するわけにもいかないため、洗車場に行ってすぐに洗い落とした。それでようやく安心して、“これでよし”、と我がF30を駐車場に収めたわけだ。

やっぱりこれ、いいクルマだよ。あとはディーラーが口うるさい私が満足のいくレベルの整備をしてくれると良いのだけれど。いまのところ、80点かな?ディーラーにクルマを持って行ってクルマを傷つけられるのはどうにも我慢が出来ないのだ。私が通っているディーラーは、どうも顧客が多すぎ、ピットが忙しすぎるように思われる。多少お金がかかってもいいので、満足のいく整備が受けられないものか、、、、。Hondaのメカ氏が懐かしい。またHondaを買って身近に置くことを考えたりしている。

そうそう、私のF30の燃費は通常リッター13㌔弱なのだが、足を延ばした今回は、16㌔弱まで伸びたことを記録しておきたい。BMって、踏めば走るし回せば曲がるし、あいまいさは受け入れてくれないけれど、こちらの意図を正確に反映してくれるクルマなのだ。なので長距離を走れば当然のように燃費が良くなる、というわけだ。

長距離を走り切った後の軽快に回るエンジン音を、朝に晩に、ニコニコと楽しんでいる最近の私なのだった。

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Mazda 2 vs Mazda 3 [クルマ]

Mazda 2 vs Mazda 3

Demioを買いそこなったことは以前に書いたと思うのだが、そろそろ年次改良?が終わって注文できるようになるというので、ディーラーにまたまた足を運んでみた。今度はいろいろと考えた末に、足車であっても自分が気に入る仕様にして購入し、長く乗ろうと決めたうえでの本気の訪問だ。私はいろいろなディーラーをまわって試乗しまくるようなことはあまり好きではないので、モデルを絞ってクルマを見せていただいた。

まずはMazda3だ。最近評判のこのモデルはかつてのファミリア~アクセラであり、これまで購入の候補にも上らなかったクルマだ。しかし今度のMazda3は、その造形が素晴らしく、駐車場をもう一つ借りてでも身近に置きたくなってしまったのだ。とにかく実車に乗せていただいた。細かい仕様などの評価は省くが、値段を考えると大変良くできており、安全装備などが安いモデルでも全て省かれていないことや、細部に神経が行き届いている雰囲気に感心した。ただ、“ドイツ車を超えた”とメディアで記載されている剛性感については、少しだけがっかり。リヤのドアの作りなどは日本車の枠のなかでのかっちり感に過ぎないと感じた。あくまでも剛性“感”であるので、誤解無きよう。また、内部の作りはかなりBMWに似ていると感じた。ドイツ系の他メーカーのクルマは手元にないため本当のところはわからないが、みんなこんな感じの作りなのだろうか?西欧系のメーカーにはクルマ作りのための一定の“文法”のようなものがあるように思われるのだが、Mazda3は、その文法の中で作られたクルマのように感じられた。ざっと内部を観察し、説明を受けてから待望の試乗だ。見せていただいたのは、セダンにはマニュアルシフトが用意されていないため、ファストバックと呼ばれるモデルの方だ。やはりオートマだけれどこればかりは仕方がない。

車体の大きさに比べて非力なたった1500㏄のエンジンではあるのだが、走らせてみると十分に軽快で、なんというか、全ての運転感覚が正しくリニアであり、大変運転がしやすかった。一言でいうとそれが私の感想だ。乗り心地はかなり上質。乗り味は“正しい乗り味”といった感じで、“味が濃い”という方向には感じられなかった。値段を鑑みて、私的にも十分購入対象になるクルマだと判断した。クルマの窓の面積が縦に狭いため、包まれ感は十分なのだが、視界がやや制限されていることが気になった。気楽に運転できない感じがしたわけだ。私は視野が広い車が好きなのだ。今乗っているF30だって視野はすごく広い。運転中の視野はひろくて明るいほど安全なので、私は、ウインドウにフィルムを貼ったり着色したりすることを好まない。まあ好みの問題にすぎないけどね。ステキなクルマだけれどどうしようかな、、、と考えつつ、引き続きDemioに乗せていただいた。

ガソリンの上位モデルに乗ってみると、視界は私の好み通り大変広く、後席にはあまりスペースを割かず、前席が優先されているため、背が高い私でも十分にくつろげる空間が確保されていて驚いた。小さいクルマなので必然的に包まれ感もあり、運転していてなかなか気持がいい。しかしハンドルを握ってアクセルを入れてみると、乗り味は前世代のクルマといった感じで、もろにFF感が感じられる。ハンドル全体が僅かに動いてしまうような感覚にも若干の違和感を感じた。しかしそれも“味”のうちとして、許してしまえるような範囲ではある。デザインは3と比べるとやはり一世代前のそれであるが、動物がしゃがみこんで走り出そうとしているかのような造形は、個人的にはけっこう気に入っている。とにかく5ナンバーサイズなので、取り回しが楽なことが印象的であった。気にしていた椅子もなかなかのつくりで、ハンドルには当然チルトとテレスコがついているため、私のような高身長の日本人でもなんとか快適と言っていい座り心地を手に入れることができた。資料を目に通すと、190㌢までの人が座れるように作ったのだという。なるほど確かに。もっと低く座ることができればもっといいのだが、それは期待しすぎというものだろう。座った時に座面のウレタンがつぶれる感覚にも若干の違和感を覚えた。しかし毎日付き合っていれば慣れてしまうのだろう、きっと。その後勧められてディーゼルモデルにも乗せていただいた。回転を上げずにトルクで持っていくようなしつらえになっており、意外だかかなり速い。重い分乗り味も大人っぽくしっとりとしており、クラスを超えたスバラシイクルマだと思った。しかし私にはやはりガソリンエンジンの軽快さが向いているな、と、エンジンの選択についてはすぐに結論が出た。

結論として、3ではなく2、ディーゼルではなくガソリンを買うことにしよう。腹が決まった。新世代の2を買うことができれば最高なのだが、そんなに待っていられない。病人が死んじゃうよ。気にせず現行の2をできるだけ早く手に入れるつもりだ。しばらくお酒を止めて、お金を浮かそうかな、などと考えている。それで健康になれば一挙両得だ。

現在、クルマを注文ができるようになるまでディーラーからの連絡を待っているのだが、Demio ではなくMazda2に名前が正式に変わるとか、ライトの造形が横長の昆虫型に変わるとか様々な情報がそこここから漏れ伝わってくる。ディーラーは詳しい話は決まりがあるから教えられないとクチが堅い。なので、しばらくは、ニコニコと期待しながら新しいMazda2が買えるようになるまでの時間を、あれやこれや妄想しながら楽しもうと思っている。お粗末。




タグ:mazda2 Mazda3
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その後のStratocaster 2019/6-1 [音楽]

その後のStratocaster 2019/6-1

国産Fenderを購入してからずいぶん経つが、その後いろいろなことがあった。まずびっくりしたのが、ネックを固定している4本のボルトがゆるゆるだったこと。ネックのそりを修正する為におろしたての楽器をばらすのはちょっと勇気がいったが、必要ならやるしかない。それでドライバーをボルトに当ててみるとすぐにゆるゆるであることが確認された。こいつをしめなおすだけでネックの角度は僅かに変わるだろうと思われた。しかしネックを外してトラスロッドを確認してみるとこちらもゆるゆる。これを最低限効く位置まで締めこめば、音がしゃっきりすることは間違いない。しかしどうしてこんなことに?

恐らくこれは乾燥だろう。楽器は湿度が管理されていない倉庫で保管してあったものと思われる。冬場を越して、乾燥が行き過ぎたのではないか。さらに、この楽器は軽めのアッシュを使ってあるため、楽器になってからの乾燥による変化が多めだったものと思われる。しかしトラスロッドが全く聞いていないことを鑑みると、ちょっと製材前の木材の乾燥が不十分だったのかも?とおもったりもした。世界中に知られたMade in Japanの品質はどうなったんだろうか、ちょっと残念。しかし多くのUSA製の楽器はみんなこんなもんなので、文句を言っても仕方がないのかもしれない。

とにかくホイホイと手早くネックを調整し、ボディに戻してしばらくそのまま弾いてみた。楽器の調整は気長にやることが肝心だ。ネックをまっすぐにすれば弦高は下がるが、弦のテンションが変化するので、ストラトの場合トレモロがすこし起きてしまったりして安定するまでに時間がかかるのだ。週週間待ってまだ弦高が高かったため、ブリッジのコマの高さを調整してさらに弦高を追い込んだ。ねじがインチサイズになっているのはアメリカ製の部品を使っているからだ。ここまでで楽器の生音は激変し、楽器全体がとても良く振動するようになった。やっぱり素材は悪くないようだ。生音であっても弾くのが楽しい。しかし夜中などは、トレモロのスプリングに共鳴したり、ピックガードの裏のキャビティで音が増幅されてしまい、小さなセミアコくらいの大きさの音が出るので思い切り弾くことがためらわれる位だ。その後一度だけネックを外した調整を行って、1か月ほど楽器を馴染ませたところ、ようやく私の好みのセッティングを出すことができた。ネックはあくまでもまっすぐで弦高はやや低め、強く弾くと僅かにバズルくらいでちょうど良い。メーカーのセッティングから始め、低音弦3本と高音弦3本のバランスを変えて(低音弦の高さを僅かに上げた)、弾き方によるバズの出方を整えたところで完成だ。ペグはシャフトの高さが変えられないシンプルな作りのものなので、各弦のテンションを細かく揃えて、、、といったGotohの高級機種では許されたセッティングはできない。弦の巻き方である程度は調整できるのだが、まだそこまでこの楽器に慣れていない。

ここまでで90点くらいのセッティングとなっているので、楽器はぴたりと自分手に馴染み、いつまでも弾いていたくなるような弾き心地だ。あとは弾きこんでいって何度も調整するのみだ。50年代後半の楽器からデータを取ったと言う、この楽器のネックは私にとって理想の形だ。金色のハードウェア、太いメイプルネック、アッシュボディをMaryKayで塗ってあるのも私が欲しいStratそのものだ。ボディの端をシースルーではなく塗りつぶしにしていなければ、ほぼこのままで私の理想が具現化した楽器だ。カスタムオーダーすることなくこの仕様のStratが手に入ったことは、幸運だったと言わざるを得ない。

楽器の調整は得意だし、これで十分、あとはその時の気候や気分に合わせて微調整すればよい。しかしここにきて問題が生じた。ピックガードの“浮き“だ。購入後2カ月ほどで、温度も湿度も安定した環境で保管しているのだが、セミハードケースで保管していることが関係しているのかどうか、フロントピックアップの低音弦側のPGが、大きく動き、数ミリ浮いてしまっている。これではまともな音がするわけがない。さて、困った。

FGをヒートガンであぶってみようか、別のものに取り換えてみようか、などとも考えたのだが、これは新品の楽器だ。Customer Supportというものがあるではないか。しかも私にしては珍しく、値引きを要求せずに購入した楽器なので、多少の面倒を見てもらってもいいのではないか。それでFenderに連絡してみた。気のいい中年男性が何度か相手をしてくれ、必要な情報に加えて楽器の写真を送った。すると先方がいろいろと探して、Fender Genuine PartsであるとっととPGをおくってくださった、素晴らしい。万が一ねじ穴が合わなければさらに対応してくださるとのこと。なかなか素晴らしいSupportではないか!これで十分満足だ。

現在この楽器を、自分でアセンブルしたChamp改アンプや、Fender Blues Juniorなどを通して楽しんでいるのだが、意外とトレブリーな音が出力されるのでちょっと驚いている。しかしFenderの楽器を Fenderのアンプ鳴らすのは、どうしようもなく安定した、なんとも素晴らしい音がするものだ。満足だ。

Stratは誰でも知っている定番楽器なので、これまで無意識に避けてきたのだが、やはりLeoは本当に天才なのかもしれない。ミドルPUがピッキングの邪魔になることにさえ慣れてしまえば、思うままに弾くことができる。とくにフロントPUの音は私にとってはひとつの理想であり、Jazzにも使えると思われる。はやくStratをかっておけば、楽器めぐりをするようなことはなかったのかもしれない。クルマだって楽器だって同じだけれど、定番の持つ力、というのはやはりすごいもので、バカにするものではないな、と感じ入っている次第だ。今後は定番商品を避けることなくやっていこう。

その後、ネック裏の、ありえないような場所にごくわずかな打痕を見つけてしまった。購入時は気付かなかったようだ。これを根拠に値引きの交渉ができなかったことが悔やまれる。製造過程でついた傷ではない。製造会社は随分気を遣って楽器を造っている筈なのに、販売店はどうしてこうなのだろう。店頭品であれば客が手にするので仕方がないとは思う。でも在庫品で傷って、、、。不良品が混じるのを防ぐために、どの店でも必ず検品をするそうなのだが、その時に傷が付くのだろう。人間に完璧を求めるのは愚かなことだと思う。しかしちょっとこれは残念でした。しばらく弾きこめば、他にも傷がついて気にならなくなるだろうから大切にどんどん弾いていきたい。

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